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自由に探究するためのツールとして、コーチングを活用してほしい。THE COACH ICP コースリード 谷内 真裕

エンジニアとしてキャリアを歩み始め、数名規模のスタートアップから千名規模の企業を経験してきた谷内 真裕(たにうち まさひろ)さん。

2015年に入社したSaaS企業では、プロダクトマネージャーを務めた後、自社の組織課題に向き合うため社内コーチに転身。その後、「コーチングマインドを社会に広げる」というTHE COACHの想いに共感し、2021年にTHE COACHに参画しました。

「エンジニア出身だから、論理的かつ具体的に話すタイプ」「提供した素材を使ってもらわなければ価値を実感してもらえないから、なるべく具体で伝えたい」。THE COACH ICP において、自身をどんなコースリード(講師)だと思う?という問いに対し、谷内さんはこう話してくれました。

コースリード歴4年半の中でどんなことを伝えてきたのか。THE COACH ICPで学ぶことの価値とは。谷内さんに話を聞きました。

▼谷内さんのこれまでの歩みはこちら


より、コーチングマインドを広げることに与する

——谷内さんは、コースリードになる以前、企業の社内コーチや、オンラインコーチングサービス「THE COACH Meet」のコーチとして活動してきました。THE COACH ICPのコースリードになったきっかけはありましたか。

コーチとして活動する過程で、コーチングの考え方をクライアントだけでなく世の中に広く伝えていきたいと思うようになり、コースリードを担当するようになりました。私自身、コーチングのおかげで自分の願いに近づいた経験があり、この考え方が広まれば、より多くの人の活躍の場を広げられるのではないかと考えていました。

もともと私は、2019年ごろにエンジニアから転身し、社内コーチをしていました。会社の成果を上げるために今の自分を最大限活かせるポジションはどこかを考えた結果エンジニアからコーチになり、社内の人に対してコーチングを行っていました。

ただ社内コーチをしばらく続けていると、自分のコーチングの幅を広げるには、いろんな人と関わる必要があると思うようになって。そう考えていた時期に、THE COACHの創業者であるこばかなに「THE COACH Meetでコーチをやりませんか」と声をかけられ、渡りに船だと思いました。

それからTHE COACH Meetを使ってコーチをするようになり、あわせてコースリードとしてTHE COACH ICPにも携わるようになりました。今までは、自分がコーチとして活動する中で出会ったクライアントにコーチングマインドを共有していきましたが、コースリードも担うようになれば、さらに多くの人にコーチングを伝えていける。

「コーチングマインドを社会に広げる」というTHE COACHのミッションにも与することができると考え、2021年からコースリードを始めました。

受講生が実生活でコーチングを試せるところまで伝えたい

——谷内さんは、自身をどんなコースリードだと思っていますか?

私はもともとエンジニアだからか、できるだけロジカルに、具体的に言語化したい。コーチングに答えはありませんが、とはいえ、「答えがない」で済ませてしまわないよう、できる限り具体的な素材をお渡ししようと心がけている。そんなタイプだと思います。

ただ具体と言っても、ハウツーや答えを伝えたいわけではありません。私たちが提供しているのはあくまで素材。THE COACHで伝えているインテグレーション・コーチングという素材を、受講生の皆さんにコーチングセッションの場や、仕事の場、プライベートの場で活用してもらい、その価値を実感してほしいと思っています。

——実社会で試せるコーチングの考え方として、これまでにどんなことを伝えてきましたか。

たとえば、「沈黙が怖いけどどうしたら?」という悩みがあったときには、まずはいくつか観点があると伝えています。

ひとつは、沈黙が続いたときにコーチはどう関わるのか。この場合、クライアントがじっくり考えて内省しているときもあれば、「今何を考えていいか分からない」と戸惑っているケースもあります。後者の場合は、コーチが何かしら働きかけをする必要があります。このときに正解はなくて、両方のケースを経験して、コーチがどう関わるかを探究していくしかありません。

もうひとつは、沈黙が生まれたときに何がコーチを不安にさせているのか。コーチ自身の内側の話です。「沈黙ばかりで時間だけが過ぎていき申し訳ない」「沈黙を遮って、変なことを言ったらコーチとしてだめだと思われるかも」といった恐れがあるなら、それをコーチは見ていく必要があります。

——沈黙が続いて、谷内さんが声をかけるとしたらどんな言葉を発しますか。

基本的に、コーチングセッションはコーチとクライアントが一緒に作るものなので、コーチだけがなんとかしようと思わなくて大丈夫なんです。だからその場では、クライアントもコーチも思っていることをそのまま言えばいいと思っています。

