【暦の話】「なんかずっとだるい…」その不調、実は"夏土用"のせいかも?
え、これ私のことじゃん…と思ったら読んでほしい
朝起きても疲れが取れない。
ちょっと動いただけで汗だくで、やる気が出ない。
食欲もイマイチなのに、なぜか甘いものだけは欲しくなる。
「あれ、私だけ?」と思っていませんか?
実はこの時期、同じように「なんとなく不調」を感じている人、すごく多いんです。しかもそれ、単なる夏バテだけじゃなく、"夏土用(なつどよう)"という季節の節目が関係しているかもしれません。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、知っておくと「あ、だからか」と腑に落ちて、ちょっと気持ちがラクになりますよ。今日はその正体と、しんどさを乗り切るヒントをお伝えします。
そもそも「夏土用」って何?
「土用の丑の日」って聞いたことありますよね。うなぎを食べる、あの日です。
実は「土用」は年に4回あって、各季節の変わり目、約18日間のことを指します。夏土用は立秋(毎年8月7日頃)の直前の期間で、2026年は7月19日〜8月6日頃。つまり、今まさにその真っ只中なんです。
昔の人は、季節の変わり目は体調を崩しやすいと考えていました。今で言う「気圧や気温の急な変化に、自律神経がついていけない状態」ですね。連日の猛暑に加えて、朝晩は思ったより涼しかったり、台風で気圧が乱高下したり…体は必死に対応しようとして、消耗してしまうんです。
だから「最近だるいのは気のせいじゃない、むしろ当然」と思ってあげてください。それだけで少し気持ちが軽くなりませんか?
夏土用を元気に乗り切る、3つのポイント
① 「冷やしすぎ」を疑ってみる
暑いからとキンキンに冷えた飲み物やアイス、ガンガンの冷房。気持ちいいけれど、実はこれが不調の大きな原因のひとつです。
体の内側が冷えすぎると、胃腸の働きが落ちて栄養がうまく吸収できなくなり、それが「だるさ」や「食欲不振」につながります。まるで、冷えたエンジンで無理やり車を走らせているような状態。当然、本来のパワーは出ません。
今日からできること
冷たい飲み物を「常温〜白湯」に一杯だけ変えてみる
冷房の効いた部屋では、薄手のカーディガンやレッグウォーマーで首・お腹・足首を守る
お風呂はシャワーで済ませず、5分だけでも湯船に浸かる
② 胃腸をいたわる食事にシフトする
夏土用の時期、東洋医学では「脾(ひ)」=胃腸の働きを整えることがとても大切だとされています。胃腸は体力・気力の源をつくる場所。ここが疲れていると、いくら寝ても疲れが取れない…なんてことになりがちです。
さっぱりしたそうめんや冷たいサラダばかりでは、実は胃腸はあたたまらず、消化のパワーも落ちたまま。
おすすめの食べ方
常温or温かい味噌汁やスープを1品プラスする
生姜・みょうが・大葉など「香味野菜」を積極的に使う
「うなぎ」が定番なのは理由がある。良質なたんぱく質とビタミンで体力チャージを
一気に変えなくて大丈夫。「今日の一食だけ」からで十分です。
③ 体を"ちょっとだけ"動かす
だるいときほど動きたくないものですが、実はまったく動かさないでいると、血流もリンパの流れも滞って、余計にだるさが長引いてしまいます。
イメージとしては、水たまりの水。動かさずじっとしていると濁っていきますが、少しでも流れをつくってあげると、じわじわ澄んでいきますよね。体も同じです。
無理なくできる動き
朝起きたら、深呼吸をしながら両腕をゆっくり上げ下げ(1分でOK)
お風呂上がりに、足首をぐるぐる回す
ヨガの「猫のポーズ」で背骨をゆっくり動かし、自律神経を整える
激しい運動は逆効果。「気持ちいい」と感じる範囲でとどめるのがコツです。
④ 「今日は休む」を許可する日をつくる
がんばり屋さんほど、「だるいのは自分の甘えかも」と自分を責めてしまいがちです。でも、季節の変わり目に不調が出るのは、むしろ体が正常に反応している証拠。
昔から夏土用の時期は、無理をせず体を労わる期間とされてきました。予定を詰め込みすぎず、「今日はゆっくりする日」と決めてしまうのも立派なセルフケアです。
まとめ:まずは今日、コップ一杯の白湯から
夏土用の不調は、あなたの気合いや根性が足りないせいじゃありません。季節の変わり目に、誰にでも起こりうる自然な反応です。
とはいえ、「全部やらなきゃ」と気負う必要はありません。今日紹介した中から、たったひとつ、たとえば「冷たい飲み物を白湯に変える」でも、「深呼吸を1分するだけ」でもいいんです。
小さな一歩が、この先の残暑を乗り切る体力の差になります。
まずは今日、コップ一杯の白湯から。
無理せず、でも着実に、夏土用を味方につけていきましょう。
神戸在住ヨガインストラクター・REIKO
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