桜と、コーヒーと、それから私。6分咲きの目黒川の桜、スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京。
教員として働く中でうつ病を経験し、休職・入院・リワークを経て回復の途中にいます。
このnoteでは、うまくいかない日も含めた闘病の記録と、自己肯定感について綴っています。
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飛行機と電車をいくつか乗り継いで、
中目黒へ向かった。
観光というよりは、
「今日は少し遠くまで行ってみよう」
そんな風に思えた日の記録です。

これもひとつの回復の形♪
中目黒駅を出た瞬間
改札を抜けて外に出ると、
目の前に目黒川が現れた。
左右にずらっと続く桜並木。

人の心をくすぐるのだろうか。
私が訪れた日はまだ6分咲きくらいで、
枝の先には蕾がたくさん残っていた。

満開ではないけれど、
それがかえってよかった。
咲ききっていない桜には、
まだ「これから」の伸びしろがある。
川沿いをゆっくり歩きながら、
季節はちゃんと動いているんだなと感じた。

整理券を取って、待つ時間
今回のもう一つの目的地。
スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京。
日本ではここだけ、という場所に来た。
入店するには
QRコードで順番を取る必要がある。
朝の8時ごろにお店に着いたが、
中はもう満席だった。
隣の店舗で整理券を確保してから、
近くを散歩しながら待機した。

ここの入り口に整理券を発券するQRコードがある。
11番目の整理券をゲット。
そこから待ち時間は約1時間。
でも、その時間も悪くなかった。
桜を見ながら、ただ待つ。
急がなくていい時間というのは、
思っていたより心が軽い。
しかも11番目と比較的早い順番で、
整理券が取れたのは本当に運が良かった。

全部で4階建て。
扉を開けたら、空気が変わった
案内されて店内へ入ると、
視覚と嗅覚で圧倒される。
コーヒー豆の、深くて温かい、いい匂い。
見上げると巨大な焙煎機。

焙煎された豆が
ジェットコースターのように、
店中に張り巡らされた管の中を通り、
バリスタのもとへ運ばれていく。

軽やかな音が鳴るのが趣深い。
単にカフェというよりも、
コーヒーを主役にした、
1つの大きなテーマパークみたいな場所だった。
3種類の豆を
ゆっくり飲み比べる
私が選んだのは、3種類の豆の飲み比べセット。

一口ごとに味が違う、香り、酸味、余韻。
エチオピアは、とにかくコクが深い。
ゴクリと一口飲み込むと、
一瞬、バニラやココアのような甘さが来て、
口に含んでいると、
フルーティーな香りが鼻から抜けていく。
そして最後に、
しっかりと焙煎された豆のコクが、
「これがエチオピアだぞ」と待ち受けている。
スプリングブレンドは、華やかさ全開。
プラムやはちみつを思わせる甘みと、
スパイスのようなほのかな余韻が口の中に残る。
そっと目を閉じると、
目黒川の両岸を彩る桜の花が
一気に満開になったかのような気分になる。
桜の季節にぜひ飲みたい一杯。
東京ローストは、王道中の王道。
香りは爽やかで、口当たりはなめらか。
でも、喉元を通ったその瞬間、
酸味とコクが同じ力でバーンとぶつかり合い、
大きく弾けた真ん丸の花火が上がる。
こだわり抜かれたマイクロブレンド。
同じコーヒーなのに、
こんなに表情が違うのかと思った。

急いで飲むのではなく、
一口ずつコクや香りを確かめながら過ごす時間。
最近の自分には少なかった、
自分と向き合う時間。
頑張った自分にご褒美をあげるような、
贅沢な時間を過ごすことができた。
パンと紅茶とアルコールと
併設されたパン屋さんでパンを購入した。

どれも食欲をそそられる!
時間によって、
次々と新しい種類のパンが焼きあがり、
食べたいものが増えていく。
そして、特別な場所で食べるパンは、
なぜかいつもより美味しく感じた。

焼きたてのパンやケーキがずらりと並ぶ。
2階にはティー専門のエリア、「TEAVANA」も。

色鮮やかな茶葉が並ぶ中から、
お土産用に一つを選ぶ。

じっくりと時間をかけながら、
好きな味を探すことができる。
3階には、アルコールが味わえるBARがあった。

アルコールは10種類ほどあり、
どれを飲むか迷いに迷う。
そんな時には店員さんにおすすめを聞くと、
優しく丁寧に教えてくれる。
おもてなしの心を感じるサービス。

4階はカフェスペース。
机がいくつも並んでいて、
ここでもゆっくりできるのだが、
外はバルコニーのようになっている。
予約をすれば、外の景色を眺めながら、
スタバでのひと時を楽しむことができる。

スタバの特別感を盛り立てている。

テイスティング会も行われていると聞いた。
せっかくなのでお土産を
また1階戻り、お土産コーナーを見た。




選んだのは、デミタス用のカップ。
家に帰ってから使うたびに
今日のことを思い出せる気がして、
一度手に取ると、心が離さなかった。

そんな自分を褒めてあげたい。
桜並木を歩いて、代官山へ
お店を出る時に、
整理券の待ち番号を見てみたら…

もし行くならば、朝早くをおすすめします!
店を出て、再び目黒川沿いを歩いた。
お店に来た時よりも日差しが強くなっていて、
太陽の光を浴びようと手を広げた桜の花が、
朝よりも心なしが増えているような気がした。

観光名所をいろいろ回ったわけでも、
特別なイベントがあったわけでもない。
それでも、歩きながらふと思った。
心のエネルギーが溜まっている。
景色を楽しめている自分がいる。
今日は、自分の足で春の中を歩けた。
それだけで、なんだか十分な気がした。
旅の終わりに
代官山の駅に着く頃には、
お土産の入った袋が程よく重たくなっていた。

こんなにも元気になっていたなんて、
自分でも驚きだ。
旅は終わるけれど、生活は続く。
また、どこかへ出かけてみようと思う。
そんな一日。

【🎊コングラボードいただきました🎊】


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