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タイひとり旅で死にかけたハナシ

初の海外ひとり旅、19歳。
初めてってことで、2回行ったことがあるバンコクへ。春休みだしね。

結論から言うと、タイだからっていうコトじゃなくて、見知らぬ土地でひとりぼっちなら誰でも有り得る死因。

治安が悪いトコロで攫われたり刺されたり。
耐性がなくて、汚水や生モノ・虫を媒介とした未知のウイルス。
知らずのうちにマナーを破ってしまいボコボコにされたり。

そういうことじゃなくて答えは単純。
“孤独死”

さすがに冗談だと思うっしょ?
コレが冗談とかじゃなくて、人生でも今までなかったほどに死の危機を感じたね。

まずそもそも、実家暮らしでのうのうと生きてる大学生が初めてのひとり旅で、2週間ってのはやりすぎだったんだ。長すぎた。

英語は喋れるしコミュ力もあるし、友だちもたくさんいるしなんとか、、ならなかったんだなコレが。

1週間未満だったら、毎日違う友だちと会っていってで、孤独感もほとんどなかったはず。ただ2週間は長すぎる。

だんだんと会う友だちが減り、やることが無くなっていき。

1日目は、それこそホームシック的な孤独感だったから、すぐに慣れた。この孤独感は2週間はなげーなーとか、そんだけ。すぐに慣れて4日目まではヨユーで楽しんでた。

ただ5日目。ここからおかしくなり始めた。蕁麻疹が出始めて、なんと言うかこういうこと言うのすげーダサいんだけど、自分を見失った。なーんか全部どうでもよくなった。行くべき寺院もカオサンも無感動、みたいな。

思い返してみれば、この日カオサン・ロードに行くまでに目にしたアイツが原因だった気がする。
タイの警察?かなんかの建物にくっ付いてる飾り物。

オレは、タカとか鷲とか。そういうののある種の恐怖症で、目に入った瞬間、もっと言えば動物園とか図鑑で、そこに“いる”と分かった瞬間に恐怖でうずくまってしまう。それこそ小さい頃から。

それをこの飾り物を目にした瞬間に思った。呪術的なナニカがあるんじゃないか?

あちこちにいて厄介なんだが。

てな感じで、5日目におかしくなり始めて、6日目の夜には孤独感で眠れなくなります。
なんにもやりたくないし動けない。だけど、深夜特急みたいな頽廃的な生活を思い出すと動かざるを得ない。

そんな感情に支配されて、10分ごとに躁と鬱を繰り返す夜。

「きっと疲れているんだ。避暑地チェンマイでゆっくりしよう」

そんな沢木耕太郎的なクサいセリフを吐いて、7日目はチェンマイに飛び立った。3泊ほどゆっくりしよう。

ただそれが一番の間違いと、一番の出会いのはじまりだった。

チェンマイに着いて、旧市街を歩く。
求めていた安すぎる古着屋・次々と目に入る寺院・街中に溢れかえるハシシとパブ。

しかし、なにもかもがどーでもよかった。むしろ飽和してありがたみすらなかった。

ホステルに戻ると同時に、閉鎖感で死にそうになった。

深夜特急を読んで憧れていたはずの部屋。ただし憧れは憧れでしかない。
こんな部屋に3泊もしたらアタマがおかしくなってしまう。なんだこの監獄部屋は。

襲ってくる閉鎖感。友だちの友だちはたくさん居るらしいが、ひとりとして知り合いのいない街チェンマイ。

いったいぜんたいナニをしにこんなところまで来たのか。人との出会いもない。

孤独感が精神を蝕み、それが肉体にすら影響を及ぼすまでに、部屋に入って5分とかからなかった。

なんにもしたくないけれど、何かして紛らさないとイケナイ。こんな部屋にジッとしていたくない。人と繋がりたい。
そうしてオレの全身は蕁麻疹でいっぱいになり、震えが止まらず、本当に死にそうになっていた。

