【うつ病・繊細さん】自己受容というやさしい居場所 ― うつ・繊細さんに届けたい「そのままでいい」という感覚
「自分を好きになりましょう」
「もっと自己肯定感を高めましょう」
そんな言葉にどこか疲れてしまったことはありませんか。
本当は前向きになりたい。
もう少し楽に生きられたらいいなと思っている。
それでも、「自分を好きになる」という言葉がなぜか胸に引っかかる。
それはきっと、あなたが弱いからではありません。
むしろちゃんと感じ取れているからこそ、無理があることに気づいているのだと思います。
うつ状態にあるときや繊細な気質を持っているとき、「自分を肯定する」というのはとても難しいものです。
だから今日は、少しだけ方向を変えてみませんか。
「自己肯定感」ではなく、もっと静かで、やさしいもの。
——自己受容について、話してみたいと思います。
■自己受容とは、「変えなくてもいい」と思えること
自己受容とは、簡単に言うと「今の自分を、そのまま認めること」です。
ここで大切なのは「認める」と「諦める」は違う、ということです。
認めるというのは「こういう自分もいるよね」と、否定せずに受け止めること。
たとえば、
・朝起きられない日がある
・人と関わるとすぐに疲れてしまう
・何もやる気が出ない時間が続く
こうした状態に対して、
「ダメだ」「こんな自分じゃいけない」と判断するのではなく、
「今はそういう状態なんだな」と、そのまま置いておく。
それが自己受容の第一歩です。
変えようとする前に、まず「あること」を許す。
この順番がとても大切なのです。
■「良くなろう」とするほど苦しくなる理由
私たちはつい、「もっと良くなりたい」と思います。
元気になりたい、ちゃんとしたい、普通に戻りたい。
それ自体は自然な願いです。
でも、うつ状態や繊細さを抱えているとき、この「良くなろう」という気持ちが逆に自分を追い詰めてしまうことがあります。
なぜなら、
「良くなれていない今の自分」を否定することになるからです。
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