99%の人がやっている“間違った復習法”とは?「忘却曲線」に勝つ4つの習慣とは?
▶記憶力は「ギフト」かそれとも「スキル」か?
お子さんが一生懸命勉強しているのに、なかなか目に見えるかたちで成績に結びつかない…そんなお悩みはありませんか?もしそうなら、その原因は「記憶の定着」にあるかもしれません。
Testnationには、これまで何百人もの生徒さんが海外留学・試験の得点アップのためにプライベートレッスンを受けに来てくれました。そこで私たちが気づいたのは、英語がなかなか上達しないお子さんの多くは、記憶の定着率が低い、つまり「記憶術」が確立されていないということです。これは英語だけでなく、他の科目にも共通して言えることです。
▶「単語力が・・・」この言葉を何カ月も、何日も言い続けていませんか?
このまま、一生、言い続けるつもりですか?
目で見たものをまるで写真のように、精密に、詳細に思い出すことができる記憶能力がギフトだとすれば、記憶術はスキルで、子どもでも大人でも脳を成長させられます。
▶なぜ、覚えたはずなのに忘れてしまうのか?
「昨日覚えたはずなのに、もう忘れてる…」
お子さんが、あるいは保護者の皆さんも、こんな経験があるのではないでしょうか。実はこれ、ごく自然なことなんです。人間の脳には「忘却曲線」というものがあり、覚えた知識は、生死に関わったり、自分の興味のある場合をのぞいて、時間とともに"必ず"忘れていくようにできています。
つまり、「記憶する」とは、人間の本能に抗う行為を指し、飽き性で怠け者のわたしたちの脳には不向きです。
「一度覚えたら大丈夫」そう信じたくなりますよね。
でも、わかってますよね?
残念ながらそうではありません。この「忘却曲線」をきちんと理解している人ほど、自分の記憶力を過信せず、適切な対策をとっています。
「人の脳は、新しく得た情報の50%以上を24時間以内に忘れるというものです」
これは有名なドイツの心理学者エビングハウスが提唱した理論です。
しかし、これは“能力の差”ではなく、正しいスキルを身に着けているかどうか、いわゆる“定着の仕方”の問題です。
適切なタイミングでの復習や脳の特性に沿った記憶法を取り入れることで、記憶の定着率は大きく向上します。
お子さまの学びを「短期記憶」で終わらせず、「生きた知識」として定着させるには、戦略的な復習設計と記憶の質を高める学習環境が鍵になります。
▶記憶を定着させるための「当たり前だけど大切なこと」
-「忘れた」前提で復習する
当たり前すぎて拍子抜けするかもしれませんが、やはり「復習」は脳の仕組みにとって圧倒的に大事です。
そして、もう一つ大切なのは、「覚えた」と思わないこと。
「まだ覚えていない」と思い続けるからこそ、自分を復習へと向かわせることができます。不安をうまく活用してみましょう。覚えていない自分にがっかりするのをやめて、もっと自分に優しくなりませんか?
脳科学的にも、覚えたいことは「その日のうちに何度も復習する」のが鉄則です。
もちろん、次の日には忘れているかもしれません。でも、「どこかで見たことある」という「小さな接点」があるだけで、そこから覚えたい知識との親密度がどんどん上がっていきます。この小さな接点が、記憶の土台を強くするんです。
-「アウトプット」を恐れない
復習だけでは、残念ながら知識は完璧には覚えられません。もう一つ、とても大切なアクションがあります。それが「アウトプット」です。
皆さんは、覚えた知識がどれくらい定着しているかを、テスト当日まで確認しない、なんてことはありませんか?
それは正直、もったいない、というか、裸で戦場に行くようなものです。
「あれ?覚えてるはずなのに、出てこない…」
この「気づき」を、テスト本番の前にたくさん持つことが重要なんです。試験前なら、まだ間に合いますよね。

使いたいときに、使いたい分量の知識がスラスラと自由に頭の中から取り出せる状態。つまり、基礎問題でも、応用問題でも、記述問題でも、選択問題でも、体が勝手に反応してしまうくらい、アウトプットの練習をしておく必要があります。
人はインプットしている間は、そこまでストレスを感じません。
これは、自分の実力を試されない、からです。
でも、いざアウトプットを試されると、自分がどれだけ覚えていないかを目の当たりにするのが怖い。だから、アウトプットを避けがちなんです。
しかし、この「怖い」と感じる気持ちを乗り越えて、積極的にアウトプットすることが、記憶を確かなものにする一番の近道です。
▶記憶力アップのヒント:好きになる、役に立つと信じる
人間は、次のような4種類のことは自然と覚えています。
生死にかかわること
興味があること
好きなもの
過去に見聞きしたことあるもの
だから、お子さんに覚えさせたいことも、まずは「好き」になってみることです。
どうせやらないければいけないのであれば、楽しくやりたい。
「この知識は、自分の将来に必ず役に立つ!」と強く信じ込ませることも、記憶の定着を大いに助けます。
まとめ
お子さんの勉強の成果を最大限に引き出すためには、「忘却曲線」を理解し、「復習」と「アウトプット」のサイクルを徹底することが何よりも重要です。
子どもたちの「わかった」が、やがて「できた」になる。その一歩一歩を、Testnationが一緒に歩んでいます。
Testnationは、海外子女・帰国子女のグローバルな学びの“最短距離”をともに描きます。
もし、お子さんの学習方法で気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
お子さん一人ひとりに合った記憶術を一緒に見つけ、目標達成をサポートさせていただきます。
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