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花咲く港町ルレオの短い夏〜スウェーデン🇸🇪 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #26-2

【Day87:  ルーレオ】
バスに乗り継ぎ辿り着いたスウェーデンの港町ルーレオ。素朴で静かな北の街に集まるバカンス客たちにびっくり!

🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓

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##人もまばらな静かな街

フィンランドとの国境から一番近い鉄道駅がある、スウェーデンの港町ルーレオまでバスでやってきた。

バスからの車窓ものどかだったが、バスターミナル周辺も、パラパラと人が歩いているくらいで、とにかく広々とのんびりした雰囲気が漂っている。

バスターミナル周辺
街の中心にやたらと広々した緑のエリアが広がる

人がほとんど歩いていないのだが、寂しい雰囲気は全くなく、あちこちに咲き乱れる花々と、青々とした緑のおかげで、この街にとって今が一番いい季節なんだろうな、と容易に想像できる。

美しく手入れされた花壇に、可愛らしい街角アートが飾られていて、ゆったり心地よい雰囲気が漂う素敵な町だ。

ホテルまでの道すがら、あちこちにアートが
カラフルで可愛い

冬は雪で覆われるであろう地面も、この季節は花々や緑でカラフルに彩られている。
この季節を楽しむためだけに用意されたものなのかと思うと、この地域の人々にとって、夏の貴重さは計り知れない。

##オーロラ観光の拠点

明日はここから鉄道に乗るため、ひとまず駅前のホテルにチェックイン。

向こうのほうに高層ビルが建ち並んでいるのが不思議


ビジネスホテルチェーンながら、館内の貼り紙などを見ると冬はオーロラツアーの拠点にもなっていそうな雰囲気だ。

車ですぐの場所には、世界遺産にもなっている古い街並み『ガンメルスタードの教会街』もあるそうで、当時の私は知らなかったが、オーロラとセットで観光に訪れる人も多いらしい。

ルーレア周辺地図
氷河に削られた跡が一段と顕著な地形

夏真っ盛りのこの街を見ていると真冬の様子がまったく想像できないが、昨夜から結構北上して来たことを考えると、今夜は何時に暗くなるのかならないのか、白夜体験にワクワクする。

夜が長そうなこの時期、まずは夜行列車明けで疲れているので昼寝することにした。

##バカンス客が集結する街

少し昼寝してすっきりしたので、夜ごはんを物色しに街に繰り出す。

鉄道駅やバスターミナル近くはほとんど人がおらずシーンとしていたのだが、街の中心部に出た途端、意外なほど人通りが多くてなんだか歩行者天国みたいになっている。

金夜とは言え、休日でもないのに何かお祭りでもあるのかな?という雰囲気。

街の中心部にそびえる大聖堂

教会をのぞいたりお店をのぞいたり、小さな町をウロウロしながら適当に歩いていると、水辺にぶつかる。

湖なのか海なのか分からない水辺の周囲はウッドデッキで囲まれた公園のようになっていて、バーやレストランも見えるのだが、そのウッドデッキに所狭しと夕涼みをする男女が座り込んでいる。

なんとも美しい水辺@20時
冬は水辺が全て凍るらしい
みんな何してるの!?っていうくらい
水辺に佇んでる

一体これだけの人がどこから集まってきたんだと驚くほどで、あまりにも人がいるので花火でも上がるのかな?と思うくらい。

この街にこれだけの人が住んでいるとは到底思えないので、バカンスシーズンはヨーロッパ中から人がわらわらと集まって来るのだろう。

##夜ごはん選びに悩まされる

こんな様子なので、レストランはどこも観光客でいっぱい。
お店に入るのは諦めて、スーパーで何か買って帰ろうとするのだが、何軒スーパーを覗いてもピンとくる食べ物が見当たらない

食べたいと思うものも無ければ、妥協範囲レベルのくせに高すぎて買う気が起きないのだ。

お昼を食べていないので空腹なのだが、食べたいものが見つからない…。
この苦しい状況で悩みに悩んだ末、サラダと、日本でお馴染みのカップラーメンを買った。
カップラーメンを買うのはこの旅で初めてのこと。

もちろん超高額だけど、これなら味は確かだろうし食べたいと思えるので許容範囲だ。

現地の食べ物とお酒を楽しむことをモットーに旅を続けてきたのに、旅も終盤になって敗北した気分になった。

ホテルの窓から。夜中0時半の眺め
これが白夜というやつか!


🚊次回、鉄道でさらに北上し、フィンランドの港町ナルヴィクへ。知らぬ間に北極圏に突入していた鉄子。


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。全編はこちら↓

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