レンコン農家からエンジニアへ、そしてスクラムマスターへ — Thinkingsで広がった新しいキャリア
Thinkingsは、「採用管理システム sonar ATS」を提供するHR Tech企業です。ミッションである「誰もが意志ある仕事をするために、誰もが使える方法をつくる。」を実現するために、現在エンジニア採用を強化しています。
最近多くの企業で出社回帰の動きが見られますが、Thinkingsは全社員リモート勤務という形態をとっています(もちろん出社もOK!)。2023年6月にThinkingsに入社したエンジニア加島 稜大さんも、Thinkingsに入社後、石垣島へ移住しリモート勤務を行っています。(妻の復職をきっかけに東京に引っ越す予定)。
今回は、エンジニア視点から見えるThinkingsのカルチャーや、リモート勤務のなかで取り組む「スクラム開発」、スクラムマスターというキャリアについて加島さんにお話を伺いました。

Thinkingsのエンジニア組織

・PM(プロダクトマネジメント):プロダクトの企画を担当。
・PE(プロダクトエンジニアリング):プロダクトの開発や運用を担う。全3チーム
・IS(情報システム):内部システムの運用とサポート、データマネジメントを担当。
開発・プロダクト関連の職種が約4割を占め、エンジニア組織は技術的な成長を支える重要な役割を果たしています。

キャリアチェンジ ― レンコン農家からエンジニアへ
大学では農学部を専攻し、卒業後は1年間レンコン農家で働きました。でも、実際に働いてみると将来的に長い期間従事するのは難しいと感じ、もともとPCが好きだったこともあって、エンジニアに転職しようと決めました。
農業のかたわら独学で勉強を続け、SES(システムエンジニアリングサービス)の世界に足を踏み入れました。SESの仕事は、クライアントから発注された仕様通りに作業することが基本です。5年ほど働きましたが、「自分で何がいいか考える、そのために必要なことを決めて、作る」ということができなかった。このままだと自分の成長につながらないと思い、「自社開発ができる」「今まで自分がチャレンジできなかったウェブアプリ開発ができる」という2つの軸で転職活動を始めました。
業種に限らず様々な企業を受けましたが、Thinkingsの面接ではコード試験がありました。転職時に約10社受けましたが、コード試験があったのはThinkingsの他は1社ほどでした。加えて、Thinkingsではリリースされる全てのコードに対してコードレビュー※が徹底されている点も非常に魅力的でした。SES時代はエラーが起きて初めてコードの間違いに気づくという環境だったため、「他の人のコードを読める」のは、勉強になるし嬉しいんです。技術力を重視している企業だなと感じ、入社を決めました。
※担当者が書いたコードを他者であるレビュアーがレビューすること

新しいものに対する好奇心と社内有識者の存在
Thinkingsのエンジニア文化は、前職のSES時代とはまるで違います。特に感じたのは、「新しいものに対する好奇心」がみんなにあふれていること。会社として新しいツールやアプリを自由に試せる環境で、とても柔軟だなと感じます。
あとTeamsの「分報(社内Xのようなコミュニケーションツール)」チャネルでは、「最近こういうツール使ってみたけどこうだったよ」という情報を毎日メンバーが投稿しています。1日10個は新しい発見がありますし、自分でも毎日新しい情報をシェアしています。独り言みたいな投稿だから気楽ですし、自分の投稿に誰かが返信してそこからアイデアにつながることもあって、発見が多いです。

また、直属のマネージャー以外でも、長年「sonar ATS」を運用してきたフロント・バック両方に精通した有識者が社内にいるため、困ったときにはすぐに相談できる環境が整っています。Teamsでも相談できますし、週に一度相談できる会議も設定されています。

スクラムマスターという挑戦 ― Thinkingsの「スクラム開発」
Thinkingsは、2023年12月にスクラム開発を導入しました。「スクラム開発をThinkingsに浸透させていくこと」がPE部門全体の目標です。私は2024年8月からスクラムマスターを務めていて、Thinkingsらしいスクラム開発の在り方を日々模索しています。スクラムマスターとは、スクラムチームが正しいスクラム開発が行えているかを検証する役割のこと。私はもともと開発専門のエンジニアでしたが、コミュニケーション役にも興味があったので、スクラムマスターもやり甲斐があります。

▼Thinkingsのスクラム開発について詳しい解説はこちら
2024.2.9 Thinkingテックブログ スクラム開発を導入しての振り返り
▼PM視点でのスクラム開発力の向上についてはこちら
2025.1.30 開発と営業をつなぐ「PM視点」で組織を強くする ーThinkingsのプロダクトマネジメント(前編)
北海道から沖縄まで! リモート勤務を活用するエンジニアチーム
「リモート勤務」は転職の条件として重視していませんでしたが、せっかくなら!と家族と石垣島に移住しました。同じチームの同僚は北海道在住ですし、その他エンジニアも愛知、徳島、兵庫など日本全国で働いています。先ほどお話ししたようにリモートでもコミュニケーションできる仕組みが整っているので、働きにくいとは感じません。また、リモート勤務ならではのメリットとして、優秀な人材が集まりやすい点が挙げられます。これがチームにとって大きなプラスとなり、リモート環境でもチームが一体感を持って進められます。家族との時間も過ごせて、ライフワークバランスがとてもよくなりました。
【1日の流れ】
朝:リモートワークで通勤がないため、朝は子どもにご飯をあげてから業務開始。
午前:作業時間、スクラムイベント(定例会議 進行役)の準備
午後:スクラム関連、開発関連のMTG(1日で3つほど)。ほか作業時間。

Thinkingsで得られた成長 ― 技術だけでなく言語化能力も向上
入社前はウェブアプリ開発もReact(フレームワーク)も未経験でしたが、スキル面でかなり向上したと思います。周囲のサポートもありますが、最も大きな要因は「わからないことを放置せず、すぐに聞ける、深堀りできる環境」が整っていることです。私も最初はたくさん相談していましたが、今は自立してコードを書けるようになりました。
また、Thinkingsはエンジニアが参加する会議が比較的多いです。エンジニアなのに?と思われるかもしれないですが、コミュニケーションの機会が多いおかげで進捗状況は把握しやすいですし、成果物のズレも起こりにくいです。Thinkingsのエンジニア採用でも「コミュニケーション力」を重視しています。
SES時代は決められた仕様通りに作業するだけで、開発者として意見を取り入れてもらうチャンスがありませんでした。今はユーザーの課題を解決するためにPdMと意見を交わしながら、エンジニアとして自分の意見をしっかり反映できる環境があります。部門が違うメンバーとやりとりするには普段と違う伝え方が必要ですし、会議の数は増えたものの、その分だけ言語化能力やチームとの連携力が向上していると感じています。
今後の目標と求職者へのメッセージ
スクラム開発の導入で社内の組織は大きく変わりましたが、「変化」は新しいことを取り入れて最適化するチャレンジですよね。Thinkingsは変わることができるという強さを持っています。会社自体が柔軟なので、社員のキャリア変遷も自由度が高くなる。自分のキャリアがこんなふうに変遷していくとはSES時代には想像できませんでした。
私の今の目標は、スクラム開発を社内でさらに浸透させていくことです。スクラムマスターとして、他のエンジニアにその重要性を伝え、チーム全体でスクラム開発の効果を最大化していきたいと考えています。
Thinkingsは、自由にいろんなことに挑戦できる、発言したことを前向きに捉えてもらえる会社です。手前味噌ですが、エンジニアにとってすごくいい会社です。興味を持っているエンジニアの方がいれば、ぜひ一緒に働きましょう!

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