どう表現すればよいか分からない。ただ死にそうになっていた。

とは言え、こんな街に来たのにも理由がある。
チェンマイのパンクス、Nuyという人物に会うためだ。

ソルジャー・バーというトコロで会える“かも”しれない人物。本当に会えるかどうかは分からない。とりあえず行ってみたが、おじいさんが数人いただけ。

ムダ足だったらどうしよう。。
そんな想いもあって、監獄部屋で独りうずくまっていた。

自信はある気がする。運だって良いはず。
けれど、何もできる気がしない。もう何もかも終わりだ。そう考えてうずくまっていた。

何を思ってかは知らないけど、この今にも廃人になってしまいかねない危機的状況。オレはアタマを壁に打ちつけた。そんなに強い力じゃない。

そして、数分間壁と睨めっこして想った。
「独りぼっちで死にたくない」

ここからが驚異的であった。チェンマイに少しでも繋がりがあるオトナ10人に連絡をした。
普段ならキャパオーバーになるし、オトナに連絡をとるのはいつまでも慣れないし。あんまりしたくないのに。

たったそれだけ?そう思うかもしれない。
たったそれだけだったけど、それが救いになった。ミンナすぐに連絡を返してくれた。

場所や人をたくさん紹介してくれた。それが連鎖して、今回の旅で最も出会いたかったNuyに出会えた。

そしてオレたちはブラザーになる。

今回の旅で痛感したのは人との繋がり、その全てへの感謝。

Nuyとも夜通し語り合ったオレは、この街にナニも思い残すことはない。1泊だけして、バンコクに戻った。

ここからは、メンタルが戻っていくハナシ。

チェンマイで朝イチに、ハーブで有名なサウナにGo。

過去イチ素晴らしいサウナ。
ハーブの蒸気で数センチ先も見えないほどに蒸される。

蕁麻疹も和らぎ、寺院恐怖症も和らぎ、呼吸も整ってきた。

バンコクに帰った後、新しいお友だちと旅を共にすることになった。
名前はTigerちぃ

オレによく似ている。そしてたくさんお話しした。独りじゃなくなった。

バンコクに帰ってから、少なくとも誰かしら友だちがいるという安心感。そして新しいお友だちのおかげで、すべて精神が回復した。

異常なまでの自信過剰さ・行動力・SNS更新。そのすべてが戻ってきた。少しうざいくらいかな?笑

この海外ひとり旅の結論。
少なくとも言えることは、孤独死には気をつけた方がいいし、あとは人と人との繋がりへの大感謝かな。

だからひとり旅は、あまりオススメしない。やるとしても数日間にしておいた方がベター。

ただまあ、これでもひとり旅は残り2日残っている。長い笑。
旅を終えて、また少ししたら違う見え方になっているかもしれない。

人生がおもしろすぎるなやっぱり。

春休み、1ヶ月半あるとは言え、
始まったときは長くてヒャッホー!終わると短くてヒェー!ってのがフツーなんだろうけど。

オレ的にはやることが多すぎて、始まったときは短くね?終わりそうな今はメッチャ長かったし完全納得!って思えるな。

MAD3との対バンツアー4DAYSに始まり、熱が出て1週間ダウンしたり、友だちとは2回くらいしか遊ぶ暇なくて、こうして2週間もタイにひとりで来て。

なんだよ、人生おもしろすぎかよ。
真っ最中は、必死だから楽しむとか二の次で、だけど何もかもがオモロイ。
そして振り返るとメッチャ楽しかった。

またnote毎日投稿するんで、オモロいが過ぎるオレの人生を追ってってください。
そして縁があれば語らいましょう。

バンコクのアパートメントホテルの一室より、すべての縁に感謝して。

オマエら絶対に死ぬな!死ぬんじゃねえぞ!
まだ伝えたいコトがたくさんあるんだからな!!

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