洗濯機とレンジとコバエの日々。
今日は時間が35分しかないので全部書けるかしら? ここ数日かなりストレスフルな日々を送っていて眉間にシワが寄っていました。布団が洗える大きな洗濯機なのに足がガタついて少量のお洗濯しかできないし、ガタガタ動いてレンガから落ちたら二度と元へ戻せない、レンジが壊れて新しい子を買ったものの自分で運べるかわからない、運べたとしてもヒザが悪くなったらまた歩けなくなってしまう、そしてキッチンにコバエがプンプン飛んでいて不愉快極まりない! ただでさえイラつくコバエなのに交尾中なのか二匹でくっついて飛んでいるのを見ると彼氏のいない私の頭に血がのぼる! 二匹まとめて叩き潰してやる! バチバチと両手を打ち合わせても二匹はあざ笑うかのようにヒラリと逃げてプンプン飛び回る! ムキイイイイ! 一つだけなら耐えられるのですけれど3つとなると耐えられません! どうしよう、どうなるんだろう、ハエがムカつくとイライラしていました。
昨日は電気屋さんが洗濯機を見に来てくれる予定でした。もし電気屋さんがどうしようもないと判断したら、もう打つ手はありません。ガタつく洗濯機をビビりながら使って、大物はコインランドリーへ運ぶしかない。せっかく大物も洗える洗濯機なのにイヤだなぁ! ソワソワしながら待っていると午後一時にチャイムが鳴りました。ドアを開けるとリップスライムのILUMARIみたいに甘い顔のイケメンが笑顔で立っていました。
ソウ:お世話になります! お願いします! ベランダはこちらです!
イル:おじゃまします。
ソウ:あれ!? ちゃんと準備していたのに、どこへ行ったんだろう!? ちょっと待ってくださいね!
イル:準備?? なんですか?
私はあわてて大きな白いバスタオルを引っぱりだしてベランダの床に敷きます。
ソウ:これでOK! お願いします!
イル:うわぁ、ありがとうございます!
これ、いつもすごく喜ばれるのでぜひお試しください♪ 電気屋さんや水道工事屋さんや設備屋さんにお仕事をお願いする時に、作業スペースへ清潔なバスタオルを敷くとすごく喜ばれます。お仕事で足元が汚れたり濡れたり、時には床に顔をくっつけて低い場所を見ないといけないから、足や顔が汚れた場所につかないようバスタオルを敷くのです。汚れるのが当たり前の仕事でしょうけれど、できれば気持ちよく作業をしていただきたい。
イル:これですか?
ソウ:はい。どうも洗濯機の右前の調整ネジが引っ込んでいるみたいで……。
イル:右側に調整ネジは無いんですよ。
ソウ:え!?
イル:調整ネジがあるのは左側だけなんです。
ソウ:知りませんでした! てっきり左右で水平を調整するのだとカン違いしていました!
イル:だいぶガタついていますね……。
ソウ:昭和なアパートなのでベランダが水平じゃないみたいで……。
イル:ベランダは水平じゃないんですよ。
ソウ:え!?
イル:排水しないといけないからわざと傾斜させてるんです。
ソウ:知りませんでした!
イル:う~ん、ガタつきますねぇ……。
ソウ:水平器があったほうがイイですか?
イル:水平器なら洗濯機に付いています。
ソウ:え!?
イル:ボタンの横にあるんです。コレです。
ソウ:あ! ほんとだ! 丸くて小さいから気づきませんでした!
イル:ホラ、今は傾いて十字から気泡がズレてるでしょう?
ソウ:ズレてますね!
洗濯機に水平器が付いてるなんて知りませんでした! しばらくガタガタした彼は洗濯機の下をのぞきこみます。
イル:洗濯機の向こう側にタオルと板が落ちています。それが干渉しているみたいで……。
ソウ:長い棒があればいいですか? つかんで取り出せばベストですが、そういう道具は持っていなくて……。
2人でアレコレやってみますが取れません。
イル:洗濯機のあちら側へ行かないとダメですね。
ソウ:でもベランダの幅が狭くてあっちへ行けないのです。
イル:少し洗濯機を踏んでしまいますがいいですか?
ソウ:え!? 命綱は!?
イル:大丈夫です。
彼は軽い身のこなしで壁とベランダに手を掛けると両足を上げてヒラリと洗濯機の向こう側へ着地しました! 簡単に聞こえるでしょうが命綱も付けずに4階のベランダから身を乗り出しています! 落ちたらタダじゃすみません!
イル:こちら側の高さを高くしないとダメみたいですね……。いったんそちらへ戻りますね。
ソウ:落ちないでくださいね!
またヒラリと彼はこちらへ戻ってきました。
ソウ:てっきり電気設備の方が来てくださると思っていたのに、スタントマンが来てくれるとは……。
イル:あはははは!
