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中小企業診断士1次試験が終わり、合否のことばかり考えていた夜

令和8年度の中小企業診断士1次試験が終わった。
受験した皆さん、本当におつかれさまでした。
よく頑張った!!!!!

(人によっては)7科目、2日間。
いま、なんとも言えない疲れの中にいると思う。

その話をする前に、ひとつだけ書かせてほしい。


4日前に、震度7があった

試験の話をする前に、これだけは。

7月28日に発生した令和8年熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

熊本県で震度7が観測されたのは、平成28年熊本地震以来、10年3か月ぶりである。地震活動は、いまも活発な状態が続いているようだ。

わたしの夫も、熊本に単身赴任している。住まいも職場も震度6の揺れに見舞われたが、幸い被害はなかった。それでも余震は続いていて、こまめに連絡を取る日が続いている。

その4日後が、1次試験だった。

九州の受験生の会場は、福岡だ。被災した状態で、あるいは家族を置いて、会場に向かった人がいるはずだ。

本当に、おつかれさまでした。

受験生だったあの夜、わたしは打ち上げの席にいた

2007年。わたしが1次試験を受けた年だ。

会場は立教大学だった。当時の自宅から歩いて10分もかからない。かなり恵まれた試験会場だったと思う。

2日目が終わったあと、打ち上げに行った。

TACの勉強会の仲間たちや講師、上級クラスの受験生、2次本科の先輩たち。まだ結果が出ていないのに、みんなで集まって飲んだ。

あの席の空気は、いまでも覚えている。

手応えより、点は取れていた

その夜、法務までは自己採点できた。他校が速報を出していたからだ。

当時、TACが当日に出していたのは経済と財務だけだった。

結果から言うと、わたしの手応えは、実際の得点より低かった。

本番の得点は438点。合格基準の420点を、少しだけ上回っていた。

手応えと得点は、ズレる。しかも、手応えの方が悪い方向にズレることも少なくない。

だから、いまあなたの頭の中にある「たぶんダメだった」は、正確ではないかもしれない。

あの夜、いちばん無駄だったこと

打ち上げの席にいながら、頭の中は合否のことばかりだった。

もう1マークも増えないのに、ずっと終わった試験のことをずっと考えていた。頭と心の切り替えが下手だったのだ。

当時は情報が乏しかった。他校の速報は不確実で、科目もそろわない。埋まらない空白を、想像で埋めようとしていた。

いまは違う。速報は速いし、AIもある程度の精度で解答を出してくれる。

でも、情報が増えても、考え続ける時間が1点も生まないことは変わらない。

むしろ、材料が多いぶん、沼は深くなっているかもしれない。

終わった試験のことを考え続けた時間は、わたしにとって、あの夏いちばんの無駄だった。それまでの頑張りを自分で労うぐらいの余裕が欲しかった。

ようやく切り替えた

わたしは、試験翌日の月曜に有給を取っていた。午前中、(当時は)中小企業診断士協会のサイトに正答と配点が出た。

すぐに自己採点をして、おそらく合格しているとわかった。

そのまま、前年度の事例Ⅱを解いた。試験が終わって、まだ24時間も経っていない。

気持ちだけは合格するつもりで先に予定を空けていたから、結果を確認した瞬間に次へと動けた。もし出社していたら、通勤電車の中で合否を考え続け、仕事も集中できず、夜までもたなかったかもしれない(笑)

1つだけ、はっきりと言えることがある。

自己採点は早く済ませよう。そして、それぞれの最短合格に向けて、始動しよう!

先送りしたところで、結果は変わらないのだ。

ただし、全員正解問題が出ることも少なくないということは、知っておいてほしい(繰り上がり合格も珍しくない)。

今日から2次試験まで、84日

数字にすると、急に現実になる。

第2次試験は、10月25日(日)。

今日から数えて84日。ちょうど12週間だ。

そして、1次試験の合格発表は9月1日(火)。30日後である。ここで発表を待つという選択肢もなくはない。

待てば、12週間のうち4週間が消える。残りは8週間だ。

しかも令和8年度から、2次試験の口述試験は廃止された。筆記の一発勝負になる。集中しやすいじゃないか。

8月に「見なくていい」ものがある

増やすのではなく、減らす。2次対策は、知識を積み増す作業ではない。

持っている知識を減らして、残したものを与件に適用する形にしていく作業である。

たとえば、今年の1次の出題を2次の目線で仕分けると、8月以降ほとんど使わないものが見えてくる。

例えば、財務・会計。
制度会計・簿記の処理。税務、消費税、決算整理、連結精算表の作成は、2次では使わない。

見ないと決めた瞬間に、できることが増える。

まとめて資料にした(後述のアンケート回答特典)。

試験の記憶が熱いうちに、1分ください

これは、お願いだ。

前回の記事でも案内した、1次試験の難易度アンケートを受付中である。
回答は1分程度、匿名投票だ。

締切は8月5日(火)の正午ごろ。

解答速報は、点数のデータを出してくれる。けれど、体感難易度は受験生本人にしか出せない。記憶が熱いうちでないと、出せないデータだ。

集計結果は、このnoteで共有する。

そして今回、回答してくださった方へのお礼として、資料を用意した。

『8月に、やること・やらないこと』(全5ページ)

今年の1次の出題(企業経営理論・財務会計・運営管理)を「2次で使えるか」だけで仕分けたものだ。1次の解説ではない。

  • 今年の出題傾向から見えた3つのこと

  • 8月から見なくていい、5つのカテゴリー

  • 8月にやること、5つ(優先順位つき)

  • 専門用語 2次言い換えミニリスト(12語)

アンケート回答後の完了画面から、そのままダウンロードできる。

▼ 難易度アンケートはこちら(8月5日正午頃まで)

なお、この資料はわたし個人の見立てである。TACの公式見解や公式解答ではない。正答が未公表のため、正誤の判定や解答の解説は一切していない。

来週の土曜日、名古屋とZoomで会おう

8月8日(土)10:00〜11:30、TAC名古屋校で「2次試験徹底解説セミナー&合格者インタビュー」を開催する。

対面とZOOMの同時開催。参加費は無料、対面の定員は60名だ。

本試験問題を取り上げて、合格レベルの答案作成の手法を具体的に解説する。あわせて、令和7年度合格者が参加者からの質問に回答する。会場に来られる方には、個別の質問にも対応する。

先ほどの資料に書いた「8月にやること」の中身を、実際に見てもらう場になる。

▼ お申し込みはこちら

明日から前に進もう!

自己採点を、明日すぐやるか、やらないかは、あなたが決めていい。

でも、終わった試験のことを考え続ける時間だけは、1点も生まない。それは、わたしが実証済みだ。

明日をどう使うかだけ、寝る前に決めておいてほしい。84日は、思っているより短い。

2日間、本当におつかれさまでした。


TAC名古屋校の受講生のみんな!
教室で待ってるからね。

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