THE MAINSTREAM WEEKLY 第10号(26/07/15‐21)
どうも。
THE MAINSTREAM WEEKLY、今号で10号目です!
基本、メンバーシップの会員に向けてのものではありますが、有料料金を支払っていただければ会員でない方も読めるようになっています。
また、途中までは無料で読めます。今回の特集になっているワールドカップのハーランドに対してのポップ・カルチャーとかなり密接に結びついた世界的なミーム現象に関してはすべて読めるし、この件に関しては日本で一番掘った内容になっております。
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では、今週も行きましょう!


AIミーム時代最初のワールドカップ。ポップ・カルチャーにハーランド現象!
現在もまだ開催中のサッカー・ワールドカップ。この大会に関しては良くも悪くもいろんな意見が存在することはたしかですが、それだけ史上最も注目度が高い大会だと思っています。
そして、その背後にある大きな理由としてAIミームの存在が欠かせません。ミームだけなら、ここ2,3大会くらいから活発でしたけど、今回はAIが大幅に使われるようになったことから、これまで以上に手の込んだ、しかもポップ・カルチャーの知識が必要なハイセンスなミームが大量に登場。それがサッカーを越えた盛り上がりを演出していると思います。
そしてその最大のアイコンが

ノルウェー代表フォワード、アーリング・ハーランドであることに間違いはありません。
大会前から、現在世界最高峰のエース・ストライカーとして注目選手の一人だったハーランドですが、その実力は今大会でも7得点、とりわけ強豪ブラジルに対してあげた2得点で価値が急騰。世界中が彼の話題で一色となりましたが、それはもはやサッカーの範囲を越えたものに発展しました。
ひとつ大きかったのは、「ハーランドにそっくり」と呼ばれたロシアのモデル、アナスタシア・コストロミティナさんが、ハーランドの歴代の印象的な仕草を真似した動画をインスタで発表。これは65万いいねをもらう大バズ投稿となりました。
とりわけ爆笑ミームは7月6日のブラジル戦前後から11日のイングランド戦にかけて活発化しました。

やはり195センチの大型フォワードであることから「巨大なもの」としての比喩が多かったですね。ドラゴン・ボールの魔人ブウが国際的に最も頻繁に出されていましたが、これでアニメ・ファンの心もつかんでいましたね。
あと、「寒い国から来た巨人」ということで、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ロッキー4」のドラゴといった無敵の怪物イメージでもとらえられていましたね。で、迎え撃つ存在が必ずイングランドのエース、ハリー・ケインになっていました。
ただ、ハーランドの捉えられ方はそうした「無敵の巨人」だけではありません。というか、上のロシアのモデルさんのように、女性や子供ウケの良い、かなり柔和なポップなイメージも多かったんですよね。それは彼がロングヘアで、大きな身体に似合わず物腰が柔らかいことで好感度が上がったことにあるようです。
@noguedaestefania Haaland Fútbol Hunters🫰🏻⚽️KPOP MUNDIALISTA💖👯👯♂️#memes #kpop #haaland #fypシ
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こういう風にKpopミームが今大会のエース・ストライカーたちでつくられた際、必ずと言っていいほどリードシンガー役にもなってましたね。
Kポップとのつながりは今回特に大きく
BTSのジミンもライブでハーランドの歩き方を真似して話題を呼んでいました。
あとはガール・カルチャーの反応も今回は多く
さらに彼がかなりのハナ・モンタナ・ファンであったことが発覚。これにマイリー・サイラスのファンが喜び

さらにハーランドのミドルネームが「ブラウト」だったことから、チャーリXCXとちなんで「brat」のデザインをもじったものまで登場しました。
また、ノルウェー出身であることから

