第85話 【自尊感情って何?】「私はここにいていい」と思える力
教員として働く中でうつ病を経験し、休職・入院・リワークを経て回復の途中にいます。
このnoteでは、うまくいかない日も含めた闘病の記録と、自己肯定感について綴っています。
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人と比べて落ち込む日がありました。
何かができないと、
自分の価値まで下がった気がしました。
あの頃の私は、
「存在しているだけでOK」という
感覚を知りませんでした。
自尊感情とは
自尊感情とは、
👉 「何ができるか」とは関係なく、
👉 「私はここにいていい」と思える感覚
能力・結果・評価ではなく、
存在そのものへのOK が自尊感情です。
自尊感情が欠けると起きること
■思考
人と比較してばかりになる
できない自分=価値がないと感じる
完璧でないと認められないと思う
■行動
挑戦を避ける
失敗を極端に怖がる
他人の評価に合わせて動く
■感情
自分にがっかりする頻度が増える
劣等感・恥・自己否定
「消えたい」ではなくても
「いない方がいいかも」という感覚

自尊感情が低いと、
生きていること自体が
試験のように感じるようになります。
私のエピソード
私は長い間、
「自分が好き」と言える人が
理解できませんでした。
自分を好きという感覚が
よくわからなかったからです。
優しいから好き?
人よりできるから好き?
テストで点数がいいから好き?
だから私は、
自分を好きになることが
できませんでした。
というより、むしろ、
自分のことは嫌いだったと思います。
でも、病院に入院している時、
何気ない話から、
「赤ちゃんって、
何もできないけど大切にされるよね」
という話になりました。
できるから大切なのではなく、
いるから大切なのかもしれない。
その瞬間、
自尊感情という概念が初めて腹に落ちました。
存在しているだけで、
誰かの大切な人になっている。
その事実が、新しい感覚でした。
そこからは、
「自分の好きなことってなんだろう?」
「自分の長所はどこだろう?」と、
いいところ探しをしてみました。
まるで、小学生の「帰りの会」のように。
すると、いろいろと、
自分のことが見えてきました。
好きな食べ物、趣味、時間の使い方。
自分の好きなものが見つかると、
なぜか自然と自分のことを受け止めることが
できるようになってきました。
今では、堂々と、
自分の好きなことを言うこともできるし、
他人に褒められても、
素直に受け止めることが
できるようになりました。
私が私でいていいんだ。
そう思えるようになりました。
自尊感情の育て方
① できたことではなく
「存在」を肯定する言葉を使う
今日も生きた
起きた
食べた
呼吸している
一見当たり前のことを、
価値ゼロ扱いしない こと。
② 比較思考に気づいたら「自分」に戻る
昔の自分
昨日の自分
1年前の自分
自尊感情は、
他人比較ではなく自己比較 で育ちます。
③ 「できない自分」と一緒にいる練習をする
落ち込んだ
失敗した
逃げた
そのときに
「それでもいいよ」と言えるかどうか。
自尊感情とは、
うまくいった日の感情ではなく、
うまくいかなかった日にどう接するか です。
あなたがここにいること自体に、
すでに価値があります。
育てるのは、ゆっくり、一歩ずつ。
それでいいのだと思います。
自分が自分でいられるように。
自分にたくさんOKをあげてください。
