ゾーラン・マムダニがNY市長当選
2025年11月4日に行われたニューヨーク市長選挙で自称”民主社会主義者”でウガンダ出身のインド系ウガンダ人イスラム教徒移民で民主党のゾーラン・マムダニ氏が当選した。
マムダニ氏がアメリカ・ニューヨーク市に来たのは1999年7歳の頃、2018年に市民権を得た。そして2020年にニューヨーク州議会議員になり、
この度、無名で支持率も高くなかったが社会主義的…いや共産主義的な急進的政策を掲げニューヨーク市長選挙に当選し史上初のイスラム教徒ニューヨーク市長となったわけだ。
このニュースを聞いて驚いた人も多いだろう、SNSでも様々な情報が飛び交っている。私は詳細を調べる前の段階で、無名の人物が結果を出している時点で背後に何等かの力が働いている可能性を考慮した。
金持ちが多いニューヨークで共産主義的政策ぶち上げ、ユダヤ人が多いジューヨーク…もといニューヨークで公然とイスラエル批判、イスラエルに対する経済・文化的ボイコットを呼びかける運動を支持するイスラム教シーア派のマムダニ氏。
そんな彼に対してユダヤ人の圧力団体ADL(名誉毀損防止同盟)はマムダニ氏の政策などがユダヤ人コミュニティにあたえる影響を監視する「マムダニ・モニター」を立ち上げるにとどまっている。
う~ん・・・。何か不可解だ。
私はニュース記事を開いて、見出し写真を見た瞬間驚いた。

Zohran Mamdani
カバラブレスレット!!??





カバラブレスレットについては以前書いた記事があるのでそちらを。
カバラブレスレットが何であるか、何故付けているのかは自分で調べて考えてみてください。
”彼ら”は常に両建て
では、マムダニ氏の掲げる政策などについて考えていこう。
彼は生活費の高騰への対策や富裕層への課税を強調している。
10月末に開かれた選挙集会では、富裕層増税を求める約1万人の聴衆が「金持ちに課税しろ!」と叫びながら足を踏みならしたし、ニューヨーク市長選挙勝利演説では「トランプのような億万長者が課税を逃れることを許してきた腐敗文化に終止符を打つ」と主張。
マムダニ氏は急進的政策を掲げ生活環境の悪化に不満を持つ労働者層、若年層からの支持を集めたわけだが、彼自身貧しい移民家庭出身なのだろうかと思いきや、そうではない。
マムダニ氏は裕福な家庭であったと思われる。彼の父親(マフムード・マムダニ)は大学教授であり、母親(ミーラー・ナーイル)は映画監督だ。


