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娘の合格と父の死


約2週間ぶりのnoteです。
いやー、久しぶりすぎて、何から書こう?

まず、これは外せないだろうな。父が亡くなりました。えぇ、しばらく更新できなかったのもこのためです。いま、少々腑抜けております。


以下、ちょいとネガティブでリアルなお話が混じります。苦手な方はどうぞここでお帰りください。


わたしね、中山美穂さんが大好きだったんです。だから、昨年の訃報はとてもショックでした。ミポリンはわたしにとって永遠のアイドル。そんな彼女の最期が、「入浴中の不慮の事故」だなんて。まさかのまさかで、めちゃくちゃ悲しくて悔しかった。

とはいえ。いくら大好きな人でも、やはりそれは“ニュース”なんですよ。テレビやネットのどこかで聞く話で、自分の身に降りかかってくるなんて思いもしなかった。ミポリン同様、父も浴槽で見つかりました。


スマホに電話をかけたら、電源が切れていたんです。着信やLINEのメッセージに気づかないことはしょっちゅうあったけども、電源が切れてるってことが気になって。福岡から実家のある神戸へ向かいました。

正直、この時点でどこか予感があって。新幹線に揺られていた2時間半は、じっと覚悟を決める時間でもありました。家の前に着くと、浴室の電気がついているのがわかって、さらに覚悟をしろと言われたようでした。

おそるおそる鍵を開けると、チェーンがかかっており、中に入れませんでした。呼びかけても何の返事もありません。家族に相談して、警察と救急に連絡。まずは消防のレスキュー隊がやってきて、チェーンを外してくれました。

身内だから当たり前なんですが、開錠して、わたしが一番に家に入らないといけないんですね。そりゃそーか。危険が迫っている場所ならともかく、わたしの実家だもの。ここまでぐっと覚悟をしてきたつもりだけど、実際に家に入るのは、めちゃくちゃ怖かったです。

脱衣所にスリッパが丁寧に並べて置いてあるのを見て、咄嗟にレスキューの方に委ねてしまいました。「たぶんこちらです……」

彼らがお風呂場の中を確認してくれて、「もう救命できる状態ではありません」との宣告を受けました。結局、わたしは父のことを最後まで見ることができなかった。ドアの隙間からチラッと後頭部を確認しただけでした。

なんていうのかな。亡くなった悲しみよりも、すぐに見つけてあげられなかったことが本当に申し訳なくて。誰にも気づかれず、誰にも寄り添われず、一人でひっそりと。しかも数日放置してしまっただなんて、もう・・・。申し訳なさ過ぎて、直視できんかった。

その二日後、検案が終わって大学病院までお迎えに行ったときに、初めて顔を見ました。想像していたよりは全然綺麗だったけど、目の周りに痣があったりして。わたしが発した第一声は「ごめんね」でした。そこから涙が止まらなくなった。めちゃくちゃつらかったけど、いつかは受け止めなくてはいけないことやもんね。

その後、葬儀やら諸手続きやらでバタバタしておりましたが、今週から仕事に復帰して少しずつ日常を取り戻しつつあります。

もう少し早く気づいていれば。もう少し早く福岡に呼び寄せていたら。後悔はいまでも消えることはなく、少々腑抜けてしまう瞬間もあるのですが、意外と元気にしています。どうぞご心配なく。


別れがあれば、出会いもある。
ということで、娘が無事に志望校に合格しました。いやー、よかったよかった。

実は、娘の受験日に父のスマホの電源が切れていることに気づいたのです。数日間、受験でバタバタしていたので、終わってからゆっくり電話しようと思っていたのですが、こんなことになり叶いませんでした。

けれど、もし受験日よりも先に気づいていたら。娘も動揺して試験どころじゃなかったかもしれない。ひょっとしたら、父はこの日まで待ってくれていたんじゃないか?って思ってしまうのは、ただの言い訳かな。わたしが都合よく現実を作り上げたいだけかもね。


桜の季節はすぐそこに。



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桜井 花 応援ありがとうございます!これからも心を込めて、書いていきます!