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#394 AIとの付き合い方

僕は普段、思考の整理や悩み相談にAIを使っています。
今のところテキストのみの利用ですが、イラスト制作においてもAIを取り入れていった方がいいのではないか、と思いました。


AIを活用するなら

もしイラスト制作にAIを取り入れるなら、どんな形が良いのかを考えています。
といっても、他人の絵を無断で学習させて出力し、それを自分の作品として発表したいわけではありません。
「自分が描いた絵だけを学習させ、バリエーションのアイデア出しなどに使えたらいいな」と考えています。
ほかにも有効な使い道はあるはずですが、今のところ明確な案は浮かんでいません。

そもそも、この使い方自体がAIの可能性に制限をかけているような気もして、自分でも少し中途半端だなと感じてはいます。


AIとの距離感を測りかねている様子


ツールを介して形にするということ

音楽業界では、自分では楽器を弾かずに音楽制作ソフトなどを駆使して魅力的な音楽を生み出すクリエイターが数多く活躍しています。
ソフトにメロディーを打ち込んで音楽を作る工程は、AIでイラストを出力するのとは全く別物で、このふたつを同一視しているわけではありません。 

ただ、「自分の想像力や頭の中にあるイメージを、ツールを介して形にする」という創作プロセスにおいては、AIによるイラスト出力にも通じる部分があるのではないかと思っています。

音楽クリエイターが想像した音楽を、楽器を弾かずにダイレクトに打ち込んで作り上げていくのと同じように、自分の頭の中で思い描いたものをAIを通して出力するという方法は、イラスト業界でも段々と普通のことになっていくのではないかと予想しています。


AIのイメージの変化予想

実際、AIで出力されたイラストを頻繁に見るようになりましたが、この変化はこれからさらに広がっていくと感じています。

自分自身の手で描かず、なおかつ独自の世界観を確立した魅力的な「AIクリエイター」が現れるのにそう時間はかからない気がしています。

また、これまでの印象をガラッと覆すような存在が現れることで、AIに対する世間の受け止め方も変わっていくのではないかと思っています。


AIを活用している時に思ったこと

今回の文章もAIに添削してもらいながら整えていったのですが、「AIを活用していこうかな」と言っておきながら、今の時点ですでにこの工程に違和感を覚えていました。

AIはイエスマンになりがちなので、途中まで「シビアに忖度なしで」という注文で添削をしてもらい、文章を整えていました。
しかし、だんだんと自分が「修正を反映する係」になっているような感覚になり、「自分は何を伝えたくて文章を書き、直してもらっていたんだっけ?」という気持ちになりました。
(そもそも自分の中で確固たるイメージがあれば、気持ちが揺らぐこともない気もしますが)

そこで、「読みやすさだけに焦点を当てて添削してもらう」という形に切り替えました。
絵にしても文章にしても、「自分の感覚を磨いて発表するものだ」という思いが根底にあり、その思いから離れた行動になっていると感じて違和感を覚えたのだと思います。

この思いを大事にしすぎると、ツールを最大限に活かすAIの時代の流れにはついていけないのかもしれませんが、やはりまだ葛藤はあります。


まとめ

これからイラスト制作にAIが多用され、スピード感や圧倒的な数など、今までとは違ったものが求められる時代になるのではないかと思っています。

「生き残るのは環境に順応したもの」という話もあるように、変化に抗うのではなく、自分の創作をブーストさせるパートナーとしてAIを理解し、学んでいく姿勢は必要だと考えています。

冷静に考えて自分は描くことも考えることもスピーディーな方ではないため、まずは自力を上げようとテキストに関するAI活用を始めました。

イラスト制作においてももっと積極的に取り入れた方がいいかも、と思い色々考えたのですが、今は「自力を上げていく」という従来のやり方を大切にしたい気持ちの方が強いのだと気づきました。

AIを本格的に導入するという大きな方向転換をする選択肢もあり得ると思っていましたが、まずは今まで通り、自分の思考を補助・強化していくことを軸にAIを活用していこうと考えています。
そのうえでイラスト制作についても、自分に合ったAIの活用方法を焦らず模索していこうと思います。


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