「ツルツル感の正体は、質感の不在」
852話さんの記事を読んでから、ずっと考えてたことがある。
AI画像のあの「ツルツル感」。
なんとなく違和感があるのに、どこがおかしいか言えない感じ。
あれ、「質感の不在」なんじゃないかと思ってる。
たとえば陶器の花瓶を出力すると、 形はいい。
色も近い。ライティングもそれらしい。
でも表面が全部、同じ手触りに見える。
本物の花瓶は、 釉薬が厚くかかった部分と薄い部分で光沢が違う。
口縁の薄く削った部分は少しマットになる。
高台は土がむき出しでザラつく。
一つの器の中に、3つ以上の「手触り」がある。
AIはそれを1つに均してしまう。
結果、ツルツルに見える。
質感LoRAで自分がやろうとしてるのは、 この「手触りの複数性」を取り戻すこと。
画像は花瓶のBefore/After。
左はプロンプトのみ、右はLoRA SHIFUKUシリーズGOLDLEAF適用。
この話をもっと掘った記事がある。
なぜAI画像はどれも質感に違和感を覚えるのか? ── ツルツル問題の構造を3つに分解した
脱ツルツルの限界 ── 後処理で質感は救えるか?
全記事ナビ ── どこから読んでも、ここに戻れる
→ この「質感の不在」を、異なる学習環境で検証した記事があります
記事57・58で論じた「ツルツル感の正体=質感の不在」「情報密度の均一さ=AIらしさ」という命題を、実際の学習環境(RTX 4090 24GB vs H100 NVL 94GB)で検証しました。
「GPUが変わると質感の再現度は変わるのか」——結論は、GPUは「質感の精度」を変えないが「質感を探す速度」を変えるということでした。
#852話 #AIイラスト #質感 #TextureLoRALab
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✍️ この記事を書いた人
シツカン|質感LoRAラボ
日本画→芸術学→英国博物館学修士→AIエンジニア。
キャンバスの質感をAIに刻む研究をしています。
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