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中国地方をJR四国に移管、北陸地方をJR東海に移管し、JR西日本は関西在来線だけにせよ

JRの中で一番苦しいのはJR西日本である。JR東海は東海道新幹線がある、JR東日本は首都圏と駅ナカで儲けている、JR九州は不動産がある、JR北海道とJR四国は国からの支援がある、よって一番苦しいのは実はJR西日本である。実際、JR西日本の車両は、JRの他のどこの会社よりも国鉄型の古い車両の残存率が高いのである。先日もJR西日本が中国地方や北陸のローカル線について今後のあり方を地元と協議したいという報道が流れたが、東海道新幹線で潤うJR東海の路線ならこんなことになるはずがない。明らかにJR西日本はジリ貧なのであり、これはすべて国鉄分割民営化の分け方が悪かったからに他ならない。

JR西日本を救うには、主に以下の2つの方法が考えられる。

①まず一つは、JR東海との合併である。東海道新幹線でたらふく儲け、裕福極まりないJR東海なら、JR西日本管内のローカル線の維持など容易い。そもそも国鉄を分ける際に東西2社に分ける構想もあったくらいだ。JR東海とJR西日本が統合すれば、東西2社に分けた際の西日本側の会社に近くなる。しかしJR東海との合併にはハードルも高い。最大の問題はJR東海の株主が反対するだろうことである。赤字路線を多数抱えるJR西日本との合併は、企業利益の損失に繋がるからだ。JR東海の株主が反対すれば、合併は難しい。

②もう一つは、JR西日本のうち、中国地方をJR四国に、北陸地方をJR東海に移管することである。

中国地方はJR四国に移管し、名称を「JR中四国」に変更し、本社を岡山とする。その際、山陽新幹線も含むと良い。法人としては今の「JR四国」そのもの(「JR四国」に中国地方の路線を移管させる)なので、現在のJR四国同様、鉄道運輸機構が株式を100%保有し、国からの支援ある、という状態になる。これにより国からの支援金で中国地方の赤字ローカル線の維持することができる。

北陸地方は在来線と北陸新幹線(新大阪(完成すれば)~長野)をJR東海に移管させる。利益が潤沢なJR東海であれば北陸の赤字など大したことは無い。JR東海の株主も、JR西日本の全ての合併は無理でも、北陸だけであれば受け入れるハードルは下がるはずだ。そもそもJR東海は英語で「JR Central」なので、本来は「JR中日本」と呼ぶべきなのだ。「中日本」には北陸も含まれるはずだから、北陸地方がJR東海の管轄になるのは至極当然である。社名も「JR中日本」に改名すべきだろう。

最後に関西地方。山陽新幹線は「JR中四国」、北陸新幹線は「JR中日本」の管轄となるため、在来線のみとなる。法人的には現・JR西日本そのもので、純民間。関西の在来線のみを保有する会社として再スタートを切る。

すなわち、現・JR西日本から、中国地方をJR四国に移管、北陸地方をJR東海に移管させ、関西在来線だけ残すというやり方である。これが最も現実的であろう。

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