【学資資金】学資貯金の落とし穴「時間リスク」とは?
よう、今日も種まいてるか?
畑界の投資マフィア、ディス・パーチだ。
子どもの学資貯金を考える上で、
一番大事なことは「使うタイミングが決まっている」という点だ。
これは、長期でコツコツ育てていくインデックス投資にとって、結構なデメリットになる。
「学資貯金は使う期限が決まっており、投資期間が制約されるため柔軟に運用することはできない。」
そのことに気づき、改めて「俺はどう備えるべきか」を考えるようになった。以下に、俺自身が実践している学資資金の備え方をまとめてみたぜ。
※あくまで、俺個人の考えだ。投資判断は、自分の責任で頼む。
🥦 使うタイミングが「固定されている」という不自由さ
たとえば、学資を使う時期ってだいたい決まっているよな。
私立中学受験 → 小6の12歳
高校入学 → 15歳
大学進学 → 18歳
家庭によって多少ズレはあるだろうが、「○年後に確実に金が必要」というのが学資の特徴だ。
🥦 30年視点で投資している俺にとって「15年」は短すぎた
俺は普段、30年単位の長期視点でインデックス投資をしている。 だからこそ、学資のために15年後に必ず売らなきゃいけねぇ状況ってのは、非常に窮屈な状況だ。
もしそのタイミングで相場が下がっていたら?
例えば、老後資金なら「今は売らずに寝かせよう」ができるが、 学資はそうはいかねぇ。待ったなしだ。
🥦 だから、俺はこう考えるようになった
「NISA口座で非課税運用できるから」といって、学資資金を全額NISAに突っ込むのはリスクだと感じている。
学資は生活資金とは違うが、
“必要な時に確実に現金化できること”が最優先だ。
そのため俺は、学資資金に関しては現金貯蓄もある程度は必要と考えている。
🥦 私の学資資金戦略
子どもが生まれたとき、「とりあえず学資保険に入らなきゃ!」と思い、すぐに契約した。 たしか、毎月積み立てて、最終的に10〜20万円くらいプラスになるって内容の商品だったと思う。
だが、しばらくして、「これ、自分で投資したほうがよくねぇか?」と思うようになった。
🥦 ジュニアNISAの廃止
当時はまだジュニアNISAが使える時代だった。 しかも、2023年にジュニアNISAが廃止されることが決まり、それまであった「18歳になるまで引き出せねぇ」という制約が撤廃された。
ジュニアNISAは元々、引き出しに制限があったから使い勝手が悪いと思っていたが、廃止決定により、2024年以降は18歳未満でも引き出しが可能になったってわけだ。
🥦 約2年間、ジュニアNISAで積極的に運用
制度変更をきっかけに、俺は2022年からジュニアNISAの制度が終了する2023年末までの約2年間、
子どもの学資資金をジュニアNISAで運用することを決めた。
🥦 投資する際に考えたこと
俺は学資資金を集める際、投資と現金貯蓄の両方で取り組むことに決めた。
◆【投資】学資用貯蓄はジュニアNISAへ
・これまでの学資用貯蓄はジュニアNISAにまとめて投入
・万が一のときにも備えて、別途、現金預金は確保済み
◆【現金貯金】ジュニアNISA終了後の対応
・ジュニアNISAが終了したあとは、現金での貯蓄にシフト
・月1万円 × 子ども2人分を現金貯蓄
・児童手当は全額、"学資資金専用現金口座"へ現金貯蓄
→合計 年間で一人あたり約24万円の現金貯蓄を行う寸法だ。
🥦 ジュニアNISA投資資金の準備
ジュニアNISAで運用するにあたって、これまで入っていた学資保険を解約した。さらに、これまで児童手当を現金で積み立てていた分も元手にしたぜ。
一人目の子ブロッコリー(当時6歳):約150万円
二人目の子ブロッコリー(当時3歳):約100万円
二人目のブロッコリーの配分が低いのは、期間が長いからだ。
