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【詩】月影の終幕

冷たい月の光が
静かにテーブルを照らす
湯気の消えたカップ
ふたつ、並んだまま

君の指先が
最後の温もりを手繰るように
僕の袖を掴んだ
でも、その力はあまりにも弱くて

海の底で
息を止めていた日々
君が差し伸べた手は
夜明けの光よりも眩しかった

だけど今、
その光が僕を遠ざける
「好きだから、もう行くよ」
その矛盾を抱えたまま

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