社会主義運動に入れ込む人が裕福な家庭出身というのはよくあることだ。
フィデル・カストロもチェ・ゲバラも金持ちの息子だった。
マムダニ氏は民主党に入党しているが、その党内でも急進左派に位置付けられている。そんな彼が所属している政治団体がDSAだ。
DSAとはDemocratic Socialists of America、アメリカ民主社会主義者。
DSAは、かつて社会主義インターナショナルに加盟していた。
そもそも民主社会主義とは何だろうか。これは民主主義の下で社会主義政策を行うという政治思想らしい。社会主義を支持しながらも共産主義や権威主義的社会主義には反対しているそうだ。
正直、説明が非常に分かりにくいし人によって解釈も変わってくるだろう。
社会民主主義という言葉もあるがこれは元来マルクス主義、共産主義の実践面を指す言葉でレーニンやスターリンも自身を社会民主主義者と名乗っていた過去がある。
とにかく民主社会主義はマルクス・レーニン主義の暴力革命や一党独裁を拒絶して議会制民主主義を支持するそうだ。しかし人間が何を考えているかは誰にも分からない。選挙を通じて大衆から選ばれた結果の正式な体制の変革、ステルス革命を目指しているのかもしれない。
民主社会主義者は共産主義者とは違うと主張するも周りからは境界線は曖昧にしか見えないわけだ。
そんなマムダニ氏の掲げた政策を実際に見ていく。
・住宅政策
家賃安定化制度の強化とニューヨーク市内に約100万戸ある家賃規制住宅の家賃値上げ凍結を主張。
そして今後10年間で約20万戸の公的補助付き家賃規制住宅を新たに建設させ住宅問題に取り組む方針だそうだ。当然ニューヨーク市としては単純に負担が増えるだけの政策で全部で1000億ドル(約15兆3800億円)掛かる見込み。
確かにニューヨークの家賃の高さは馬鹿げていると思うが、住めない収入しか無い人を無理矢理補助して住ませたところで他の支出は大丈夫なのか疑問だ。
そして建物には所有者がいる、維持管理費や固定資産税は負担が増えているのに妥当な値上げさえできなければ反発されるのは必至。
マムダニ氏は住宅を公共財とみなす立場をとっていることから共産主義者とみなされているのだろう。
・公共交通政策
ニューヨーク市営バスの完全無料化を主張。
そもそもニューヨーク市は公共交通機関の利用者が相当多い。全米でもトップだ、バスにも沢山の人が毎日乗っている。無料にすれば更に込み合う上に収益もゼロだ。
バスは通勤目的で利用している人が多く乗客は1日100万人を超える。道路は混むので市内バスの平均速度は現在時速13km程度、これ以上遅くなるのではないか。
市営バスを完全無料化すると費用は年間8億ドル(約1230億円)とマムダニ氏らは見積もっているそうだ。
誰が考えても渋滞する、マムダニ氏は一般車両の通行を制限するバス専用レーンを増設する計画も合わせて掲げているが、市の負担は増すばかりだろう。
・食料、流通政策
市営の食料品店設置を提案している。
食料品価格を引き下げる為だそうだ、具体的にはニューヨーク市内の5つの行政区に各1店舗ずつ市が運営するスーパーマーケットを試験的に設置する構想。店舗では食料品を卸売価格で販売する事を想定しているので、つまり店は損をする事になる。
これはニューヨーク市にモノを高く買って安く売らせるという謎の活動をわざわざ店を構えてやらせる行為だ。
結局税金で負担する事になる。共産主義者の発想と言えよう。
店舗運営にはコストが掛かる、家賃、光熱費、人件費・・・マムダニ氏らの見積もりによると5店舗の年間運営コストは約6000万ドル(約92億3000万円)。食料品、生活必需品の価格を抑制する為に無意味で巨額の出費を強いる政策だ。
しかしこれをやるにはニューヨーク市議会の承認が必要だ、常識で考えれば承認されないと思う。
・教育、子育て支援政策
生後6週間〜5歳までの保育サービスの無償化を主張している。
無料、タダだ!
これはマムダニ氏の政策の中でも最も費用が掛かる計画である。
ニューヨーク市では既に3歳以上の幼児に無料の就学前教育サービスを提供しているそうだが、3歳未満の年少向け保育サービスを確保するのは親にとって難しいそうだ。
そもそもニューヨークは子供に掛かる平均保育費が異常に高い。
なんと!乳児向け保育施設の年間費用が2万459ドル(約314万9000円)。
とあるシンクタンクの報告書によると80%以上の家庭が自分の子供の託児費用負担できていないとか・・・。じゃあ今までどうやってたんだ?と思う。
マムダニ氏らの見積もりでは、ニューヨーク市内の全ての家庭に保育サービスを提供する場合、年間約60億ドル(約9228億円)掛かるそうだ。
無料とか言っても、結局全部税金なんだが…。
当然お金は魔法のように勝手に増えることはないので増税するしかない。
マムダニ氏は法人と富裕層への増税で財源を賄うと言っている。
そしてこの計画を実行すれば労働力が拡大する、と単純で都合の良い事も主張しており、子供を預けた母親達が働き、労働所得9億ドル(約1384億円)が生み出される可能性があるのだそうだ。だから税収が増えるという筋書きだが何をどうやっても赤字である事に変わりない。
・経済、労働政策
2030年までにニューヨーク市の最低賃金を時給30ドル(約4626円)に引き上げることを目標とし、富裕層や大企業への課税強化を訴えている。
年収100万ドル(約1億5千万円)以上の住民に対する所得税の2%引き上げや、大企業に対する州の法人税率を7.25%から11.5%に引き上げることを公約にしているそうだ。したがって富裕層や大企業のニューヨーク離れの動きが指摘されている。
現在、ニューヨーク市の所得税収入の約4割は保有資産が100万ドル(約1億5千万円)以上の上位1%の富裕層が負担しているとされる。ニューヨーク市内では100万ドル分の資産持ってるだけで超上位層に分類されるということは相当数の低所得者が集まってきているのだろう。もし富裕層が別の場所へ移動すればニューヨーク市の財政は更に厳しいものとなる。
・移民、人権政策
移民や難民保護を重視し支援拡充、反差別政策、多文化共生や
人種的、社会的少数派の政治的代表性を高める必要を強調している。

民主社会主義者でイスラム教徒のマムダニ氏は長年に渡ってLGBTQ+コミュニティの同盟者である。

ニューヨーク州司法長官のレティシア・ジェームズ氏
マムダニ氏はビッグアップル(ニューヨーク)をLGBTQ+の人々のための“聖域都市”に変えることを誓った。
マムダニ氏はLGBTQ+コミュニティの為にゲイバーに行ってメッセージを発したこともあるらしい。
これはパフォーマンスなのか?
彼はスーツ姿で寒中水泳してズブ濡れになってみたり、夜勤の人向けに24時間街角演説をやったりもしている。
マムダニ氏が現地メディアで取り上げられる際、一言目に「カリスマ性がある」と形容されていたそうだ。これは流石にメディアに何等かの力が働いていたかと…。

