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【うつ病・繊細さん】”自分に優しくする”が難しいあなたへ

「自分に優しくしてくださいね」

そう言われるたび、胸のどこかがざわついたことはありませんか。

優しくした方がいいとわかっている。
頭では理解しているのに、いざ自分に向けようとすると、どこかぎこちない。
むしろ「自分に優しくなんてできない」「そんな資格ない」と心が固く閉じてしまう人もいます。

特に、HSP(繊細な気質)や、心が疲れている人、うつ状態にある人ほど、「自分を責める」癖が深く根づいていることが珍しくありません。

なぜ、こんなにも“自分に優しくする”ことが難しいのでしょうか。
本当に優しさを自分に向けることは、そんなに特別なスキルなのでしょうか。

❇️なぜ“自分に優しくする”がこんなにも難しいのか

まず知ってほしいのは、あなたが自分に優しくできないのは、あなたの心が弱いからではないということです。

心理学には、「自己批判(セルフクリティシズム)」という概念があります。
傷ついた自分を支える代わりに、さらに自分を叩いてしまう心の癖のことです。

多くの人は、自分を責めることをやめられません。
しかし、それには理由があります。

❇️自己批判は“生存戦略”だった

人は、昔から「失敗=命の危険」でした。
獲物を取り逃がす、仲間に嫌われる、集団から外れる――
生き延びるためには、自分を厳しく律し、間違いを避ける必要があったのです。

つまり、自分に厳しい思考は、脳にとって元々“生存本能”なのです。

特に繊細な人は危険を察知しやすく、「次に傷つかないように」と過剰に自分を監視し、責めてしまうことがあります。

だから、あなたが自分に優しくできないのは、怠けているからでも、心が弱いからでもありません。

あなたは今まで、自分を守るために、自分を責めるという手段を選ばざるを得なかっただけなのです。

❇️優しさは性格ではなく“あとから身につけられるスキル”

ここで、ひとつ安心してほしいことがあります。

自分に優しくする力は、生まれつきの才能ではありません。
心理学では「セルフコンパッション(自己への思いやり)」と呼ばれ、トレーニングで身につく“スキル”として研究されています。

はじめからできなくて当たり前。
できない自分を責める必要もないのです。

スキルということは、練習すれば、誰でも少しずつ身につけていけます。

走る練習をすれば体力がつくように、優しさの練習をすれば心は変わっていきます。

❇️他人にはできるのに、なぜ自分にはできないのか

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