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第4回:「プロの潜在意識」への進化。アクタス時代に学んだ思考の純度。

100倍という狭き門を突破して飛び込んだ、インテリア業界の「アクタス(ACTUS)」。そこは、単に美しい家具を売る場所ではなく、緻密な論理と圧倒的な美意識が交差する、プロフェッショナルの研錬場でした。

店舗運営に関わるすべての実務を掌握し、店長として現場を率いる日々。しかし、私の本当の「修行」は、閉店後の静寂や、深夜の書斎で人知れず行われていました。

「150億を動かす自分」を、先に完成させる

店長として現場のトップに立った頃、私の視界にはある景色が浮かんでいました。それは、当時年商150億(ほどだったと記憶)を誇るアクタスという会社そのものを経営するステージです。

「このまま社長を目指すか、それとも自分の旗を立てるか」

当時の私にとって、その二択に迷いはあっても「不可能だ」という感覚は微塵もありませんでした。なぜなら、日々の激務と並行して、私は自分の「潜在意識の書き換え」に心血を注いでいたからです。とはいえ、今思えば狂気の沙汰ですが、本当にそんな感覚でした。

現場で1ミリの妥協も許さない空間作りを学びながら、内面ではビジネスの枠を超えた「心の理(ことわり)」を独学し、150億というエネルギーを乗りこなすためのOSを構築していました。

私の思考を形作った「魂のライブラリ」

当時、私が読み耽っていたのは、いわゆるハウツー本ではありません。心理学、精神世界、そして成功哲学。これらを単なる知識ではなく、翌日の現場で試す「実践書」として潜在意識にプラグインしていきました。

今の私を支える、当時のバイブルたちをご紹介します。といっても下手なものばかりです。ただ、今もここにあげた本から学んだものが私の土台になっているのは間違いないです。

1. 人生とビジネスの土台を築く「原則」

  • デール・カーネギー『人を動かす:人間関係の真理、誠実さがもたらす自尊心。

  • スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣:すべては自分の内面から始まる(インサイド・アウト)という確信。

  • ナポレオン・ヒル『思考は現実化する:150億の重圧を「当たり前の景色」に変えた願望実現の極意。

2. 経営の「格」を決める哲学

3. 目に見えない力を「確信」に変える

  • 飯田史彦『生きがいの創造:この修行を「自ら選んだ」と自覚した時、迷いが消えました。

  • ヒューレン博士 他『ホ・オポノポノ:店舗の乱れは内面の乱れ。思考をクリアに保つ「クリーニング」の習慣。

  • 神田昌典『非常識な成功法則:直感をビジネスに昇華させる全脳思考。

  • 船井幸雄『成功のセオリー』『エヴァへの道』:本物の追求と、すべてを波動で捉える視座。

「いつでも戻れる」という誇りが、私を自由にした

周りのスタッフとのモチベーションの差に孤独を感じることもありました。だからこそ、外部で異業種交流会を主催し、高い志を持つ仲間と共鳴し合うことで、自分の「思考の純度」を保ち続けました。

「いつでもアクタスに戻れる。戻って社長にだってなれる実力をつけた」

30歳を目前にした私の決断を支えたのは、根拠のない自信ではなく、現場で叩き上げた圧倒的な実績と、膨大な読書を通じて構築した揺るぎない「内面OS」でした。

「思考が先、現実は後」

アクタスという最高の修行場で私が手に入れた最大の武器は、150億という会社の規模さえも軽やかに捉え、自分の理想を現実に投影する「思考の純度」でした。

しかし、いかに潜在意識を整えたとはいえ、一歩外へ出ればそこは荒波の吹く現実世界。 150億のビジョンを抱えた男が、最初に選んだのは、わずか数坪の「立ち飲み屋」という舞台でした。

なぜ、立ち飲みだったのか。 そして、潜在意識に描き続けた理想は、現実の店舗としてどう結実したのか。

次回、第5回。 いよいよ独立。福岡の街に小さな革命を刻んだ、「MEGUSTA誕生」の物語が始まります。

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