【残酷な天使のテーゼ】スキップさせない圧、エヴァのOP
アニメのOPとEDは、1話と最終話以外ほぼスキップ常連の自分が唯一スキップできなかった『新世紀エヴァンゲリオン』のOP『残酷な天使のテーゼ』。
次の話に行くたびに、「残酷な天使のテーゼ」の「ざ」が流れだす。そしてポチャンなって赤くなって、「監督 庵野秀明」ってキャプションがでかでかとドーーーン!!
これまでに観たことあるアニメでいちばん古いものが『GTO』の1999年。最近のアニメに慣れ過ぎていた自分にとって、1話目からOPで始まり、しかもイントロなしで歌が入ってくるもんだから、心臓をぎゅって掴まれてしまった。
いまさらなにを言ってるんだとも思うけど、「監督 庵野秀明」って初っ端のカットから見せつけてくるのが、「おー!庵野秀明だ!!」って、胸を昂ぶらせてくる。その後ももう一回「監督 庵野秀明」ドーン!があるから、逆にカッコいい。
ぶっちゃけ、OPだけループしまくってこのまま本編観るのやめておこうかとすら思った。それだけの衝撃だった。
OPは全体を通してだけど、すべてのカットが鳥肌モノ。最初のあの1枚絵3つだけを見せつけてくるのも、1枚絵にあれほどまでこだわりぬかないとできないことだと思う。
し、あまりアニメーションとして絵を動かしている箇所がないのに、『残酷な天使のテーゼ』の音に合わせて高速カット切り替えをして、終始躍動感があるのもえげつな過ぎる。それゆえに、『残酷な天使のテーゼ』を聴き返すたびにタッタッタッタッと移り変わるカットが眼前に情景として浮かび上がってくる。
でもいちばんスゲーところは、目で追えるか負えないかギリギリくらいの速度で、濃厚な作画を切り替えまくるから、OP中どのタイミングでストップしても絵を楽しめてしまうところ。旧劇場版までの本編通しても言えることだけど、手書きでリアルに、けれども躍動感のある主に機械の作画がこれ以上にないって程すごいのに、ひとつひとつが使われるペースがあまりにも短いからずっと楽しめてしまう。曲がイイからOP中にストップなんて気が引けちゃうんだけどね。
OPがエヴァンゲリオンの格をぶち上げている要因のひとつだ。
ここまでいろいろ言ったけど、こんなにもスキップさせない“すごみ”を持ってるアニメのOPは存在しないと思う。『残酷な天使のテーゼ』を聴きかえすだけじゃなにか物足りない。あの清々しい作画もセットで観なきゃなんて!そんなアニメ他にない。
このアニメはキケンすぎる。
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