「今考えているなら待ちますよ」「もし思いつかなければ、違う角度から聞いてみてもいい?」みたいに、とりあえず場に出してしまう。でもそれすらも最初は怖いと思うんです。その恐れが何なのかを探究した結果、自己の器の変容につながるはずなので、その人らしいコーチングを追求してほしいと思っています。

コーチング的関わり方を経験し、自己の器を育むインテグレーション・コース

——THE COACH ICPで、思い入れのあるコースはありますか。

担当することが多い、インテグレーション・コースでしょうか。このコースでは、基礎・応用ABコースを受けた受講生が集まって、同期同士でペアを変えながらコーチングセッションを行います。そしてプロコーチであるコースリード陣からフィードバックを受け、自己のあり方(Being)とコーチとしての関わり方(Doing)を探究していきます。

約5ヵ月間、10数名の受講生が隔週で顔を合わせ、彼らの関係性や彼ら自身が変わっていく様子を目の当たりにできる。コースリードとして毎回感動させられる、味わい深いコースですね。

もともとインテグレーション・コースはプロコースという名前で、ひたすら自己の器(Being)に向き合い、育むコースでした。「自己の器が変容すれば、自ずとコーチング(Doing)も変わっていく」。この真理と言える考え方があるからこそ、Beingに目を向けていたんです。しかし現在はインテグレーション・コースと名前を変え、BeingとDoingを両方扱っています。

受講生が変容していくように、コースリード自身もTHE COACH ICPの運営を通じて変容し、伝えたいことも変わってきているので、我が子のように日々カリキュラムを育てています。

——なぜインテグレーション・コースで、Doingにも目を向けるようになったのでしょう。

コーチング的関わりを試すことで、Doingから逆流してBeingの変容が起きる場合もあるからです。

受講生の中には「自己の器(Being)って、どう変容させればいい?」「自分磨きをすれば育まれるんですか?」と、難しさを感じている人がいました。それなら、たとえば傾聴というスキルを入口に、「なんでうまくできないのか?」「どうしたらうまくできるようになるのか?」と問いを立ててもらい、コーチング的関わり方から自己の器の変容を促すルートがあってもいいと考えていて。

それにもともとコーチング自体、理論から生まれたものではありません。簡単に言えば、その昔、効果的な関わり方をする誰かがいて、それに響いた人がいた。その関わり方(Doing)を広めるために、コーチングとして体系立てられた歴史があります。

コーチングに決まったやり方はありませんが、スキルとして伝えられたものを試してもらって、自分の変容に気づく体験をしてもらいたいという意図があります。

コーチングは、自由に探究するための地図

——THE COACH ICPでは、独自に開発した、クライアントが全体性を回復していくプロセスを伴走するためのコーチング「インテグレーション・コーチング」をお伝えしています。谷内さんにとって、インテグレーション・コーチングとは?

難しいですね…。いったん言葉にしてみると、地図かな…?

まず、地図を持っていれば自分がどこにいるか分かります。そして自分がどこに行きたいのかも分かるじゃないですか。さらに言えば、もしかしたら地図にない場所にも行けるかもしれない。自分を自由にしてくれて、どこかに連れて行ってくれる地図なんだと思います。

THE COACHでは、インテグレーション(統合)のプロセスを“全体性の回復”と表現することがありますが、それ自体探究の連続なんです。自分の中に思ってもいなかった光の部分があれば、絶対ないと信じたかった影の部分もある。全体性の回復のために必要なツールだと思います。

——なるほど、探究のためのツールなんですね。

そうですね。先ほど、“自由”と言いましたが、こうあらねばならないという意識はいつでも自由に変えられて、生き方自体も変えることができます。私自身も、ベースになっている生き方が何度か変わってきました。

本当はみんな、今とは全然違う人生を送る可能性があると思うので、その可能性を探究できるツールをTHE COACHで手にしてほしいです。

——最後に、THE COACH ICPの受講を検討している方へメッセージをお願いします。

THE COACH ICPはコーチングスクールと謳っていますが、基本的に私自身は、受講生にプロコーチになってほしいとか、なにかになってほしいとは思っていません。

ただ、プロコーチとして活躍できるくらいに学びを深めコーチング経験をした人が、自分の仕事やプライベートの場にコーチングを使ったら、きっと可能性が大きく広がると思うんです。それに、いろいろな場で使ってもらった方がコーチングマインドが世に広がっていく気がしていて。みんながパソコンやスマホを使っているように、多くの人がコーチングを自然に使っている世界はきっといい世界だと思うので、さまざまな場所で活用してほしいです。



THE COACH ICPでは、体系的にコーチングを学べる4つのコースを開講しています。ご興味のある方は、ぜひ下記リンクから無料説明会にご参加ください。