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【作曲ドル】韓国音楽著作権協会の正会員昇格リストを6年分まとめ読みしてみた【KOMCA】


2月はKOMCA正会員昇格の季節

何を言うとんねん、と思われた方すみません。

平たく言いますと、韓国には日本のJASRACに当たる楽曲著作権管理団体であるところのKOMCA(韓国音楽著作権協会)があります。
もちろん、私の推しであるBTSバンタンメンバーを始めとするK-POPアイドルも入っており、「作曲ドル(作詞作曲するアイドル)」などと呼ばれます。

ここは、毎年30人ほどが正会員に昇格するんですよね。
前年実績によるらしく、発表は毎年1月末~2月頭ですので、この季節になると誰が昇格したというニュースが流れてきます。

私は2年くらい著作権情報をウォッチしてるので、そういうニュースも読んでたんですが、物足りなくなってきたので直接協会サイトへ行って、過去のプレスリリースを掘り起こしてきました!
というわけで、一緒に読みましょう( *´艸`)

プレスリリースはDLできるんですが、形式が韓国のローカルソフト(.hwp)なので、普通に開けません。日本で言うところの一太郎みたいなやつで、省庁広報とかもわりとこれなんですよね( ;∀;)
なので、私がpdf変換したものを添付しています。オンライン変換サイトによっては結果が綺麗に出力できないんですが、ここは綺麗で助かりました。

昇格と再昇格

正会員の条件

  • 協会に入会してから満3年以上経過

  • 3年間の著作権使用料の合計額が高い、上位25名

  • 著作権使用料が3年の間毎年3,000万ウォン(約330万円)以上

韓音著作協は毎年、定款に基づき著作権料の上位基準に従って、大衆音楽分野から22名、非大衆音楽分野から3名をそれぞれ正会員に昇格させます。

2020年版プレスリリースより

正会員は協会方針に対して意見を述べる権利を持ちます。
会員費未納などで一旦会員資格を失った場合、再入会→再昇格することがあります。

2019年以前

  • 2011年:G-DRAGON(BIGBANG)

  • 2013年:キム・ジェジュン(JYJ)、キム・ジュンス(JYJ)

  • 2014年:T.O.P(元BIGBANG)

  • 2015年:BoA

  • 2016年:IU

  • 2018年:SUGA(BTS)

  • 2019年:ウジ(SEVENTEEN)、ZICO、ジョン・ヨンファ(CNBLUE)、ヨン・ジュンヒョン(元BEAST・Highlight)、ジニョン(元B1A4)

2020年

RM、J-HOPE、ポール・キム、GIRIBOY…音著協、正会員昇格者リスト発表

発表:2020-01-22

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • RM(BTS)

  • J-HOPE(BTS)

  • ポール・キム

  • パク・ジェボム (Jay Park)

  • Supreme Boi ※BTSなどに曲を提供

  • GIRIBOY

  • キム・ミンソク (MeloMance)

  • チョ・ヒョナ (Urban Zakapa)

  • クォン・スニル (Urban Zakapa)

RMじゃなくてRAP MONSTERだw(改名は2017/11/3)
しかも「THE」てwww

その他情報

今回のリストには、BTSのRM(キム・ナムジュン)、J-HOPE(チョン・ホソク)をはじめ、ポール・キム(キム・テヒョン)、パク・ジェボム、GIRIBOY(ホン・シヨン)、キム・ミンソク(MeloMance)、チョ・ヒョナ、クォン・スニル(以上Urban Zakapa)など、大衆音楽を牽引している多くのシンガーソングライターが名を連ねました。

RMとJ-HOPEは、「Boy With Luv(小さなものたちのための詩)」、「HOME」、「血、汗、涙」など世界的な人気を博した楽曲を手掛け、「作曲ドル(作曲するアイドル)」として正会員リストに加わりました。これによりBTSは、2018年に正会員となったSUGA(ミン・ユンギ)に続き、3名もの著作権協会正会員を擁するグループとなりました。

KOMCAプレスリリースより

Supreme Boiさんがいますね!!
彼は初期からBIGHITにいるメンバーで、防弾少年団の初期クルーです。アイドル方針になった後ラッパーからプロデューサーに転向し、バンタン楽曲に参加。
「Trainee A」を手がけましたがデビューに至らず、現在はHiss Noiseさんと一緒にCORTISを支えているようです。

ちなみにGIRIBOYさんはこの曲(『헤이즈 (Heize) - We don't talk together (Feat. 기리보이 (Giriboy)) (Prod. SUGA) MV』)でバンタンとご縁があります。

2021年

ソン・ミノ、カン・スンユン、ソヌ・ジョンア、CHANGMO…音著協、正会員昇格者リスト発表

発表:2021-02-01

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • ソン・ミノ(WINNER)

