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チカカラ的【2025年アイドルソング】ベスト80

■ まえがき

こんにちわ、寒波到来。やってきました冬景色。チカカラ山本です。
12月なので今年のアイドル曲を振り返ってみたいと思います。
今年レビューを書いた楽曲の数、なんと……

1,513曲。

どうかしてますね。
そんなどうかした男が、その中でも特に好きだった80曲をランキング形式で発表します。

あくまで個人的に刺さったランキングです。

ただ、こういった楽曲紹介で「ロコドルからキッズ、地下・地底、KPOP寄りまで」を網羅してるレビュワーって存在しないと思うので貴重は貴重だと思います。

10位~4位は、いずれも伝説と言ってもいい楽曲。
3位~1位は、間違いなく時代を代表する楽曲です。


ランキングは以下の目次に出てるので、「すべて表示」を押してから気になるところにジャンプすると見てもらいやすいです。(目次が表示されない場合は数秒待つと表示されます)


■ 80位~71位

・るん『ジグザグクライ』

Lyricist: run,ANDW Composer: ANDW
福岡のソロアイドル「南波るん」のボーカルが本当にゆるかわ。でも、ゆるすぎない。絶妙な響きの気持ちよさ。最近は、苗字の名付け親・南波一海ファミリーとして東京福岡を行き来してる様子。機会があれば一度ライブ見てみたい。(去年も同じこと言ってた)

・EVERYTHING IS WONDER『儚い月明かり』

作詞作曲: Keisuke Hirayasu,Hideki Hoshi
2024年8月の曲なんだけど、今年あまりにも聴きすぎてマイ・フェイバリットだったので、こっそりここに掲載。
日曜夜のゴールデンタイム感。ポコポコと鳴る音の柔らかさ。別れてから理解が深まるキミのこと。ふと窓を見れば、儚い月明かりが微かにほの差す。そんな曲。不思議であたたかい。

・M!LK『イイじゃん』

作詞・作曲:Kanata Okajima, Hayato Yamamoto 編曲:Hayato Yamamoto
「ビジュイイじゃん」が流行語になるほどの「メロい」という概念の体現者。メロパートがほんとに面白い。

・MORE*『Never Ending Cruise2025ver. 』

作詞/作曲/編曲: イチカベサケン
ももクロの『走れ!』を思い起こさせる10’s的エモさに満ちた楽曲。

・KiMiNiAiTAi『ファンキーでデリシャス!』

Words&Music:星ひでき
関西ファンクサウンドに乗ったゆる~いボーカルがいい感じ。
歌詞で「ディスコ!」とか「ファンキーでデリシャス」とか言ってるのが面白い。

・KOGYARU『Science Princess』

作詞:大門弥生 / Yayoi Daimon RAP:KOGYARU、COCONA Beat by : Yayoi Daimon、Omari Clarke
えっ、今の小学生のフロウ上手すぎ……。
コギャルJS × HIPHOPというドープすぎるMV。
ただ、音源ではバキバキなのに、ライブだとヘロヘロ。そんなところもギャップがあって面白い。

・ひめらぶ『100パーセントだいちゅっき』

Words by NOVECHIKA Music by NOVECHIKA, TETTA
2025年キッズアイドル楽曲ってここまでクオリティー高いんだ……。「iON!」とかが歌ってても違和感ない品質。
こういうメタ的ソングを小学生が歌うとここまでインパクトがあるのか……と衝撃を受けた。

・べびたぴぃず『マジカルワールド〜夢のとびら〜』

Lyrics : Leo Matsushita Composition : Leo Matsushita Arrangement : YUI
大阪アメリカ村にあるタピオカ&竜巻ポテトのお店【ベビタピ】の公認ユニット。トロピカルで壮大なサウンドと子供の純粋な視線が世界をハッピーに染める。謎マスコット「ベビタピちゃん」も存在感ある。

・VEGARIO『TOTTORI』

作詞:Sakica Yamamoto 作曲:Mr.Altai
鳥取のダンスボーカルグループのゆるかわEDM。
高まるEDM、ゆるいサビ、コミカルな振り付け、広大すぎるロケーション。最高だろ、これ……。そして最後「ウェル蟹」で締められる謎。
地方アイドルでしか作り得ない、唯一無二の怪曲。

・じゆりぴ『絶対アイドルならないで』

作詞作曲:じゆりぴ 編曲:すぎやまほくと・野田ダイスケ
歌詞がぶっ刺さる。
歌詞【アイドルに殺されてアイドルに生かされる】
「生きるの不器用勢」なオタクにとってわかりみが深すぎる……。
歌詞【愛と金を引き換えに消耗戦のデスゲーム】
わかってる……でもそこでしか生きられないんや……。
地下ドル界の名曲、ここにドロップ。

■ 70位~61位

・PPPR!!-ピポパロ- 『ピポパロテレフォン!』

作詞作曲:吉本おじさん
今年『お返事まだカナ?おじさん構文!』で一斉を風靡した【吉本おじさん】作曲の楽曲。
「ネコの動画を再生」と繰り返されるサビ。聴き取り不可能なフックパート。Y2K的原宿衣装……センスしかない「PPPR!!-ピポパロ-」はセンスしかない

