聴いたことのないレコードを買うということ ― 知られざるシカゴハウス Vic Johnson
フォロワーのにゃんぽこさんとのやり取りから、一枚のレコードを入手するきっかけが生まれました。
にゃんぽこさんは以前、TRAX RecordsのVic Johnsonの12inchをなくしてしまい、音源もネット上に見つからず後悔していたそうです。
「ピアノリフが印象的な隠れたシカゴハウスの名曲なんですけど、昔DJで使ったのか貸したのか紛失してしまって……未だにYouTubeにも上がっておらず悲しい思いをしています」
何気なく検索したら、ヤフオクで現物を見つけ、「思い出として購入されますか?もし見送られるなら、試しに買おうかと思っています。」とお伝えしました。
最終的ににゃんぽこさんも「ぜひ買ってください!」と背中を押してくれ、妻におねだり確認して、落札に挑戦することになりました。
久しぶりのレコード購入が シカゴハウス というのも、どこか象徴的に感じます。
サブスクにもYouTubeにも、discogsにも音源リンクがないので、聴いたことの無いレコードを買う体験は、本当に久しぶりでした。
過去には TRAXBOX というCD16枚組も購入しました。あのボックスセットには1989年までの作品が収録されていましたが、今回のVic Johnsonの作品は未収録。discogsを見ても、誰かのミックス等にも入っていないようです。それにしても、2000年でもTRAXから新作がリリースされていたことに驚きました。
結局、落札価格は開始価格のまま1,000円、送料660円。クーポンとPayPayポイントを使って、実質出費はゼロでした。
今回届いた Vic Johnson / Our Mind Our Time(TRAX Records / TX411)には、以下の曲が収録されています。
A1 Thad
A2 Dreamy
B1 Feel Me
B2 Dari Vibe
早速聴いてみると、今の耳で聴くとかなりオールドスクールなシカゴハウス。いわゆるdeep houseとはまた違う独特の雰囲気があって、どこか 制作途上のデモテープのような音質と内容が、かえって新しく感じました。
(本当にデモテープなのかも、TRAXだし)
この久しぶりの経験を通して思ったのは、サブスクやYouTubeでは聴けない「レコードでしか体験できない音楽」がまだ存在することです。
そういった意味合いで、今回のVic Johnsonとの出会いはとても貴重な体験だったと思います。
※今回、久しぶりのレコード購入なので、押入れからONKYO SE-U33GX+ WAVIOを引っ張り出して、ノートパソコンで録音したダイジェストを作りました。
このツール、まだちゃんと動いてびっくりです。
