南仏ラベンダー畑の風景を求めて〜フランス🇫🇷| 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #17-2
【Day57: アヴィニョン↔︎プロヴァンスの村々】
6月もまだ初旬、早すぎるかなと思いつつラベンダー名所の村々へドライブ。
🚊96日間の旅エッセイ。前回のお話はこちら↓
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##日の出リベンジからスタート
翌日は念願のラベンダーを見にプロヴァンスの小さな村々を巡る1日。
5月にバイクで向かって何も見えなかったモン•ヴァントゥーの頂上にやっぱり行きたいみたいで、早起きして向かうけれど、今回も雲の中。
朝日を見るというのはなかなか難しい。
ということで、前回に引き続きママの家に立ち寄り仮眠するところからスタート。
▼5月のモン・ヴァントゥーのお話はコチラ

完全に雲の中…
休息のあと、しばらくぶどう畑の合間を走り抜け、目の前に見えてきた丘にへばりつくような小さな村で腹ごしらえをする。
このあたりの小さな村は丘の上にある教会を中心に斜面に家々が広がるというティストが多く、どこもたまらなく可愛いが、よく似ているので区別がつかない。

モンブリュン=レ=バン

シェアを前提としない頼み方つらい(シェアしたけど)
##ラベンダーで有名な村
ランチのあとは次の村へ。
ここ”ソー”は、南仏ラベンダーと言えばよく名前が出てくる場所で、立派な望遠レンズの付いた本格的なカメラを準備して撮影する気満々の彼とともに駐車場から村の中心に入っていく。
ここはいかにもラベンダーの名所といった感じで、何軒か建つお土産物屋さんにはラベンダーの商品が並べられているが、あたりを見回しても肝心の紫色は見当たらない。

いやな予感を感じつつ、展望スポットへ行くと眼下には茶色と緑の畑が広がっている。
まさか!?と思ったらこれがラベンダー畑とのこと。
紫の花は影も形も無くて、本来どこが該当の畑なのかさえ分からないほどだった。

わざわざ南仏に戻ってきたのに!
すでに6月に入っているのに!
まだ季節が早すぎたのかー
すっかり意気消沈してテンションだだ下がり。
彼は必死に、
「まだいくつもスポットがあるから!
場所によってピークシーズンが違うし!
どこかでは見られるよ!!」
と励ましてくれて、可愛い街のあちらこちらを彩る真っ赤なバラの木や、色とりどりのお花とともに写真を撮ってくれるのだが、なにせ写真なんて撮られ慣れていないので恥ずかしくなってしまって、もうやめてーとなってしまう。


家の植木にうっすらしか開花していないラベンダーを見つけ、またもや絶望的な気分になってしまうのだった。
この時、まだ6月初旬、ちょっと高地にあるソーのあたりは6月末から7月中旬がシーズンのようなので、さすがに早すぎたようだ。

##その後もラベンダーの名所を訪ねる
場所を移動して大きなラベンダー農場が広がるエリアや、丘の上に建つ小さな城壁に囲まれた村を訪れたりしたけれど、どこもラベンダーという意味では空振り。

もうすっかり諦めがついて、小さな可愛い村やラベンダー製品専門のお店を見て楽しむことにしたが、旅の残日数も少ない中、わざわざプロヴァンスに戻ってきたわけなので、内心はやっぱりショック。
桜と一緒でベストシーズンの植物を見るのは簡単ではないということなのだろう。
プロヴァンスのラベンダーと言えばよく見かける有名スポットであるセナンク修道院を訪れた時なんかは、なんと急なゲリラ豪雨が襲ってきたので、まだ真緑のラベンダー畑をバックに2人ともフードを被ってボタボタと雨が打ち付ける傘を差して、もう笑うしかないという感じでこの悲惨な状況を写真に収めた。

このあと急なゲリラ豪雨に見舞われる☔️
プロヴァンスはダイナミックな地形が見られる場所が多く、荒々しい岩山や地殻変動の跡だとはっきり分かるほどの断崖、不思議な形をした山など車窓の景色はなかなか面白く、ドライブだけでも充分楽しい。


地学ファンにはたまらない風景!?
山道を走っていたら道の真ん中でキツネが座ってこっちを見ている場面にも遭遇。
南仏ドライブはなかなかエキサイティングな経験となった。

##すっかり諦めがついた帰り道
ラベンダー残念だったね、と言いながらアヴィニョンに近づいていたそのときだった。
畑が広がる平地を走っていると突然、目の前に紫色の畑が現れたのだ!
「ラベンダーだ!!」

この日訪れた有名スポットほど広大な畑ではなく農家さんの畑の1つという雰囲気だが、それでも目の前いっぱいに広がる紫の小花と立ちこめる香りに感激!


よく見るとまだまだ5分咲くらいで満開にはまだ遠い感じだが、何せ今日は緑の雑草のようなラベンダー畑しか見ていないので大興奮。

人の畑に入ったら怒られそうだけど、誰も居ない場所なので車を停めてしばし写真撮影タイム。
最後の最後に出会えたラベンダーが嬉しくて、今度はカメラを向けられても自然と笑みがこぼれてしまうので、どこだか分からない畑でプロヴァンスの素敵な思い出を残すことができた。

ラベンダーは近くで見るとボウボウで雑草感ある

##アヴィニョンラストナイト
撮影した写真を見ながらアヴィニョン最後の晩餐を、前回訪問時に預けていたこの地方の特産甘口白ワインと一緒に。

アボガドわさび醤油+アーティチョーク
スペイン滞在の2週間半来る日も来る日も美味しい物を食べ続け飲み続けだったので薄々気がついていたけれど、撮影してくれた自分の写真を見てショックを受ける。
顔がまんまる、パンパンになっている!
これは太ったわー、まぁあれだけ毎日食べて飲んでたら致し方ない。
次のイタリアも妥協するわけにいかないので、増量覚悟でもうしばらくはこのままグルメを堪能するしかなさそうだ。
甘口ワインと合わせて初体験の蒸しアーティチョークをむしりながら、ラベンダー巡りの1日を振り返った。
🚊次回、南仏ドライブしながらニースへ。20年前の絵はがきの場所特定にトライ、果たして見つかるのか?
📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です。次のお話こちら↓