  • カン・スンユン(WINNER)

  • ソヌ・ジョンア

  • CHANGMO

  • LOCO

  • ロイ・キム

  • MAKTUB

  • コ・ヒョンソク (Cloud) ※CHEEZE、Car, the garden等に曲提供

  • キム・ヒョヌ ※ポール・キム等に曲提供

  • イ・ジュノ ※ユン・ジョンシン等に曲提供

  • チョン・ジェイル ※パク・ヒョシン等に曲提供、音楽監督

昇格者リスト

2022年

Heize、ペク・イェリン、イム・ヒョンシク、BewhY…音著協、正会員昇格者リスト発表

発表:2022-02-15

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • イム・ヒョンシク(BTOB)

  • Heize

  • ペク・イェリン

  • BewhY

  • Beenzino

  • ジンソン

  • チャン・ギハ

  • R.Tee ※BLACKPINK等に曲提供

  • キム・ジファン (アルゴボニ・ホンスサンテ)

  • チョン・スンヒョン (1601)

  • ギル (Leessang) (再昇格)

  • ゲリ (Leessang) (再昇格)

  • ノ・ヨンシム (Leessang) (再昇格)

何で毎年形式が違うんだろう……

その他情報

国内を代表する「作曲ドル(作曲するアイドル)」の一人であるBTOBのイム・ヒョンシクも、過去のRM、J-HOPEに続き「アイドル正会員」としての栄誉を手にしました。

KOMCAプレスリリースより

2023年

音著協、2023年正会員昇格者リスト発表…Jannabi チェ・ジョンフン、バンチャン、minGtionなど

発表:2023-02-02

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • バンチャン(Stray Kids / 3RACHA)

  • ハン(Stray Kids / 3RACHA)

  • チャンビン(Stray Kids / 3RACHA)

  • チェ・ジョンフン (Jannabi)

  • minGtion ※Red Velvet、テヨン、NCT等に曲提供

  • 24 ※BLACKPINK、ソンミ、チョン・ソミ等に曲提供

この年は登録IDが載ってる

その他情報

韓国を代表する第4世代ボーイズグループStray Kidsであり、3RACHAのメンバーであるバンチャン、ハン、チャンビンは、今年「アイドル正会員」としての栄誉を手にしました。3RACHAはグループStray Kidsのアルバム全曲を作詞・作曲する自主プロデュースチームです。昨年、彼らの手から生まれた2つのアルバムがそれぞれ「ビルボード200」で1位を獲得し、3RACHAは優れた音楽性とプロデュース能力を認められました。

KOMCAプレスリリースより

2024年

音著協、2024年正会員昇格者リスト発表…JUNG KOOK、ソヨン、バーノン、CODE KUNST、アン・ジヨンなど

発表:2024-02-01

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • JUNG KOOK(BTS)

  • ソヨン((G)I-DLE)

  • バーノン(SEVENTEEN)

  • アン・ジヨン (Bolbbalgan4)

  • アン・イェウン

  • CODE KUNST

  • 250 ※NewJeans等に曲提供

  • VERSACHOI ※Stray Kids等に曲提供

  • イ・スラン (作詞家) ※EXO、TWICE、Red Velvet等に曲提供

  • TOIL

  • RAIN (再昇格)

  • イ・サンミン (再昇格)

登録IDが伏せられた

その他情報

BTSのJUNG KOOKは、アイドルシンガーソングライターとして『Seven』、『Still With You』、『Dreamers』など、世界的に愛されている楽曲の作詞・作曲に自ら参加し、2018年に正会員になったSUGA、2020年に正会員になったRMとJ-HOPEに続き、BTSメンバーの中で4番目に韓音著作協正会員リストに加わりました。

韓国を代表するガールズグループ(G)I-DLEのリーダーであるソヨンと、韓国歌謡界史上初めてアルバム初動販売量500万枚を達成したグループであり全世界にファンダムを持つボーイズグループSEVENTEENのメンバー、バーノンもまた、今回の正会員昇格対象者に選定されました。

KOMCAプレスリリースより

この説明がちょっとわかりません。
グクはKOMCAでは23件の楽曲著作権を持ってるんですが、『Seven』は入ってないんですよね。ちょい盛った?

