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夢をみる人


夢をみる日がある。


🐑871字


今日も何かをみていた。しかしよくは思い出せない。直ぐに忘れてしまう。


面白かったような、そうではないような。
あいまいな何かだ。


そう言えば、「夢を思い出そうとする」のは脳にとてもいいそうだ。私の尊敬し慕う大作家が、そうした趣旨を手記にしていた。もうこの世を去った人である。


夢とは、何だろう。
不思議な事象だ。みぢかな。



今日も起きたら体が重かった。過緊張の反動だと捉えている。鉛のように重く布団にしずむ感覚。


動くと動けるんだけどね。ちゃんと。
歩けるし、食事もできる。脳はしっかりしているので話すことや、こうして書くことも平気だ。


頑張ると、がんばらない。
それが現れた結果なのか。体に。


実は今日は気の重い予定がある。これから準備が必要なのでだから書いている場合じゃないのだけど、書くことにした。


夢から、現実に、もどる。
気の重さと体は反応しているのだろうか。


そういえば、夢を見なくなった。いつからか。


小さな頃の夢は、ころころ変わった。小学校のうち低学年では警察官、中学年は学校の先生、高学年は医者だった。こうならべるとずいぶん志しが高い子どもだったようだ。


人の役に、立ちたい。
見ず知らずの、不特定多数の人びとの、足場になりたい。
そう思っていたようだ。


夢から醒め、支度に向かう。昨日残した家事を済ませ、コーヒーをすすりながらこれを書いている。大好きな飲み物。


小さい頃の自分に、怒られてしまうだろうか。じだらくな生活と、現実。思想だけ一丁前でもだめじゃないですか? しっかり者の小さなわたしが指をさす。やらない善よりやる偽善でしょ?


ごもっともだ。正論にぐうの音も出ない。口が達者な彼女を小さな頃より父母が恐れおののいていたっけ。でも、可愛がってくれた。機能は不全だったけれど。



そろそろ行動しようか。時計の針が残酷な残り時間を告げている。あらま、急がんと。



夢とうつつの間を彷徨う。
体が重いのは、潮の満ち引きのようにリズムなのだ。自分に言い聞かす。



冷静と情熱の間に、身を置く。



#夢とうつつ
#夢をみる人
#忘れた夢
#冷静と情熱の間
#夢のあと




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