あなたにとって「最高のひととき」とは、どんな時間ですか?
がんばって何かを成し遂げなくても、
何者かにならなくても、
十分にしあわせになれる
……本当に?
これといった成果を出せず、
何者にもなれない私でも。
幸せになれるのだろうか。
たしかに、
私には夢中になれる仕事がある。
結婚して引っ越せば通勤時間が1時間になるとわかっても
「やめたい」と思えなかった仕事。
家に帰れば大切な家族がいる。
私とは正反対に底抜けにポジティブで、動じない旦那。
大人顔負けにおしゃべりが上手な娘。
スパイダーマンに憧れる可愛い息子。
裕福ではないかもしれない。
けれど、温かいご飯があり、安心して眠れる家がある。
noteを書いて自分のスキルを磨いているし、
趣味と称してピアノにも毎日触れている。
どう考えたって、
充実した日々を送っているはずなのに…。
「幸せ?」と聞かれると、どうしてだろう。
胸を張って「幸せです!」と言える自信がない。
慌ただしく時間に追われているから?
頑張っても終わりが見えないから?
それとも、どれだけ行動しても心が満たされないから?
何もしなくてもむなしい。
でも頑張って前向きに行動しても、
なぜか幸せじゃない。
いったいどうしたら
私は毎日を「幸せだ」と思えるのだろう。
そんなとき、Kindleアプリを開いたら
たまたま目に飛び込んできた本がありました。
2時間の使い方。
24時間あるうちの、たった2時間。
その2時間が変われば、幸せになれるのだろうか。
表紙をみたとき、どうにも惹かれるものがあり、
気づいたときにはダウンロードしていました。
そして、なぜ毎日がイマイチ充実しないのか。
その答えを知りました。
──あなたは、自分が何をすれば幸せになれるのかを
知らないのです。
いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才
著者の今井孝さんは、
仕事で成果を出しても幸せを感じることができなかったそうです。
そこで
「どうしたら幸せになれるのか」と、
幸せそうに生きている人たちのもとへ学びに行ったといいます。
多くの成功者にインタビューし、研究を重ねていった結果…。
幸せな人たちは
1日のなかに「最高のひととき」を作り出している。
その時間は平均して「2時間」だということに気づきました。
ようは、
24時間すべてが素敵である必要はない。
1日のなかで、あるいは1週間、1ヶ月の中で。
自分が「最高に幸せだ」と感じるひとときを全力で味わうことが
幸せに生きるための秘訣だと知ったのです。
…なるほどそうか。
どこか腑に落ちるものがありました。
自分がどうにも幸せを感じられないのは、
「幸せを後づけしている」からだと思ったのです。
仕事を1件終えたから、今日は充実していたはず。
ピアノを弾けたから、いい一日だったんじゃないか。
家族が元気だから、幸せだよね?
まるで自分に言い聞かせるように、
後から「幸せのラベル」を貼っている。
確かに、幸せなことだけれど、
その幸せを味わっていたかというと…。
慌ただしく、
なんとなく過ぎてしまっていることの多さに気づきました。
大事なのは
「自分で意識的に最高のひとときをつくる」ことです。
どんな時間なら自分は満たされるのかを知り、
「自分にとっての幸せ」を思い描く。
そしてそのひとときに、
意識を集中させて、
味わい尽くす。
「幸せな瞬間を味わえているか」
後づけするのではなく、その瞬間を。
十分に噛み締めることが大切だと知りました。
じゃぁ、幸せな瞬間って?