正会員昇格の決め手は著作権使用料です。
楽曲著作権数が少ないグクが昇格したということは、単価がめちゃめちゃ高かったということになりますね。

グクの場合はBTS曲かミクテ曲(SoundCloud発表)の印象が強いのですが、2023/7/4に『Still With You』『My You』が「Seven」発売に先んじて正式リリースされており、これと2022年ワールドカップ公式ソング『Dreamers』の爆発力が、昇格の決め手になったのではないかと思われます。

イ・スランさんはユンギとコラボした「WINE」が有名ですが、その2年前にナムさんが参加した「U」でご縁があります。

2025年

音著協、2025年正会員昇格者リスト発表…SEVENTEEN S.COUPS、イ・ムジン、ユンナ、Epik High DJ Tukutz、GroovyRoom HWIMINなど

発表:2025-01-24

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • S.COUPS(SEVENTEEN)

  • ユンナ

  • イ・ムジン

  • DJ Tukutz(Epik High)

  • HWIMIN(GroovyRoom)

  • The Quiett (再昇格)

  • MayBee (再昇格)

  • ファン・ユビン (作詞家)

  • ノ・ジュファン

この形式に落ち着いたらしい

その他情報

グループSEVENTEENのリーダーであるS.COUPS(チェ・スンチョル)は、SEVENTEENの代表曲『Super(孫悟空)』『God of Music(音楽の神)』『Don't Wanna Cry(泣きたくない)』『VERY NICE』の作詞・作曲に参加しており、2019年に正会員に選定されたウジ、2024年に昇格したバーノンに続き、SEVENTEENメンバーの中で3番目に韓音著作協正会員リストに名を連ねました。

KOMCAプレスリリースより

他にも、「リムジンサービス」のムジンさんが昇格してますね。
バンタンと親交の厚いEPIK HIGHは、この年で全員が正会員リスト入りしています。

2026年

音著協、2026年正会員昇格者リスト発表…DAY6 Young K、(G)I-DLE ウギ、ステラ・チャン、ペ・チョルスなど

発表:2026-01-29

主な正会員昇格者(再昇格含む)

  • Young K(DAY6)

  • ウギ((G)I-DLE)

  • STELLA JANG(ステラ・チャン / ジャン) ※BTS等に曲提供

  • ペ・チョルス

  • GIGI (キム・ヒョンジ) ※NewJeans等に曲提供

  • ハン・ウォンタク ※SEVENTEEN、Stray Kids等に曲提供

  • KAKO

  • GHSTLOOP※BTS、TXT、SEVENTEEN、ILLIT等に曲提供

  • JUNNY

  • MILLENNIUM (チェ・レソン)

  • ASTROZ (ソン・ヨンジン) ※IZ*ONE、HyunA等に曲提供

  • Big Sancho (キム・テホ) ※(G)I-DLE等に曲提供

  • カン・ファソン※ナオル、HYNN、ロイ・キム等に曲提供

  • チャン・ボムジュン (再昇格)

  • クォン・ジョンヨル (10CM) (再昇格)

  • ソヌ・ジョンア (再昇格)

落ち着かなかった……

その他情報

これらのアーティスト以外にも、今年の正会員昇格リストには、NewJeansの『Hype Boy』、『OMG』、『Super Shy』などの主要ヒット曲に作詞で参加したGIGI(キム・ヒョンジ)をはじめ、SEVENTEEN、Stray Kids、NCT DREAMなどの楽曲を手掛けたハン・ウォンタク、およびKAKO(イ・ユジン)、GHSTLOOP(キム・ミンス)、JUNNY(キム・ヒョンジュン)、MILLENNIUM(チェ・レソン)など、若い創作者たちが多数含まれました。

KOMCAプレスリリースより

バンタン関連では、以下の音楽PDが昇格しています。

  • STELLA JANG(関与したバンタン曲は『FRIENDS(チング)』)

  • GHSTLOOP(関与したバンタン曲は『ROPE IT』『LOSER』『Falling』など全26曲)

STELLA JANGについてはこちらの記事が詳しかったです!

作曲ドルと共に成長していくPDたち

こうしてまとめて振り返ると、各レーベルやグループのアイドル達が、続々と「作曲ドル」として名乗りを上げていく様がわかり、胸熱になりますね。

BTS中心で見ても、初期からずば抜けた生産力で大量の曲を積み上げていったBTSラップライン(SUGA, RM, J-HOPE)や、グローバルな爆発ぶりで昇格の壁を突破したグクに加え、Big Hit Entertainment時代からのプロデューサーズが成長し、HYBEだけでなく韓国音楽界を支える礎になっていく様子が窺えます。

昔馴染みなPDの活躍は嬉しく、新しいPDの参画も頼もしく、読んでいて飽きません。
難点は、発表画像がほぼ本名で書いてあるため、私の学習が足りなくて見逃している人がまだいるだろうというところです……!( ;∀;)クヤチイ

まあ、もうしばらく眺めているうちに、経験値も貯まるだろうと思います。
もし覚えてたら、また来年この記事に新しい情報が追加しておきます。その時は「ARIRANG」情報が追加されているでしょう。楽しみですね!!


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