・・・。
・治安、公共安全政策
警察力強化による安全保障を批判し雇用、教育、メンタルヘルス支援を通じた「社会的安全保障アプローチ」を提唱している。
警察予算の一部を地域支援に再配分し犯罪対策を「抑圧」から「コミュニティの再生」へ転換したいそうだ。警察が弱体化すれば犯罪者は快適になるかもしれない。
ーーー
DSAの働き
マムダニ氏はDSA(アメリカ民主社会主義者)メンバーであると既に述べた、選挙ではDSAも大きな役割を果たしている。とあるDSAの構成員の話だがニューヨーク市長選を前にした予備選挙からDSAニューヨーク支部は全力を挙げて戦っていた。
DSAニューヨーク支部構成員は1万人とされるが、ボランティアには5万人が登録、3万人が戸別訪問、電話攻勢スタッフとして活動。
選挙運動の現場責任者によれば、160万回の戸別訪問、24万7000回もの有権者との対話を行ったそうだ。これは有効投票数の4分の1に到達している。
2024年12月から、対話のシナリオをつくり、400人のリーダーを養成し訪問活動を行い、その情報でシナリオをさらに練り上げた。戸別訪問で、ボランティアを希望する人と出会い、拡大していった。
どれだけの資金が動いたのだろうか?
マムダニ氏は選挙期間中、ユダヤ人地域への訪問活動も行っていた。シナゴーグにも行きユダヤ人のリーダーとも会っている。しかしこれは選挙に出るからということで即席でやったわけではない。
マムダニ氏は何年も前からユダヤ人指導者と交流をもっていた。
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手のひら返し
著名な投資家ビル・アックマン氏はマムダニ氏の政策が「ニューヨークを破綻させる」と強く批判していた。
しかし、マムダニ氏がニューヨーク市長選で勝利するとX(旧Twitter)にこのような投稿をした。
「当選おめでとう。今後は大きな責任を担うことになる。ニューヨーク市のために私が力になれることがあれば教えてほしい」

Bill Ackman
あっさりと手のひらを返した。これに対しニュースメディアは”ビジネス界の変化への対応、適応”とか記事に書いているが、そんな単純な話か?
ビル・アックマン氏はニューヨーク出身のヘッジファンドマネージャーで億万長者だ。純資産は94億ドル(約1兆4585億円)。アシュケナージ系ユダヤ人である。ガザにおけるイスラエルの行動を支持しており、イスラエル当局の声明を非難する書簡に署名したハーバード大学の学生たちの名前を公表するように要求したりしている。

Ralph Schlosstein
米投資銀行エバコア名誉会長でブラックロック共同創業者のラルフ・シュロースタイン氏は政治的立場、考えが違ってもマムダニ氏と協力する意向を示している。ニューヨーク次期市長を支援することを目的とした経済諮問グループへの参加などの協力方法を模索しているそうだ。
「私は社会主義者ではない。金融業界で45年間働いてきた」
「私はこの街を深く愛しており、市長が誰であっても離れるつもりはない。彼が成功できるよう、私にできる限りの支援をするつもりだ」

Mark Kronfeld
マムダニ氏はウォール街からの嘲笑を巧みに利用したと指摘する、元ブラックロック幹部のマーク・クロンフェルド氏はこう語る。
「ある意味で彼はドナルド・トランプ氏の左派版だ」
「自分を支持しない人々から攻撃されることを望み、それを自らのマーケティングの物語に仕立てた」
右と左の対立、正に『劇場』だ。
大衆は嵌められてるのではないか?
世界は舞台。
ーーー
マムダニ氏が実際にニューヨーク市長に就任するのは来年である。
2026年1月1日に第111代目のニューヨーク市長になる。
そんなマムダニ氏だが、今年2025年2月に結婚式を挙げた。
イスラム教徒のマムダニ氏であるがニューヨーク市庁舎でのシビルセレモニーだった。役人によって執り行われる非宗教的な人前式とのこと。
7月にはマムダニ氏の出身国であるウガンダでも結婚式を挙げたそうだ。
配偶者はラマ・ドゥワジ氏(Rama Duwaji)テキサス生まれドバイ育ちのイラストレーターである。両親はシリア・ダマスカス出身のイスラム教徒。
父はソフトウェア開発者、母は医師。

2人は2021年に出会い系アプリ「Hinge(ヒンジ)」で出会ったそうだ。
ーーー
もう最後にするが、マムダニ氏はラッパーだったらしい。
Mr. Cardamom(ミスターカルダモン)という名で活動していた。
曲を検索したが一発ですぐに出てこず驚いた。ワードを変えたり追加したりして一手間掛かった。日本のニュース記事にはマムダニ氏がラッパーという文言はあるがそれだけで詳細が無い。
YouTubeのミュージックビデオを観てみたが、はっきり言ってこれのナニがいいんだ?と率直に思った。
コメント欄は工作活動?と思えるような内容ばかり。
歌詞の一部
I'm the best damn Nani that you ever done seen Fuck top five Nanis and fuck top three I'm the number one Nani don't fuck with me Fuck any other Nani says they better than Praveen
・・・
At the top where I be's
Got a great grandkid, man fuck a niece
Wrapped in a shawl just in case of cool breeze
But you'll never catch me, better just catch Z's
・・・
この曲の中でファックやファッキンなど所謂Fワードを私が数えたら9回言っていた。
彼らの文化作品ではファック、ファック言うのがヒップなことかもしれんが時と場合とキャラ、空気感、ノリが合わないとワック。






ナニこれ…

ナ~ニ~ってこっちが言いたいわ。
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