その後に彼は免振用のぶ厚いゴムシートをハサミでチョキチョキ切って、またヒラリと洗濯機の向こう側へ移動します。
イル:洗濯機をそちら側へ傾けますから支えておいてもらえますか?
ソウ:お安い御用です!
イル:シートは置きました。戻りますね。
ソウ:落ちないでくださいね!
無事に生還した彼と一緒に水平器を見ると……、
ソウ:ちゃんと水平になってる!
イル:もうガタつきませんよ。
ソウ:助かりました! ずっと困っていたのです! ありがとうございます!
イル:洗濯機のフタを開閉する時に壁にあるコンセントが干渉しますね。
ソウ:そうなんです。開閉できないことはナイのですが地味ぃ~にストレスで(;^ω^)
イル:コンセントの差し方を変えればいいですよ。ほら。
ソウ:わぁ! こんなに簡単に解決するとは! 毎回コンセントとフタがぶつかって、いつかコンセントが壊れるんじゃないかと心配だったのです! ありがとうございます! 今日はおいくらでしょうか?(すごく助かったから2万円くらいだろうか?)
イル:無料です。
ソウ:え!?
イル:これくらいで代金はもらえません。無料でいいです(^▽^)/
ソウ:そういうワケには! 危ない作業でしたし、ゴムのシートも使ってもらっていますし、コンセントまで解決してもらったのに!
イル:大丈夫です。いらないです。
ソウ:じゃあジュース代(千円)だけでも!
イル:もらえませんよ!
この後かなり強く押しつけましたが彼は笑顔で断ります。
ソウ:会社の決まりで受け取っちゃダメとかでなければ……。
イル:そういうルールは無いですが僕の判断です(^▽^)/
ソウ:それなら受け取ってください!!!!!
イル:本当にいいんですか? それではありがたく……。
彼は両手で拝むように受け取ってくれました。なんて良い人なんだ! 私があと30歳若かったらなぁ!! 彼に何度もお礼を言って別れを告げ、つぎはタクシーで新しいレンジを迎えに行きます。タクシーの運転手さんは優しそうな眼をした70代くらいの男性でした。以前に長距離トラックの運転手をしていたこと、重い荷物は持てなくなったが車の運転が好きなのでタクシーの運転手をしていることなどを話してくれます。運転手さんに待ってもらって急いで電気屋さんへ駆けこみます。哀川翔に似た店員さんがすぐに来てくれました。
ソウ:先日はお世話になりました! おかげさまで洗濯機は無事に良くなりました! そして今日は新しいレンジを迎えに来ました!
翔兄:すぐに持ってきます。今日はどうやっていらしたんですか?
ソウ:タクシーです。待っていてもらっています。
翔兄:それなら車までお運びします。
ソウ:いいんですか!? 助かります!
翔兄は台車で2階から駐車場まで運んでくれて、ちゃんとタクシーの荷台に乗せてくれました♪ ありがとうございます(^▽^)/
ソウ:本当に助かりました! ありがとうございます!
翔兄:ありがとうございました!(^▽^)/
運転手さんは心配そうな顔です。
運転:ずいぶん重そうやけど運べるん?
ソウ:きっと大丈夫です! ゆっくり運びますから(^▽^)/
運転:本当に大丈夫?
もし運転手さんが若かったらチップを払って部屋まで運んでもらえないか相談しようと思っていましたけれど高齢のようですしギックリ腰にでもなったら大変なので頼みませんでした。心配そうな運転手さんに別れを告げていよいよ本番です! 重い! 重たい! 何度も休憩しながら慎重に運んでとうとう部屋へ到着しました! オレはやったぜ! オレ、よく頑張った!
もう時間なのでコバエの話を! お風呂場の排水口はいつもシリコンのフタ(100円ショップで売っていたレンジ用のフタ)をかぶせてコバエの侵入をふせいでいます。それでもコバエがプンプンするので発狂しそうでした! 台所はすごく清潔にしていますし、網戸やドアの開閉は急いでやります。それでもコバエが飛んでいる! なんでさ!?
結論から申しますと台所の排水口でした。シンクの中にある水が流れてゆくあそこです。あそこにシリコンのフタをかぶせればいいのでしょうけれどキッチンはなにかと水を使うのでフタをかぶせることができませんでした。なので重曹を溶かした水を小まめにスプレーしたところ、コバエは姿を消しました! あそこが侵入口だったんだ! 台所洗剤でもイイと思います。下水からコバエが入ってきていたみたいです(;^ω^)
一日で洗濯機、レンジ、コバエのストレスがすべて解消されました! 今日は超ご機嫌さんで特売日を乗り切ってきます!(^▽^)/ どなた様もご機嫌な一日をお過ごしください! それでは行ってきます!
いいなと思ったら応援しよう!
サポートも嬉しいですけれど、拙書「姫さまですよねっ!?」をぜひご笑覧くださいませ(^▽^)/ 愉快で楽しい本です♪♪ 