Take On Meでおなじみノルウェーの国民的ポップ・バンドahaをもじって「アハーランド」とするパロディ・ジャケ写が出回ったり

ホール&オーツならぬ「ハーランドオーツ」なるダジャレ・ミームも登場。
そうしているうちに
なんと、ハーランドが16歳だった2016年に友人たちと組んだKYGO JOなるラップ・グループの音源が発掘され、その曲「Lyng」がノルウェーのSpotifyのデイリー・チャートで1位になる事態まで発生しました。いかにも子供が作った感じのノルウェー語のポップ・ラップで出来は正直・・・なんですけどね(苦笑)。
こういう騒ぎの中、11日に準々決勝のノルウェー対イングランド戦が行なわれノルウェーは延長の末1対2で敗戦。日本でも負けた際、短期のうちにかなり増えた女性ファンたちの間で敗退を惜しむ声がずいぶん聞こえてきていました。
・・・と、敗退はしましたけど、過去のワールドカップで、こんなにもポップ・カルチャーと絡んで話題になった人気選手、記憶にないですね。こういうことなら2030年の次回大会もぜひ一緒に盛り上がりたいところです。

No.1 サム・フェンダー、全英1位記録のライバルはサッカー・イングランド代表に

10日にオリヴィア・ディーンとのシングル「Rein Me In」が全英シングル・チャートで16週目の1位。イギリス人アーティストとしては史上1位となり、歴代1位のフランキー・レインの「I Believe」を73年ぶりに更新することも夢でなくなってきたサム・フェンダー。ただ、来週、再来週と実は手強いライバルがいます。
しかもその強敵は、音楽アーティストというより、サッカーのイングランド代表。
https://youtu.be/RJqimlFcJsM?si=VE6Vhc5l6xE1zOPf
ワールドカップ準々決勝対ノルウェー戦が行なわれた11日付のSpotifyUKのデイリー・チャートでは、イングランド代表、別名「スリー・ライオンズ」の応援歌で1996年のEUROのときにヒットした応援歌、その名も「Three Lions」が、それまで1位だった「Rein Me In」を2位に蹴落として1位に輝きました。
さらに
スリー・ライオンズのワールドカップでの勝利の際に必ずスタジアムで歌われるオアシスの「Wonderwall」も3位に上がってきています。この翌日には1位にも輝きました。
この2曲がこのまま売れ続けるかは、15日に行なわれる準決勝アルゼンチン戦の結果いかんになります。もし、この試合に勝てば来週はかなり強く、再来週にもチャンスが広がることになります。
ワールドカップが終わればイギリスでも非常に強いアリアナ・グランデのアルバムなども控えているので、新記録達成までの道のりは案外楽ではありません。
No.2 ジェイZ、地元ニューヨークの聖地で復活ライブ
ヒップホップ界のキング、ジェイZが、長い沈黙を破ってステージに戻ってきました!
10日から、彼の地元ニューヨークはブロンクスにありますヤンキー・スタジアムで3日間、コンサートを行いました。フルサイズ規模のコンサートとしては2017年以来9年ぶりとなります。
今回のライブはテーマが決まっていて、10日がデビュー作「Reasonable Doubt」のリリース30周年記念、11日が最高傑作の誉高いアルバム「The Blueprint」のリリース25周年記念。そして12日が「延長戦」と銘打たれて行なわれました。
https://youtu.be/Jy44CUF2auM?si=hZBktdiSi1Xs1HK2
https://youtu.be/xaLZskMIFOM?si=MkkLWJcWpT3isAna
初日には娘のブルー・アイヴィー、そして宿命のライバルと謳われたNAS、さらにアンコールでアリシア・キーズとの「Empire State Of Mind」での共演を果たしました。
さらに2日目にはスリック・リック、さらにエミネムとファレル・ウイリアムズと共演ですよ!これはもう、90〜00年代のR&B/ヒップホップ・ファンにはたまりませんよね。
そして3日目にはリアーナ、そして妻ビヨンセも登場。ほとんどフェスのような様相でした。
ジェイZ、隠遁中のトレードマークにもなっていたドレッドロックも切ったことだし、このままアルバム制作してくれないかと思うところですけどねえ。
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