【自然農Part6】虫対策どうする!?自然農法の虫は敵ではなく“自然からのメッセージ”
こんにちは、自然農法家のてっちゃんです☀️
今回は、農業では切っても切り離せない"虫"について。
自然農法を実践すると、かならずぶつかる壁が「虫」の存在です。葉を食べられたり、根をかじられたり…。
けれど、自然農法では、実は虫は自然からのサインであり、土や作物の状態を教えてくれる“先生”でもあります。
ここでは自然農法における虫の考え方と、具体的な付き合い方をご紹介します。
1. 虫が発生するのには必ず理由がある
自然農法の考え方では、「偶然の害虫発生」はありません。植物自身が弱っていたり、自然環境のバランスが崩れていたりと、理由は様々です。
肥料が多すぎて作物のバランスが崩れている
同じ作物を植え続けて土が疲弊している
周囲に天敵が住みにくい環境になっている
水や風、強すぎる日差しなどで植物が弱っている
土と中や地上の環境のバランスが偏っている
虫害と言っても、見方を変えると虫は「この環境は偏っているよ」というサインを出してくれているのです。
2. 発生理由を考える癖をつけよう

虫を見つけたら、ただ駆除するのではなく「なぜここにいるのか?」を考えることが大切です。
よく聞く話では「虫が発生した野菜は、他の野菜より肥料を多くあげたところだった」という話です。
自分がしたことを振り返ったてみたり、植物を観察すると心当たりが見つかることが多いです。
アブラムシが多い=窒素過多で柔らかい芽が出ている
コナガが多い=アブラナ科ばかりで多様性がなく偏っている
ネキリムシが出る=土が裸で草がなさすぎて天敵もいない
👉 原因を突き止めれば、薬を使わなくても環境を変えることで解決につながります。
3. 自然農法では虫は“味方”である
「葉を食べられたら失敗」と思いがちですが、自然農法では逆です。
虫が来ることで“弱い株”を見分けられる
虫が集まることで“天敵”も呼び込まれる
葉を少し食べられても、株全体はむしろ強くなることも
👉 虫は畑を健全に保つための調整役。一般的な農法とは考え方が真逆で、無農薬で育てる自然農法では、欠かせないパートナーなのです。
4. 自然農での虫対策(虫との付き合い方)

それでも「野菜の全滅」は避けたいもの。自然農では“虫と共生する工夫”を取り入れます。
対処法① 害虫の天敵が住みやすい環境を作る
草を一部残して、カエルやクモなどの捕食者が住める場所をつくる
雑草や花を畝間に残すことで、テントウムシがやって来る
裸地をなくすことで、微生物や虫、トカゲ等の循環が戻る
👉 「虫が住みにくい畑」ではなく「多様な生き物が暮らす畑」に変えるのが基本です。
対処法② コンパニオンプランツを植える
トマト+マリーゴールド=マリーゴールドが線虫を遠ざけ抑制
キャベツ+ネギ=ネギの成分がアブラナ科害虫を減らす
ニンジン+玉ねぎ=互いに虫を遠ざけ合う
👉 隣に植えるだけで「虫を寄せつけにくい環境」を自然につくることができます。
5. まとめ
虫は「土や作物の状態を知らせるサイン」
発生理由を探ることが、本当の虫対策
自然農法では「虫は味方」。天敵や植物とのつながりでバランスを取る
コンパニオンプランツや生息環境を工夫することで、被害はぐっと減る
虫との共生は、自然農法の醍醐味のひとつ。敵を減らすのではなく「仲間を増やす」視点で畑を見れば、毎日の栽培がぐっと楽しくなります。
次は「雑草の管理方法」についてです。
では、たまね!
