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色が多すぎる問題

AI画像は色が多すぎる。

螺鈿を出力するとよくわかる。

本物の螺鈿は、

アワビの貝殻を薄く研ぎ出して漆に埋め込んだもの。

光の角度で虹色に変わるけど、

ベースの色は白〜淡い青。素材は一つ。

AIの螺鈿は全部盛り。

赤も緑も紫も一度に出してくる。

しかも均一に散らばる。

「虹色に光る」という情報は合ってるのに、

それが「どういう物理で起きてるか」を知らないから、

色を足す方向で解決しようとする。

質感って、引き算なんだと思う。

螺鈿の虹色は、光源が一つで、

見る角度が変わるから色が変わるだけ。

色を足してるんじゃなくて、

光が素材の薄膜で干渉してるだけ。

LoRAで教えてるのは「色」じゃなくて「光の振る舞い」。

色を減らすと、逆にリアルになる。

色ではなく光で質感を捉える話の続き。

#852話 #AI画像 #質感 #TextureLoRALab #螺鈿



✍️ この記事を書いた人

シツカン|質感LoRAラボ

日本画→芸術学→英国博物館学修士→AIエンジニア。

キャンバスの質感をAIに刻む研究をしています。

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