休むことは逃げではない──うつ病と働く人への社会のまなざし
「どんなにしんどくても、会社に行かなきゃ」
そんなふうに自分を追い立ててしまったことはありませんか。
体が動かなくても、吐き気や震えに襲われても、
「一度休んだら、二度と戻れなくなるかもしれない」
「迷惑をかけてしまう」
そう思うと、どうしても休めなくなるんです。
実は、この気持ちを抱える人はとても多いんです。
私も同じように「休むのが怖い」と思って、限界まで走り続けてしまいました。
だから、もしあなたが今まさにそう感じているなら、少しでも気持ちを軽くできたらと思い、この文章を書いています。
■ 「うつ病は誰にでも起こりうる」って本当?
うつ病というと「心が弱い人がなるんじゃない?」と思う人もまだまだいます。
けれど本当は、真面目で、責任感があって、いつも元気に見えていた人ほど突然倒れてしまうことがあるんです。
「まさかあの人が」
そう言われるような人が、ある日会社に来られなくなる。
周りから見ると不思議に見えるかもしれないけど、それは限界まで自分を奮い立たせてきた証拠でもあります。
でも残念ながら、世の中にはまだ理解が追いついていません。
「病院に行けば誰でも診断されるんでしょ」
「行きたくないだけじゃないの」
そんな心ない言葉を耳にしたことがある人もいると思います。
だからこそ、「休むなんてできない」と自分を追い詰めてしまう。
でもね、忘れないでほしいんです。
休めないまま壊れてしまうほうが、ずっとずっと自分自身にも大きな影響を与えてしまうんです。
■ 休んでも罪悪感に苦しむ
やっとの思いで休職に入っても、心は簡単に休まらないこともあります。
「休んでいるのに外に出ていいのかな」
「誰かに見られたら何て思われるだろう」
そんなふうに考えてしまって、カーテンを閉め切って一日を過ごす。
出かけるときは帽子やマスクで顔を隠して、まるで悪いことをしているみたいにこそこそ歩く。
私もそうでした。
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