少なくとも3年は一人目のブロッコリーより、現金貯蓄期間も投資期間も長くとれる。特に、投資期間が長くとれるのはデカいアドバンテージになるはずだ。
🥦 投資タイミングと手法の工夫
ジュニアNISAは、年間投資上限が80万円までと決まっていた。
1年目に80万円を一括、2年目に残りを一括というやり方もできるが、俺は「石橋を叩きすぎて壊すタイプ」だ。
一気にデカい金を投資して、すぐに市場が下落したら……と想像するだけで不安になる。
そこで、以下のように時間を分散して投資する方法を選んだ。
一人目の子ブロッコリー
一年目:月8万円ずつ積み立て
二年目:月5.5万円ずつ積み立て
二人目の子ブロッコリー
一年目:月5万円ずつ積み立て
二年目:月4万円ずつ積み立て
これをジュニアNISAの制度が終了する2023年末までの約2年間続けたんだ。
🥦 わが家(畑)の学資資金戦略まとめ
👦 一人目の子ブロッコリー
ジュニアNISA:約150万円を投資済み (2023年ジュニアNISA制度終了)
現金貯金:月1万円をコツコツと。この調子なら、18歳時点で144万円に到達する予定だ。
児童手当:全額現金で貯蓄。このままいけば、支給終了時に約120万円になる見込みだ。
▶️ 18歳時点の見込み資産
投資:約150万円 ± 運用損益
現金:約260万円
👧 二人目の子ブロッコリー
ジュニアNISA:約100万円を投資済み (2023年ジュニアNISA制度終了)
現金貯金:月1万円をコツコツと。この調子なら、18歳時点で180万円に到達する予定だ。
児童手当:全額現金で貯蓄。このままいけば、支給終了時に約150万円になる見込みだ。
▶️ 18歳時点の見込み資産
投資:約100万円 ± 運用損益
現金:約330万円
🥦 現時点の投資成績
一人目の子ブロッコリーは、現金の比率が低く、リスクは高めだ。
だが、投資の原資がでかいため、もしかすると将来的な運用益もデカくなるかもしれねぇ。もちろん、18歳の時点で損失がデカい可能性もある。
ちなみに、現時点での損益は以下の通りだ。
👦 一人目の子ブロッコリー
・損益:+約99万円 (原資:約150万)
👧 二人目の子ブロッコリー
・損益:+約66万円 (原資:約100万)
※2025年8月時点
やはり、原資がでかいと損益の振れ幅もデカくなるな。
18歳時点でプラスになっているかマイナスになっているかは分からねぇが、どちらに転ぶか楽しみでもある。
この「元手の違いによる差」を経過観察することも、一つの楽しみだ。
正直なところ、こうした実験や検証が、自分の体験として積み重なっていく感覚が好きなんだ。
そう。早大に広がるブロッコリー畑のように。
A区画とB区画でブロッコリーの肥料を変えているんだ。育て方も。この際のブロッコリーの成長過程を観察するかの如くだ。
🥦 学資準備のリアルな悩みと備え
現在、現金貯蓄として子ども一人あたり月2万円しか積み立てられていないのが現実だ。正直言うと、これとは別にインデックス投資商品にも積み立てたいが、家計の都合もあり、なかなか難しいのが本音だ。
その分、ジュニアNISAを活用した投資による複利効果に期待している。だが、当然ながら元本割れのリスクもある。
とはいえ、我が家では学資とは別で、新NISAでの資産形成や現金での貯蓄も並行して進めているからな。もし学資用の投資がマイナスになっていたとしても、
「今は取り崩さず、現金で一時的に対応し、運用の回復を待つ」
という選択肢が取れるように備えている。
そう。
我が農場で育てているのは、
🥦ブロッコリーだけじゃねぇ。
🥕ニンジンもあるのさ。
子どもが大きくなった時に、ブロッコリー(投資資産)が不作なら、ニンジン(現金)から取り崩しつつ、ブロッコリーが育つのを待つだけだ。
🥦【おまけ】 ジュニアNISAがない今、どう備える?
