初心者にも分かりやすいサッカー解説 日本代表 予備知識編
こんにちは。
関東の片田舎出身のサッカーファン、てつです。
ついに2026年ワールドカップ(W杯)が迫ってきましたね!!
Jリーグ、海外問わず、サッカーファン達の熱量が日に日に増していくのを感じています。
でも世間ではあんまり知られていない…?
さっき中学の頃通ってた塾の先生と会ったんですけど、「来月W杯ですね!!」と言うと、「そうなの?」みたいな反応をされました。
そうだよ!!!!!!!!
でも実際には、サッカーについて知らないとW杯と言われても中々ピンとこないと思います。
そんな人たちでもわかりやすいように、サッカー日本代表、そしてW杯について書いていきたいと思います。暇なときに読んでみてください。
Part.1 日本代表 予備知識編
ということで、今回は日本代表についてクドくない程度に紹介してみます。
①選手選考について
W杯では各国のサッカー選手の中から代表選手として26人が選ばれ、しのぎを削っていきます。
しかし、その26人というのはいつも同じではありません。
自分が所属するクラブチームでの調子や、怪我、戦術やフォーメーション(試合中の選手の配置)によって、その都度選ばれる選手を監督やスタッフが話し合い、決めていきます。
今回のW杯で戦う日本代表のメンバーは5月15日に発表されました。くわしくはこちらを参照してみてください↓↓↓
W杯にはそもそも「W杯に出るための予選」というものが各地域(アジア、北中米、ヨーロッパなど)で行われます。
そこを勝ち抜いた国が今回のW杯に出場してくるわけですね。
もちろん先程の話のように、その試合の度に招集されるメンバーも異なってくるわけです。
つまり、どういうことが起こるのか。
予選で散々活躍したのに、W杯のメンバーには選ばれませんでした!!
こんな選手が出てきてしまうのです。
(知ってる人に話す話だと、1998年フランスW杯の際の三浦知良選手(キング・カズ)の例がありますね。)
まずそこにドラマがありますよね。
もちろん調子や実力で選ばれないこともありますが、何よりやるせないのが怪我です。
今回のW杯でも、圧倒的な主力なのにもかかわらず、怪我によって涙を呑んだ選手たちがいます。
南野 拓実選手

三笘 薫選手

三笘選手に関しては、メンバー発表直前の5月9日の試合でハムストリング損傷という怪我を負ってしまい、無念の招集外となってしまいました。
(彼の背番号7を幼馴染である田中碧選手が受け継ぐという激アツ話があるのですが、それはまた後ほど…)
彼ら二人が出場できないことは、日本にとって正直大打撃です。でも、彼らの思いを背負って選ばれた選手たちは必ず戦ってくれます。彼らの分まで、全力でぶつかってきてほしいです。
②フォーメーションと簡単な戦術
大前提として、サッカーは戦術を知らなくても楽しめます!!
「あの選手やば!」「シュートすご!」「日本代表頑張れー!!」
これでいいんです。僕も7年サッカー観てますが、テンションはこんな感じです。
でも、選手たちが何を考えてサッカーしてるのか、ちょっと気になりませんか?笑
「こういう意図があるのか!」という知識が少しでもあると、より試合が楽しめるかもしれません!
(※僕も別に戦術に詳しいわけではないので、本当に触りの解説にはなります。)
フォーメーションについて
日本代表のフォーメーションは基本的に
3-4-2-1
になります。

フォーメーションは試合中に変化することがあるため、他にも4-3-3や4-2-3-1(アオアシなどでも出てくる、スタンダードな形のフォーメーション)などもあります。
日本代表が採用している3-4-2-1で大事なところ、それは…
ウイングバック
です!!!
あの画像で言う、鈴木、伊東の両サイドですね。
なぜ大事なのかというと、そのサイドの「攻撃」も「守備」も、両方しなければいけないポジションだからです。
勉強に例えると、文系教科も理系教科も高い合格点をオールウェイズ出していかなければならないといった感じです。うわ、聞いただけで大変そう…。
非常に体力が必要なポジションなことは伝わるかなと思います。その上、攻守の判断を誤ると、一瞬で穴を作ってしまい、相手にここぞとばかりに攻められてしまいます。
では、なんでそんなリスクの高いポジションがあるフォーメーションを採用しているのか。それには日本代表が採用している
「戦術」
が関係しています。
その名前は…
ハイプレス
です。
簡単に言うと、相手がボールを持っている時に、積極的に奪いにいき、マイボールにしていこうとする戦術です。
ディフェンダー、ミッドフィールダー、フォワードとポジションが決まっているサッカーですが、このハイプレス戦術に関しては、攻める役割のはずのフォワードも、相手からボールを奪おうと前線からプレッシャーをかけていくといったスタイルを取ります。
その戦術を行う利点として、相手の陣形が整う前にミスを誘い、ゴールに近い位置から速攻できるというものがあります。
ディフェンダーから前線へと繋ぐという過程を無視できるため、非常にコスパが良いですよね。
では、先程言ったウイングバックがハイプレス戦術によってどのように活きるのか。
それは、前線から相手にプレッシャーをかける時です。相手のディフェンダーがサッカーではオーソドックスな形である、4人の場合を考えてみてください。