でもそもそも、
自分にとって何が幸せかっていうことを
十分に理解できていない気がします。
案外、自分のことは自分ではわからないもの。
普通に生きていると、
大切な幸せな瞬間も、
なんとなく過ぎていってしまうのです。
そこで大切なのは、
自分が何を好きでいるかを挙げていき、
「自分を幸せにしてくれるものリスト」を作っていくことです。
「自分を幸せにしてくれるものリスト」
紅茶が好き。
公園で散歩するのが好き。
布団に入って本を読むのが好き…。
こうして、自分の好きなものを挙げていくと、
だんだんと何が自分の幸せなのかがわかってきます。
作るときのコツは
「3つのカテゴリー」に分けるといいそうです。
①簡単にできること
(マッサージする、映画を見るなど)
②ちょっと無理すればできること
(温泉旅行、Kindle出版するなど)
③とんでもないこと
(世界一周、真冬に富士山を登頂するなど)
簡単にできる、現実的なことだけでなく、
「ベストセラー作家になる!」
みたいに、できるかどうかわからないことまで書き出してみます。
そうやって
心の思うままに書き出すことで、本当に自分が求めているものがわかってくるのです。
「幸せには3つの種類がある」
たくさん書き出した
「自分だけの幸せ」は、3つのカテゴリーに分類できます。
①達成感
(ゲームをクリアした、筋トレをしたなど)
②ふれあい
(友達と食事をする、家族で散歩するなど)
③リラックス
(ゆっくりお風呂に入る、音楽を聴くなど)
自分の感じる幸せに、
「どんな感情」が結びついているのか。
それを知ることはとても大切です。
なぜなら、
人は1つの感情をずっと味わっていると飽きてしまう生き物だからです。
達成感を感じると幸せだからと、
ずっとゲームをしていても飽きてしまうように。
一人で過ごすのが好きでも、
たまに誰かと触れ合いたくなるように。
ずっと幸せでいるためには、
さまざまな感情を味わえるよう、
幸せのバランスを考えることが大事なのです。
例えば、著者の方は
午前中に達成感を味わえるものを。
午後は人との触れ合いを大切に。
夜はリラックスしてゆっくり休む。
こうして、3つの幸せをバランスよく取り入れているそうです。
とはいえ1日の中で、全部の幸せを味わおうとしなくても大丈夫。
たった2時間。
1日でも1週間に1回でも。
その最高に幸せだと感じる瞬間をしっかり味わうことが大切です。
私たちはすでに、成功している
「幸せの2時間」を意識するようになると、
あることに気づきます。
私たちは、いつだって「幸せの材料」を持っているのに、
それを成功や成果の下敷きにしてしまっている。
幸せとは、未来のどこかにある「ごほうび」ではなく、
いま目の前で味わうことができる「感情」なんです。
多くの人は、「成功したら幸せになれる」と信じています。
逆に言えば「成功していないから幸せじゃない」と
どこかで思っている。
けれど、そんなことはありません。
誰かに認められていなくても、肩書がなくても、
お金持ちじゃなくても、有名人じゃなくても。
あなたが「好きなことをしている時間」は、
すでに成功そのものです。
映画を観て心が揺れた2時間。
友達と笑い合ったひととき。
家族食べる食事…。
それらはすべて、「成功したから」
手に入った幸せではないはずです。
幸せな2時間をじっくり味わえるということは、
すでに「豊かな人生の真ん中」にいるという証。
私たちは、すでに幸せを手に入れている成功者なのです。
その事実を忘れずに、
これからの2時間を、ていねいに、たのしんで、
味わって生きていけばいい。
そうすれば、毎日はきっと、今よりもずっと色鮮やかになっていきます。
この本には他にも
「無駄な時間を過ごしてしまった…」
という後悔を減らす方法や、
毎日を幸せにするためのスケジュールの立て方など
人生を豊かに味わいつくすためのコツが書かれています。
あなたにとって
「最高のひととき」は、どんな時間ですか。
まずは今日たった10分でもいいので、
その時間を自分にあげてみてください。
そしてその「最高のひととき」を噛み締めながら
「あ〜自分は幸せだ!!」
という気持ちを、心の底から味わってほしいのです。
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甘い時間をエネルギーに、また言葉を紡ぐ活力にしたいと思います。