ジュニアNISAがなくなっちまった今、18歳未満の子供名義じゃNISA口座を開くことはできねぇ。もしこの時代に学資資金を準備するとしたら、俺はこう考える。
パターン1
夫のNISA口座:家族全体の資産形成(老後や将来の備えなど)
妻のNISA口座:学資資金のための投資運用
学資資金専用現金口座 A:現金貯蓄用として活用
パターン2
夫のNISA口座(積み立て):家族全体の資産形成(老後や将来の備えなど)
夫のNISA口座(成長投資枠):学資資金のための投資運用
学資資金専用現金口座 B:現金貯蓄用として活用
どちらのパターンにしても、目的ごとに口座を分けて運用したいと考えている。というのも、異なる目的のお金を一緒に管理するのが、俺の性格に合わねぇからだ。
仮に学資資金を家族全体の資産と一緒に運用していた場合、 「どこからいくら引き出すか?」「運用成績にどんな影響があるか?」など、考えるのが非常に面倒になる。
そのため、目的別に分けて管理することで、将来の判断や取り崩しがスムーズになるよう備えておきたいと考えている。
資産も整理整頓して、目的別にラベル付けして分けたいタイプのブロッコリーだ。俺は。
月々の資金をどのような配分で「NISAに回すか」「現金で貯蓄するか」は、各家庭や農家、個人の考え方によると思う。
現金にはインフレによる目減りリスクがあるから、NISAでの運用比率を高めるという考え方もある。
一方で、学資資金は使う時期が限られているため、現金比率を高めておくという方針も一つの考え方だ。
「考えるのが面倒だから、半分ずつにしておく」というやり方もまた合理的で、結局のところ、正解は人それぞれだと思うぜ。
俺の場合は、まとまった金を先に投資に回して「寝かせる」方式を選んだ。そして残りは毎月、現金でコツコツと積み立てている。だが、これは当時「ジュニアNISAがあと2年で廃止される」と決まっていたことが、判断の後押しになった部分もあるかもしれねぇな。
🥦【まとめ】学資準備に「正解」はないけれど、時間的制約を忘れずに
これまで、うちの学資資金の考え方と実践をまとめてきたが、改めて強調したいのは、学資貯金には「使うタイミングが決まっている=時間的制約がある」ってことだ。
この時間的な制約があるからこそ、老後資金みてぇに長期でゆったりと育てる投資とは違って、途中で相場が大きく変動しても対応しなきゃいけねぇ。柔軟に運用できねぇ側面があるんだ。
だからこそ、学資資金の準備では、「いつまでに」「いくら必要か」っていうゴールを明確にし、その制約の中でリスクとリターンのバランスを考えるのが不可欠だ。
家庭の事情や価値観、リスク許容度に応じて、現金貯蓄の割合を高めたり、投資で複利効果を狙ったり、適切な方法を選んでいく必要がある。
大切なのは、「学資資金は時間的制約のもとで準備するもの」と認識し、そのうえで自分や家族に合った備え方を納得して選ぶこだ。
インフレや相場変動、制度変更などの環境変化はこれからも続くだろうが、焦らず柔軟に調整しながら、自分のペースで備えていくことが一番大切だと感じている。
この記録が、学資準備を考える者のヒントになれば幸いだぜ。
※投資はあくまで自己責任だ。
この記事は特定の金融商品を勧めたり、助言したりするものではない。
今回紹介したのは、あくまで俺の体験談だ。未来のことは誰にも読めねぇ。 だから、投資を始めるときは自分でしっかり調べて、納得した上でスタートするのが大切だ。
それでは、次回の記事でまた会おう。アリデベルチ。
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