「変わったプレイヤーが多いゲーム」——ボツ寸前の画像が最強の広告に化けた話
どうも。おはぷり。ぷりけつです。
個人制作者でも、広告を出せる時代になりました。
今は画像や動画の生成AIを使えば、綺麗で整ったクリエイティブが誰でも簡単に作れます。
ただ、個人制作において「綺麗なもの」一辺倒になるのは、実は機会損失なのではないか。今回はその話です。
綺麗な広告は皆が作れる。だからこそ、ワイルドに
大企業やチームで作る広告は、どうしても万人向けで無難なものになりがちです。
AIの普及で、今や個人でもその「大手っぽい綺麗な広告」が作れるようになりました。だからこそ逆に、そこだけで戦おうとすると大手の物量に埋もれてしまいます。
個人の最大の武器は、意思決定の身軽さです。
会議の稟議も上司の決裁もいらない。「ちょっとワイルドで、尖っていて、妙に気になるもの」をそのまま世に出せるのは、個人の特権です。
実際にバズった「闇鍋感」のある広告
ある時、ユーザーさんに作ってもらった広告画像がありました。
お世辞にも見やすいとは言えず、あるけみすとのキャラクターが無造作に配置された、まるで「人種のるつぼ」や「闇鍋」のようなごちゃまぜ感のある画像でした。
せっかく作っていただいた画像なのに、最初は私の見せ方が悪かったせいで数字が全く伸びず、広告としてはボツにするしかないか……と諦めかける状態でした。
でも、ふとこの画像にぴったり沿った訴求をつけてみることにしました。
付けたキャッチコピーは、
「変わったプレイヤーが多いゲーム」
です。

すると、あれよあれよと反応が増え、結果的に大きくバズり、最も獲得効率の良い広告のひとつに化けました。
(約2週間で インプ:200万, クリック:2万, CPC:2.7円, CTR:1.07%)
ゲームの強みと画像をぴったり表すことで刺さる
このキャッチコピーは、本当にゲームの実態をそのまま表したものです。
ゲームシステム以上に「あるけみすとにいる人達」が個性的で面白いというのが、このゲーム最大の強みでもあります。
あの闇鍋のような画像に「本格ファンタジーRPG!」と書いても誰の心にも刺さりません。
でも、
ちょっと雑多で
なんか変で
妙に気になる
という画像に、「変わったプレイヤーが多いゲーム」というありのままのコピーを乗せたことで、急に「意味」が通りました。
人目を引く手作り感 × ゲームの強みをぴったり表す訴求。
この二つが噛み合い、飾らないリアルさが伝わったからこそ、多くの人の興味と共感を呼んだのだと思います。
個人開発の生存戦略として
綺麗な広告を作るのも、AIでコストを下げるのも大事な戦術です。
ただ、それだけをやっていると、せっかくの「個人の自由さ」を捨ててしまう気もします。
大手ならブランド管理の観点から絶対にやらないような、ごちゃまぜの画像と尖ったキャッチコピーの組み合わせ。こういうむちゃくちゃが、個人ならできますし、たまに、今回のように当たったります。
手堅いクリエイティブで攻めつつも、たまには直感に従って、ゲームの魅力をそのままぶつけるような変な広告も打ってみる。
個人ゲーム運営の生存戦略として、そんな遊び心も持っておきたいところです。
「あるけみすと」 ぷりけつより
https://games-alchemist.com/
