知性と社会性を備えたプロのお仕事 堀間善憲さんとハベレオ通信さん 素敵なnoterさんに感謝を込めて③
高校一年の二学期に、突然やってきた部活の先輩。一年間の公的なアメリカ留学を終えて帰国したといいます。高身長でハンサムな彼は、母親と二人暮らしでした。
日本の大学に進むけれど、仕事はすぐにでもアメリカに赴任できるところを選ぶ、そしてリタイアしたら宮崎に帰って母親と暮らすと、将来設計を話してくれました。まだ高校生なのに生涯を設計している、そのクールさに腰が引けました。
かっこいいなぁ。何だか日々のことで、ああでもないこうでもないとぐずぐず考えてばかりのぼくから見ると、理知的理性的な憧れの先輩でしたが、この人のようにはなれないと思いました。すごくモテるのに、それとは違う方向を見ている彼が素敵でした。
彼は第一志望の大学には入れませんでした。でも、高校生の時に設計した通り、就職して2年目からサン・フランシスコに在住し、長くその地で暮らし、今は宮崎に帰って暮らしています。数年前は、母親を紅葉狩りに連れて行っている写真を見ました。
あこがれで身悶えしてしまう存在なんだけど、自分にそんな人生を送れるわけがないと最初から思っていました。
今日、ご紹介させていただくお二人は、ぼくにとってそんな存在です。さすがにもう身悶えはしないけれど。
まずは、
堀間善憲さんです。
どうしてこの方のnoteにたどり着いたのか、よく覚えていません。それは、深沢七郎さんの最後のインタビューでした。
まず、すっごい得した感じでした。深沢七郎のどこにも出ていない言葉がここに~っと。読んでいくと、深沢七郎だけではなく、日本文学の綺羅星たちの肉声が随所に織り込まれています。
情報だけではありません。その文章も素敵です。あーっ。プロの編集者のお仕事を惜しげもなく、と。仕事で鍛えられた文章とは、こういうものですよね。勉強させてもらっています、身にはつきませんが(苦笑)。整った文章が身体化され、自然に綴られている。ため息です。
雑誌を読む楽しみの一つは、編集後記です。すぐれた雑誌のその時代には、必ず魅力的な編集後記があります。そんな編集後記を毎回読ませていただいている、そんな感じです。
クラシックについては全くの門外漢ですが、文学や映画に関しては時折、既読や既鑑賞のものも出てきます。その際の読みの方向性とそこから他作品への繋がりの発見はスペクタクルです。自分の読みではないのに、妙にカタルシスを感じます。あーっ。
その引き出しの多さももちろんですが、それぞれに対する読みの深さにも感動させられます。うわっ、カッコいい! それは高校生の時、留学帰りの先輩に感じた格好良さでした。
いつもありがとうございます。ただで読ませてもらえる文章ではないと思いつつ、ただで読ませてもらっています。申し訳ない。
これからも感じ、考える愉しさを伝えてください。
もうお一方は、
ハベレオ通信さん。
たぶんハベレオ通信さんの記事は、宮崎情報でお薦めされたのだと記憶しています。最初は、話があっちに飛び、こっちに飛びする方だなぁという印象でした。定まれよぉ、落ち着かないなぁ、と。
ところが、ですね。それがハベレオ通信さんの手口でした。そうやって油断させたところで、まぁ突っ込んでくる、突っ込んでくる。日ごろ、あまり縁のない公衆衛生についてのあれやこれやが、ど・どーん、どん・どーんとやってくるわけです。
私はここ数年、高校の出口係をやっているわけですが、そこには医師志望の生徒が一クラス弱ほどいます。彼らには、漏れなく「小論文+面接」というやっかいな代物がついてきます。
ぼくはこれまで「医学部受験生に医療知識は必要ない。それは大学に入って学ぶものだろー!」と思っていました。でも、そうでもないかなと。高校生は、まだ医療と関係のない人です。でもでも、考えてみたらそもそも医療と関係ない人っているのかな? ぼくは教育関係者で、医療関係者ではありません。でも医療関係の記事や情報は、人並みにチェックします。なぜならぼくは、患者というもう一つ広い意味での医療関係者(普通はそんな意味には使いませんが)でもあるからです。インフォームド・コンセントやEBMとかの言葉は知っているわけです。
であるならば高校生にも、医師志望者としてではなく、普通に生きている一人の人としての医療知識はあっても当然かもしれない、と考えるようになりました。
ハベレオ通信さんの記事は、そんな医学部進学を志す生徒にぴったりなのですよ。もちろん彼らを指導する私のような教育関係者にも。
ここにはよく医学生に向けた記事も出てきます。それなんか特に。
ハベレオ通信さんは、公衆衛生の関係者だけでなく、医大生も意識した記事を書いていらっしゃいます。しかし、それは医者を志す高校生にも届いています! なんなら、ぼくが紹介しています!!
ぼくは、ときおり挟まれる宮崎ネタのファンですが、公衆衛生ネタの時には、生徒の混ざって学ばせていただいています。
ハベレオ通信さん、いつもありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。
今日はお二人の先生noterさんを、紹介させていただきました。
プロの知見を惜しげもなく公開してくださるお二人に、感謝しています。
ありがとうございます。
素敵なnoterさんシリーズ最新作はこちらです。どうぞご覧ください。
