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1歳の娘を膝に乗せ、本物のミュージカルを見せ続けた日

『ウィキッド』が教えてくれる、人生を不可逆的に変える出会い(For Good)

教育プライベートバンク、ボーディングスクール・海外進学の個別指導ファームのTestnation Founder & CEOの原田です

暗闇のスクリーンを見つめながら、ハートがぶるぶると震え、密かに涙が流れる。

週末、9歳になる娘と六本木ヒルズへ。 1年間待ち焦がれた映画『ウィキッド 永遠の約束』を観るためです。

昨年、『ウィキッド(第一部)』や『国宝』など、過去10年のベストと呼べる凄まじい作品に出会いました。しかし、今回の完結編は、その期待をさらに軽々と飛び越えていく、映像と音楽の圧倒的な映画体験でした。

エルファバとグリンダ。 正反対の二人が魂をぶつけ合い、心の機微を歌い上げるパフォーマンス。 隣に座る娘も、食い入るようにスクリーンを見つめていました。


1歳の膝の上。「ドラえもん」世代の私と、ブロードウェイを観る娘

私と娘の人生には、常にミュージカルがありました。

彼女がまだ1歳。言葉すらまともに話せない頃から、私はASIJ(アメリカンスクール・イン・ジャパン)のスプリングミュージカルに連れて行き、自分の膝の上で鑑賞させていました。

私自身が小学3年生だった頃を思い返せば、映画といえば『ドラえもん』やアニメの夏休み興行ばかりでした。初めて劇場で実写の洋画を観たのは、中学1年生の時の『ウォーターワールド』です。 それを思えば、2時間を超える複雑な人間ドラマと英語の楽曲を、9歳の娘が一度も飽きることなく食い入るように見つめている姿には、親ながら感心させられます。

未就学児が本物のミュージカルを観られる機会は、日本には絶望的なほどありません。 それでも、私は彼女に「本物の熱量」を生で浴びせたかった。1歳から浴びせ続けたその熱量は、確実に彼女の中に積み重なっているのではないかなとおもいます。

それから、劇団四季の「アナと雪の女王」や昨年の「クリスマス・ワンダーランド」など一緒に鑑賞しました。いつかブロードウェイで本場のミュージカルを鑑賞するのが夢です。

トップエリート家庭から学んだ「親の在り方」

私がなぜ、そこまでして「アートや自己表現」の機会を与え、父親として子供とできるかぎり全力で向き合うのか。 それは決して、私が最初から完璧な教育論を持っていたわけではありません

Testnationという教育プライベートバンクを通じて出会ってきた、数多くの素晴らしい子供たちと、そのご家族(親御さん)からインスパイアされたものなのです。

大手企業の激務の合間を縫って、泥だらけになって子供と遊ぶ経営者のパパ。 「母乳をあげる以外はすべてやってきた」と胸を張るご主人を持つお母様。 娘が高校生になっても、一緒にゴルフや旅行を心から楽しめる親子関係。

まだ私自身に子供が生まれる前から、仕事を通じてそんな「本物の愛にあふれた家庭」のリアルな姿を特等席で見せてもらってきました。 だからこそ、「自分が父親になったら、こうありたい」という明確なイメージ(羅針盤)が、私の中にはすでにあったのです。

子供にとって最高の教育環境とは、単に高額な塾へ行かせることではありません。 親自身が人生を楽しみ、文化や芸術を愛し、その熱量を子供と共有する「時間の質」にある。 お客様である彼らが、その背中で私に教えてくれたのです。

感動を「消費」で終わらせない

帰宅後の娘の行動にも、ハッとさせられました。

彼女はグッズ売り場で買ったネイルシールを取り出すと、ビニールグローブをつけ、自らUVレジン液を引っ張り出し、映画の世界観を閉じ込めた「オリジナルのキーホルダー」を夢中で作り始めました。

何を作っているかはできたあとで見せたかったようで、途中で見に来ると追っ払われました笑

素晴らしい作品を、ただ「観て楽しかった」と消費して終わるのではなく。 受け取った感動を、自分なりの解釈で創造(アウトプット)に変換する。

なぜ、私がそこまでして娘に「アートや自己表現」の機会を与えるのか。 それは、私の単なる趣味や情操教育ではありません。 私が最前線で見てきた「世界のエリート教育の真実」がそこにあるからです

偏差値では測れない「心の解像度」

現在、私たちはニューヨークの高校でミュージカルを専攻している生徒の大学進学サポートを担当しています。そのサポートを通じ、ブロードウェイの第一線で活躍する現役俳優たちともネットワークを築いてきました。

「進学塾なのに、なぜミュージカル専攻の生徒を?」

そう不思議に思われるかもしれません。 しかし、欧米のトップボーディングスクールや海外名門大学が、血眼になって探している才能とは何でしょうか。

それは、ペーパーテストで満点を取る「情報処理能力」だけではありません。 「他者の複雑な痛みを想像し、それを自分の身体や言葉で表現できる力(Emotional Intelligence)」です。

正解のないAI時代。知識のストックはもはや武器にならない。 人間にしか生み出せない「心の機微の解像度」こそが、究極のリベラルアーツであり、世界で生き抜くための最強の生存戦略なのです。

"For Good" ──あなたに出会って、私は「永遠に」変わってしまった

映画『ウィキッド』の中で、私が最も愛する曲。 二人の魔女が互いへの想いを歌う名曲、"For Good"です。

"Because I knew you, I have been changed for good." (あなたに出会ったから、私は永遠に変わることができた)

育った環境も、価値観も全く違う二人。激しく衝突し、傷つけ合いながらも、互いの本質に触れ、人生の軌道が不可逆的に変わっていく。

この曲が流れた瞬間、劇場のシートで私の脳裏に浮かんだのは、Testnationで学ぶ生徒たちの顔でした。

私たちがやっている仕事の本質は、まさにこの「For Good(永遠の変容)」をプロデュースすることです。

SSATのスコアを上げること。TOEFLで高得点を取ること。 それは当たり前の「基礎工事」に過ぎません。

私たちが本当に提供したいのは、強烈な個性と知性を持ったメンター(アカデミック・アーキテクト™)との「出会いの衝撃」です。

「この先生に出会ったから、学ぶことの意味が根本から変わった」
「自分の奥底にあったパッションに、初めて名前をつけてもらえた」

生徒の思考OSを破壊し、再構築し、人生の軌道を"For Good"に変えてしまうこと。 それこそが、私たちが「教育プライベートバンク」として存在する唯一の理由です。

今週末、机から離れて「心を震わせる」場所へ

もしお子様が、本気で海外ボーディングスクールトップ校を目指しているのなら。 今週末は、机に向かって単語帳をめくる手を、少しだけ休めさせてあげてください。

そして、一緒に劇場へ行き、最高のエンターテインメントに触れ、心を震わせてください。

そこで流した涙や、帰りの車内で語り合った心の機微、そして持ち帰った感動を何かの形にする経験は、いつか世界を舞台に戦う日、誰も真似できない最も美しいエッセイの種として花開くはずです。

Testnationは、人生を変える出会いを設計する、アカデミック・アーキテクト™です。

さあ、あなたも「For Good」な変化への第一歩を踏み出しませんか?