櫻坂46、国立競技場で咲き誇る 〜櫻坂46 5th YEAR ANNIVERSARY LIVE 2daysを振り返る(前編)〜
〔サムネイル写真の出典について〕
櫻坂46の運営である Seed & Flower が提供し、様々なメディアに掲載された写真を使用しています。
【まえがき】
国立競技場で櫻坂46の5周年を盛大に祝うアニラ(アニバーサリーライブを略して、こう呼びます。)が終了しました。
2日とも7万人のBuddies(櫻坂46のファンネーム)で埋まる国立競技場は櫻坂一色に染まり、僕は何度も涙が溢れるぐらい、感動を禁じ得ませんでした。
さらに、アンコールも終わり、メンバーがステージを去った後も、怒涛のサプライズ発表があり、さらに感激に涙しました。
このアニラについては、生配信が実施され、公式ライブリポートも各種メディアに掲載され、さらに、各種音楽配信サイトでセットリストも公表されています。
ですので、ライブ全体については、そちらをご覧いただく前提で、
ここでは、特に心に残ったシーンを中心に、如何に感動的なライブであったのかを、思い出すままに書き記したいと思います。
【初日冒頭のメンバー登場シーン】
アニラでも、いつも通り、overtureでライブの幕が上がりました。
overtureでは、線路に立つ藤吉夏鈴ちゃんがスクリーンに映し出されました。
線路の枕木には、櫻坂46の活動が始まった2020年10月14日という日付。
そこから、夏鈴ちゃんは線路を進み、時折、枕木に視線を落とすと、それぞれに日付が刻まれています。
夏鈴ちゃんが歩み、さらには駆け出し、メンバーが後を追って疾走する、櫻坂46が進んで来た5年半の道のりを表す線路を進んだ先には…。
階段を上る夏鈴ちゃんが映し出され、上った先には国立競技場のステージ、そして、巨大な会場を埋め尽くすBuddies。
メインステージを進み出た夏鈴ちゃんに続き、他のメンバーも一列に並び登場。
夏鈴ちゃんの元へ歩み出ます。
5周年をお祝いする祝祭的なライブにふさわしく、メンバーは、皆、きらびやかでありながら、正装といった雰囲気のサクラピンクの衣装に身を包んでいます。
その中には、田村保乃ちゃんの姿も。
普段、自分が泣きたくても、我慢して、泣いているメンバーにそっと寄り添ってあげるような、我慢強く、他人想いのメンバーです。
そんな保乃ちゃんが、初日、Buddiesで埋め尽くされた国立競技場を見て、感極まったように、涙を浮かべていました。
保乃ちゃんが、ようやくここまで辿り着いたと、来し方を想ったのか、それとも、国立競技場をBuddiesが埋め尽くす景色そのものに感激したのかはわかりません。
しかし、滅多なことでは涙を見せない保乃ちゃんの涙は、それだけで心打つものがありました。
なお、同じく初日に、保乃ちゃんは、ライブ序盤、櫻坂46で一番と言っても過言ではない、ライブ定番の盛り上がり曲「ドローン旋回中」のセンターとして、間奏中、Buddiesに向けて語り掛けましたが、この時も、Buddiesへの想いが溢れたのか、涙を浮かべ、言葉を詰まらせていました。
忘れられないシーンの一つです。
【ライブ序盤の大ヒット曲ラッシュ】
ライブ一曲目は最新シングル「The growing up train」。
青春って手探りでもがきながら進むものだけど、その長いトンネルの先には眩い未来が待っていると歌うこの曲を、
国立、アニラというシチュエーションで聴くと、
これまで、何度も苦汁を舐めながらも、こうして国立競技場に辿り着いた櫻坂46の長い、長い道のりが重なって、また、感動を新たにしました。
続いて、櫻坂46をアイドル以上の存在に押し上げた「承認欲求」や「自業自得」(2日目。初日は「Make or Break」。)を、序盤というのに、贅沢に、惜しげもなく投入。
そんなセットリスト(セトリ)に、
メンバーが、1st TOUR の頃は、持ち歌が少なく、なかなかバリエーションあるセットリストを組めないと話していたことを思い出しました。
そして、
櫻坂46がこの5年間に取り組んできた一つ一つを、何一つ無駄にすることなく、しっかりと自分達のものとし、成長してきたことで、セットリストはもちろん、パフォーマンスも、演出も、ライブ構成も、ステージも、進化を続けてきたこと、
そうして、今日、この日、この瞬間に辿り着いたのだということ、
そんなことを実感し、改めて、櫻坂46の皆さんを心から祝福していました。
【二期生曲、そして、国立競技場を染めるサクラピンク】
僕が最も泣いたのは、このパートかもしれません。
二期生曲「青空が見えるまで」から、「桜月」、「マモリビト」のパートです。
これは、恐らく、二期生をより長く応援し、愛してきたBuddiesの方が、より共感してもらえるように思いますが…。
