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#710 都道府県学会の在り方について考える

どうも。明日から平常運転、てつです。

こちらのnoteは1日を振り返って気がついたことから話を展開する「note放談」を行っています。今日も考えたことを書いていきたいと思います。

本日のテーマは「都道府県学会の在り方について考える」です。

昨年度、学会長を行なった縁もあって、その後もいくつか学会の相談を受けています。

その流れで、「都道府県学会について考える会」を行うことになりました。

今日はそのことについて、今だから言える自分なりに思っていることを書いてみたいと思います。



自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️OTの放課後 @Spotify @ポッドキャスト
Spotifyにて、毎週更新するラジオを始めました!「OTの放課後」は、作業療法士が気軽に聴ける情報発信の場をつくることを目的としたラジオです。「ふらっと聴いていたら、いつの間にか学びになっていた!」という感じで楽しんでもらえたら嬉しいです。

◾️湘南OT交流会 セミナー
今年のテーマは「リーズニング」!4月〜10月の毎月開催で、アーカイブもあります。年パスならお得に参加できますので、臨床や指導で悩む方はぜひご参加ください!次回は5月24日です!テーマは「物語的リーズニング」です。

◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!


それでは続きをどうぞ。


都道府県学会が抱える課題


2024年度は県学会一色だったので、走っている最中に見えなかった問題も、今ならもう少しクリアに言えそうな気がします。

結論としては、
「都道府県学会は必要だが、目的による」
となります。

作業療法士の学会には、全国学会・専門学会・地方学会・都道府県学会が存在します。

これらの学会はそれぞれに目的があり、学会として名打つ以上は、その分野の学術的な発展を基本としていることは同じでしょう。

全国学会や専門学会においては、特にその色が強いため、その必要性は理解することができます。

問題は、地方学会や都道府県学会です。

どういった目的で行うかは、各団体によってあると思いますが、一参加者から見ていても、どうしても全国学会の縮小版として機能しているように見えます。

つまり、全国学会に参加できない人のステップアップとしての位置付けです。

それ自体は問題ではないんですが、問題はこれからの社会的変化とミスマッチが大きいことです。

これから日本は少子化が進み、セラピスト人口は確実に減ります。

そうなった時に、各地方に分散した学会にはどれだけ参加者が集まるのか?

ということです。

各地方がどれだけ頑張ったとしても、全体として受け入れる数が少なくなる未来は確定しているわけで、それこそ「参加者がいない」という悩みも増えてきます。

演題の採択率も集客面を考えればハードルを下げる必要がありますし、そうなると全国の縮小版としての学会にはどれだけの価値があるかに疑問が湧きます。

講師を豪華にすれば!と思うかもしれませんが、オンライン化が進む中で、それを地方や都道府県学会で行う意味をさらに問われますし、いよいよ地方学会・都道府県学会には人が集まらなくなります。

そうなると学会は徐々に「人をどう集めるか?」が課題となっていき、学術的な意味合いから視点が逸れていくことでしょう。

そうなれば、協会費を使って行なっている学会の、協会員への学術的な還元の意味もどんどん薄れていきます。

これってつまり、会員数の減少につながる問題です。

話が飛躍しすぎですかね?

でも、学会長をしてみるとこの八方塞がり感を感じる人も少なくないと思います。


学会のコンセプトをクリアにする


そう考えれば、地方や都道府県学会は改めて存在意義を問い直すことが必要だと思うんです。

今回学会長を経験する中で意識したのは「コンセプトを明確にする」ことでした。

ただの全国学会の縮小版ではなく、「この学会だから経験できること」に焦点を当てることです。

第28回福岡県作業療法学会に参加された方は肌で感じたと思いますが、本学会は「対面参加」に徹底的にこだわった内容になっていました。

そこに行かなければ体験できないことを多く詰めこんだ構成になっており、参加者の足の運びやすさ、その理由、料金体系など多くの細かい調整を行なっています。

このメッセージが学会のあり方を明確に示したと思います。

これが学会が存在する意味です。

学会はただの全国の縮小版ではなく、その学術団体、その土地、それぞれの課題だからできることに焦点を当てるべきだと思います。

都道府県学会の持ち味は、現場直結の課題に取り組めることです。

ただの学術大会から、より存在を示すための学会。

そのための行動を取れる学会が今後も生き残っていけるんじゃないかと思います。

まあ、これが学会に限った問題ではないんですがね・・・

そんな話を6月1日に行うので、よかったらご参加ください!

今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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