前線の上田、中村、久保が相手にプレッシャーをかけるのはもちろん、左ウイングバックの鈴木、右ウイングバックの伊東もプレッシャーをかけるとします。
相手のディフェンダーは4人。
一方こちらは5人。
人数的に有利ですよね?
これが狙いです。この局所的な人数有利を活かして日本は前線で相手からボールを奪おうと、常にチャンスを伺っているわけです。
この狙いが見事にハマり、2022年のW杯、vsスペイン戦では実際に点を取っています。
リンク貼っとくので実際に観てみてください↓↓↓
日本代表がウイングバックというリスキーなポジションを含む、3-2-4-1というフォーメーションを採用する理由は、ここにあるのです。
でも、よく考えてみてください。
フィールド内はあくまで11人vs11人。
相手ディフェンダーは4人。プレッシャーをかける我が軍の選手は5人。
となると、ボールが無い場所では、(キーパーを除いて)逆に5人vs6人となっているわけです。
つまり、日本の前線からのプレッシャーをかわされてしまうと、逆に相手のチャンスになってしまうということです。
そして相手もバカではありません。プレッシャーの回避するために様々な工夫をしてきます。
その工夫すらも破壊するために、必要なこと、それは
意識の統一
です。
ここではプレッシャーをかける。この場面は無理に行かない。選手同士の意識が少しでもズレると、そのズレが穴を生み出し、相手のチャンスに繋がってしまうのです。
この戦術、日本人にはかなりマッチした戦術だなと個人的には感じています。
日本人ってサボりにくい国民性のようなものがあるじゃないですか。真面目で目標に向かって努力していく姿は、日本人の理想像として十分想像できると思います。
このハイプレス戦術、「サボり」があるだけで、綻びができてしまい、相手に攻められまくるんです。
その上、戦術的な理解度も高くないと、ズレを生みやすい。
代表というものは、説明したとおりその都度メンバーが変わります。選手同士が毎日のように意思疎通しながら練習できるわけではない。
だから、集まった時の短い時間でリスキーな戦術を落とし込まなければいけない。
もう言わなくてもわかりますよね?笑
真面目で目標に向かって努力でき、決してサボらないという国民性が、高度でリスキーな戦術を代表という変化の多い環境で表現することを可能としているのです。
実際にこの戦術が噛み合ったことにより、近年の日本代表は、スペインやドイツ、ブラジル、イングランドなどのサッカー大国を撃破するという快挙も成し遂げてきました。
もちろん、まだまだ個々の能力では日本代表の選手たちはそれらの国の選手たちに劣ります。
それは本人たちも感じていることです。だからこそ、戦術面、さらには意識面という本当に小さな部分で差をつけて、油断した大国を喰ってやろうというわけです!
まとめ
選手選考と戦術面を書くだけでこんなに長くなってしまいました。
自分なりに、初心者にも分かりやすく、読みやすく(?)書いてみたつもりです。読みづらかったらすみません。
自己満記事にもかかわらず、ここまで読んでくださった方、本当にお疲れ様です。そしてありがとうございます。
Part.2では、もっとライトに注目選手を書いてみようと思うので、ぜひ読んでくださると嬉しいです。
それでは、また!
あとがき
意味がわかる人だけ読めば大丈夫です。
アオアシのアシトがやっていたダイアゴナルラン、日本代表の試合ではあまり見れませんが、日本代表と同じ3-4-2-1というフォーメーションを採用しているドイツのレヴァークーゼンというチームでは、左ウイングバックのグリマルド選手(スペイン代表)が左から真ん中≫右まで駆け上がり、背後から現れた右ウイングバックにボールを渡し、ゴールを決めるという場面を何度か見たことがあります。
僕もそのゴールを見たときは「アオアシだ!!」と熱い気持ちになりました。
実際のゴールシーンを載せておくので、時間ある時にぜひ見てみてください。(該当シーン 2:10〜 正面にいる青いユニフォームの20番の選手がグリマルド)