三期生にせよ、四期生にせよ、グループに加入して、すぐ、先輩達とパフォーマンスできる訳ではありませんでした。
このため、最初の何曲かは、自分達の期別曲を与えられ、カップリング曲として出すんです。
ところが、二期生がグループに加入した当時、まだグループは改名前、つまりは欅坂46の時代でした。
しかも、グループ活動は既に停滞期に差し掛かっていました。
欅坂46は、二期生加入後、(改名発表後に出された配信限定のラスト曲を別にすれば、)実質的なラストシングルとなった「黒い羊」しかリリースしておらず、そのカップリングに期別曲は含まれなかったんです。
その後、欅坂46は改名し、櫻坂46として再出発する訳ですが、
櫻坂46は、最初から、二期生がグループ本体の主軸となり、それを一期生が支えるといった布陣でスタートしたため、やはり、期別曲は与えられませんでした。
このため、二期生の皆さんにとって、期別曲は、ある意味、念願とも、悲願とも言うべきものだったんです。
しかし、二期生曲を与えられる前に、松平璃子さんと関有美子さんは卒業し、グループを離れてしまいました。
つまりは、二期生は、全員揃って、期別曲をもらい受けることがなかったんです。
そんな中、ようやく、6thシングル「Start over!」で初めての二期生曲「コンビナート」を与えられましたが、この曲は必ずしも二期生の皆さんがこれまでの歩みやその時置かれた境遇等を重ね合わせられる楽曲というのとは違うような内容でした。
寧ろ、櫻坂46全体としてグループカラーに合わせた内容に近いものという印象です。
この点、11thシングル「UDAGAWA GENERATION」のカップリングとして制作された二期生曲「紋白蝶が確か飛んでた」、13thシングル「Unhappy birthday構文」のカップリングとして制作された二期生曲「青空が見えるまで」こそ、二期生の皆さんの心情や希望に沿った、二期生の皆さんが本当に待ち望んでいた楽曲といえるのではないでしょうか。
さらに、二期生の皆さんにとって、今回、二期生曲をパフォーマンスすることには特別な意味がありました。
同期の武元唯衣ちゃんにとって、今回のアニラが、グループ全体のものとして参加する最後のライブになるからです。
そんな背景がある中でパフォーマンスされた「青空が見えるまで」は、二期生の皆さんにとっても、見守るBuddiesにとっても、胸熱なものとなりました。
いちいち抜粋はしませんが、歌詞も、これまでの二期生の、必ずしも順調なことばかりではない中で、諦めずに、それこそ、「青空が見えるまで」、頑張り続けてきた二期生の歩んで来た道のりを示すような内容で、聴いていて、グッとくる瞬間が、たびたび、訪れました。
センターに立つ大園玲ちゃんは、初日も、2日目も、ずっと、目を赤く腫らしながらパフォーマンスしていました。
続いて、国立競技場のアリーナの真ん中に設置されたセンターステージに守屋麗奈ちゃんが登場。
他のメンバーもセンターステージに現れ、れなぁのセンター曲、「桜月」のパフォーマンスです。
Buddiesのペンライトは、全て、サクラピンクに。
どこまでも果てなく続く、サクラピンクに染まる“大草原”の真ん中で、「桜月」をパフォーマンスする櫻坂46ー
幻でも見るかのように、筆舌に尽くし難い、素晴らしく美しい様は、メンバーの皆さんにとっても、Buddiesにとっても、いつまでも忘れられないものとなったのではないでしょうか?
あの景色は、国立競技場だからこそ現実のものとなった、一つのクライマックスだったように思います。
センターに立つれなぁも大きな瞳を涙で潤ませていました。
続いて、メインステージで、三期生の小島凪紗ちゃんがピアノを奏でます。
そして、三期生曲「マモリビト」のパフォーマンスが始まったのですが…。
この曲は、櫻坂46を桜の木になぞらえ、
私達が桜守となり、次の桜守が現れるまで、櫻坂46を守るんだ
という決意を心に誓う歌です。
そんな大切な歌を、このアニラで歌い上げたのは、四期生でした。
つまり、三期生に続き、四期生も、櫻坂46を守っていくことを心に誓う、そんなパフォーマンスだったんです。
特に2日目は国立競技場が緑一色に包まれ、センターを務めた勝又春ちゃんも、また、感激し、涙していたように思います。
<前編 完>
長くなりましたので、ここで、一旦、切らせていただきたいと思います。
少し間が開くかもしれませんが、この続きも書き記したいと思います。
本稿について、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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