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50代、ひとりでサイゼリヤに行く

月に一度くらいの割合で、サイゼリヤにランチに行っている。  
一人でお店に入り、一人でご飯を食べて、帰りに図書館と公園に寄る。  
そんな一日だ。


デーン!!  
今回はハンバーグにしてみた。  
なんと、ハンバーグとパン(ご飯)で600円(税込)。
スープはセルフで無料。ちょっとしたご褒美みたいで嬉しい。



そして、昼のビールが美味しいのよ。


平日ランチとビールで、ちょうど1000円。  
たぶん、世界でもかなり安いほうだと思う。  
ChatGPTに聞いたら、2000円以上が普通らしい。  
だよね、と思う。

なぜ、私は一人サイゼリヤを決行するのか。

それは、  

「一人でも楽しく生きる練習」

をしているからだ。

昭和の時代は、女性が一人でレストランに入ることに、どこか遠慮があった。  
信じられないけれど、本当にそういう空気があった。

「専業主婦の分際で何やってるの?昼からビールなんて」  
そんな祖母の声が、ふと頭に浮かぶ。

おばあちゃん、  
私は今、一人で楽しく生きる練習を、50代から始めてみたよ。

だって、おばあちゃんはよく電話口で、  
「ちっとも電話もよこさないわね、ひどい嫁だこと」って言ってたでしょう。

自分の寂しさを、自分で扱えない人にはなりたくない。  
50歳を過ぎて、そう強く思うようになった。

だからこそ、自分で自分を楽しませる。  
そのために、サイゼリヤに来ている。

店内を見渡すと、家族連れだけじゃなくて、女性一人で食事をしている人もちらほらいる。  
座席の背も高くて、ほどよく囲まれていて、他人の目が気にならない。

長いあいだ、専業主婦だった私は、昼はだいたい残り物を食べていた。  
それでいいと思っていたし、間違いでもなかったと思う。  
でも、どこか少しだけ虚しさがあった。

電子レンジの「ち〜ん」という音じゃなくて、  
今、自分が食べたいものを、誰にも遠慮せずに食べたい。

そう思ったとき、そこにサイゼリヤがあった。

ゆっくりと、自分のペースで食べる。  
「先月はミラノ風ドリアだったから、今月はディアボラ風ハンバーグにしてみよう」

そんな小さな選択が、なんだか楽しい。

注文してから料理が運ばれてくるのも早い。  
それもサイゼリヤのいいところだ。

ビールをひと口飲んで、  
心の中で、ぷは〜っと息をつく。

「昼のビールって、なんでこんなに美味しいんだろう」

帰りには図書館に寄って、新刊の雑誌をめくる。  
noteのネタになるものがないか、少し探してみる。

公園に寄って、新緑の木々を眺める。  
いい光があれば、写真を撮る。

公民館に寄って、何か面白い催しがないか見てみるのもいい。

そんなことを考えているうちに、ビールはすっかりなくなっていた。

誰かと一緒じゃなくてもいい。  
ひとりでも、ちゃんと楽しい時間はつくれる。

そんな時間を、これから少しずつ増やしていきたい。

50代。  
ひとりを楽しむ。

少しずつ、好きなことを始めていこうと思う。




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