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旅のはじまり〜トルコ•イスタンブール🇹🇷 | 40女のヨーロッパ乗り鉄旅 | #01-1

【Day1-2 : 東京→トルコ・イスタンブール】
96日間の旅のはじまりの日。イスタンブールに到着早々、早速の素敵な出会い?

🚊96日間の旅エッセイ、プロローグ↓

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##ユーレイルパスを握りしめて

まだ東京に肌寒さが残る4月上旬、いよいよ念願の大冒険がスタートした。

心に決めてから早一年半が経過し、私はすでに41歳になっていた。

簡単に仕事をほっぽり出せなかったのもあるが、どうせ旅をするなら最高のシーズンに行きたかったのだ!

おかげで準備も十分、計画も十分、と言いたいところだが何せ3ヶ月の長旅、何が起きるか分からないし、ヨーロッパ鉄道時刻表と睨めっこしても、分からないことが多すぎて最初の数日間だけ予定を組んで諦めた。
こうなったら出たとこ勝負やー!

なんとなく頭にある絶対行きたいところは行くとして、あとは人に聞いたりしてオススメの場所に行ってみようと。

いつもはしっかり計画して旅をするタイプなのでそんな旅ははじめて。
休みがたっぷりあるというのもあるけれど、一世一代の大冒険、もっと自由でいいんじゃない?ともうひとりの私が目を覚ましたみたい。

ただし、ひとつだけ明確なルールを自分に課すことにしていた。
それは終わりの日は決めておくこと。

帰りの日を決めておかないとズルズル帰れなくなりそうー、というのもある。

でも一番の理由は、今回使用するヨーロッパ各国の鉄道が乗り放題になるユーレイルグローバルパスの最長期間が3ヶ月間だったから。

このユーレイルグローバルパスを、まるで青春18きっぷのヨーロッパ拡大版のように使い倒して乗り鉄しまくる、というちょっとゲーム性のある計画。なので3ヶ月で区切りたかった。

そこで考えたスタート地点とゴール地点はというと、ベタだけどヨーロッパの東の玄関口イスタンブールとヨーロッパ旅の終着地に相応しい感じがするロンドン。

別に『深夜特急』に憧れていたわけではない。
というか、この時点では未読だった( のちに読んだけど) 。

なんとなく西の果て感のあるロンドンをゴール地点として、帰りのフライトを7月中旬に予約して旅はスタートした。

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##イスタンブール到着

イスタンブールは15年ぶりだった。

空港からはメトロとトラムを乗り継いで旧市街にあるシルケジ駅へ向かおうと、混雑する電車に乗り込んだ。

3ヶ月間の旅ともなると荷物がどうしても大きくなってしまい、この日のために新調した40ℓのバックパックとサブバックはすでにパンパン。

まだ扱いに慣れない中での人混みは結構きつい。
メトロは平日の昼下がりだというのにビジネスマンらしき人や観光客など、結構な人で混み合っていた。

昔来たときも空港からは酷い渋滞に辟易としたけれど、イスタンブールほどの大都市となるとやはり年々人口過密が進んでいるのだろう。

トルコブルーのタイルが素敵🇹🇷

##トラムでいきなりの出会い

メトロから乗り換える電車は私の大好きな路面電車。
路面を這うように景色に溶け込んで進む姿がなんだか愛らしくてどうしても撮り鉄したくなってしまう。

早速ホームに入ってくる車両を激写していると、英語で声をかけられた。

「どこから来たの?トルコは初めて?」

見ると背の高い落ち着いた雰囲気の紳士、年齢は私と同じか少し上くらいだろうか、上品な柔らかな笑顔と流暢な英語で話かけられたのでこちらも安心して答えてしまう。

そのまま混雑したトラムに一緒に乗り込み、行き先が同じことが分かったのでしばらくおしゃべり。

彼は家も仕事場も別の場所だけれど、旧市街に住むお母様のケアのために定期的に通っているとのこと。
この日も仕事を早く上がって病院へ行くお母さんに付き添うのだ、と話してくれた。

トルコの街中まで走る新型トラム

##英語コミュニケーションは難しい

私のほうも私の長旅の計画と、今日まさにスタートしたところなんだ、という話をしていたら彼から

「結婚はしているの?」

と聞かれた。

「I have married…」

結婚しているってなんて言うんだっけ?

marriage? married? 結婚自体はだいぶ前にしているわけだから現在完了?過去完了?
ややこしい英語文法が頭を巡り、咄嗟にこう答えてしまった。

するとパッと明るい顔になった彼、

「僕もなんだよ、奇遇だね!!
数年前に離婚したんだよね」


あれ?
私、「結婚したことがある」って言っちゃった!?

あぁ、やっぱり完了形は間違いだったかー。

普段、そんな細かい文法なんか考えず適当に単語を並べるだけなのに、今回の旅の準備のために冬のうちに数週間語学留学していたマルタの語学学校で、来る日も来る日も現在完了形と過去完了形を使ったグループワークをしていたから、すっかり頭がこんがらがってしまったんだ。

訂正しようにも、私の英語レベルでは何と言ったらいいのやら?
そんなことを考えているうちに、彼の身の上話はどんどん進んでいく。

今更訂正するのもなー、
通りすがりの人だしなー、
なんて思いつつ、ヘラヘラと相手の話に相づちを打っているうちに目的地に到着した。

あぁ良かった!と思ったのも束の間、別れ際に

「イスタンブール滞在中にまた会えないかな?」

とのお誘い。
私のイスタンブール滞在はわずか30時間ほど、

「明日の夜の夜行列車で出発するんですよ」

と言っても彼は引き下がらない。

「夜行列車は何時発?それまでにディナーでも!」

と食い下がる。
まぁ終了時間が決まっている数時間ならそれも面白いか、と思い直して翌日夜の再会を約束した。

🚊次回、イスタンブールひとり旅スタート!次のお話はこちら↓


📘この投稿は「40女のヨーロッパ乗り鉄旅」の一編です↓

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