・ゆめのうさぎ『ムズスギ☆ニタク』

作詞・作曲:Füga-Füca 編曲:Chocozai Kingdom
サビのポップさが異常。
ダンスやボーカルのゆるさもいい。声質も素晴らしい。今年一番萌え可愛かった曲。

・ukka『リボンのひみつ』

作詞・作曲:Yugure 編曲:石川ゆう / Yugure
渋谷系ウィスパーKAWAIIソング。
ほんとにかわいい。ukkaは今年10周年。

・ExWHYZ feat. DONGROSSO『DON’T CRY』

Lyric, Music, Arrangement:DONGROSSO
クラブポップ界の天才児「大沢伸一」と「どんぐりず」によるDONGROSSOプロデュース曲。
ズルい、ExWHYZだけズルい。大沢伸一の『Our Song』は00’sで自分が一番好きな楽曲。俺もアイドルグループ作って大沢伸一やヤマタカEYEとクリエイトしてぇよ……。

・Devil ANTHEM.『Rebuild』

作詞作曲.:山下智輝
Nirvanaを思わせるギターリフから繰り出される等身大100%のJラップ。
これをエモと言わずして、何をエモと言うのか。
バキバキのEDMアイドルという印象の強かったDevil ANTHEM.が新メンバーを迎え、みごと『Rebuild』に成功したことを象徴する一曲

・星名はる(MonarX)『Lost Identity』

作詞作曲: MonarX
ハピコアの女王・星名はるの頂点的作品。
エモーショナルなテクノサウンドに「星名はる」のボーカルが気持ちよく重なる。中盤のゴアパート、終盤のハイパーユーロパートと全体のバランスが絶妙。(この手のものはやりすぎる場合が多い)
この曲で踊ってる星名はるちゃんを生で見るまでは死ねない。

・せのしすたぁ『FREEDOM』

作詞作曲:森永康之
オールドスクール&ニューウェーブ。
オールドスクールやるアイドルって珍しい。しかも、HIPHOP(ブラックカルチャー)の【核】「俺はここにいるぞ!」を表現しきれてる
活動14年目でもますますかっこいい、ラッパーでロッカー。それがせのしすたぁ。

・翔んでファレノプシス『ひだまりヒロイン』

作曲:濱口貴弘 作詞:濱口貴弘、髙橋由名 編曲:石川ゆう
お花屋さんプロデュースの2025年2月デビューグループ。
予想外のところで入りまくるトライアングル音で笑ってしまう。
多分思ってる8倍入ってるから聴いてみてほしい。

作曲の「濱口貴弘」は、プロデュースするお花屋さん経営のフラワーデザイナー。
こういう新規参入グループが全く予想外のサウンドをひっさげて登場するからライブアイドル(地下アイドル)って面白い。

・Ringwanderung『Utopia』

作詞・作曲・編曲:廣中トキワ Rec & Mix:清水裕貴
とにかくカッコいいファンクロック。
オールジャンルを歌いこなすリンワンの5つの声を円卓に沿って次々堪能できる腰の座った映像作品。
この力強い曲を座ったまま歌い切る強さと美しさが出色。

・ ZooZooZoo『ずずずぱにっく』

作曲:midori&1234 作詞,編曲:midori
冒頭「Hi!Hi!Ha!Hi!」連打。よすぎるだろ……。
終盤、突然差し込まれるビッグビートパートも意味不明で最高……。
最後、唐突に「にゃあ!」で終わるのも至高すぎるですな……。

■ 60位~51位

・CUTIE STREET『かわいいさがしてくれますか?』

作詞作曲編曲:早川博隆
この曲に関して印象に残ってるのは、ネットで見かけた「ぜんぶ予想したのと違う展開が続くからストレスはんぱない」という声。
はい、そうです。実はこれ、「かわいい」の皮を被ったパンクやノイズの類なんです。つまりこれ、前衛音楽なんです。
きっと十数年後「なんでこんな怪曲がテレビで普通に流れてたんだ!」と驚かれること請け合い。
NEW KAWAII系転調ソングのピークと崩壊の序章を象徴するような曲。

・おやすみホログラム『summer』

作詞作曲: OGAWA KOICHI
曲の長さ48秒。
一気呵成に畳み掛けてくる最高の夏。最高の48秒。
このかっこよさ、潔さがおやホロ。

・HANA『My Body』

Music: CHANMINA, GRAY  Lyrics: CHANMINA, MOMOKA  Arrange: GRAY
KPOPを聴いて「なんでこういうのが日本で出来ないんだ……」とずっと思ってたのが出来た作品。出来てよかった。なによりラップパートあたりに特に感じられる往年のJPOP臭。そういうのがいい。受け継がれてる感じ。HANAには文脈がある。そこが世間から一瞬で受け入れられた一因だと思う。

・SWEET STEADY『カワイイコレクション』

Lyrics: Hirotaka Hayakawa Compose/Arrange: Hirotaka Hayakawa, Yuhei Kato
このサビすごい。
しかも「たんたたたん♪」とか裏で入れてるし。(これがまたいい……)
電波ソングの進化系。よくぞここまですごいカワイイ電波ソングを作り上げたなと思いますよ。作詞作曲の「早川博隆」すごすぎやろ……。

・CAL&RES(天使にはなれない)『きゅるりんパーク』

作詞 / AMAMOGU(TRIFRONTIER) 作編曲 / TOTEM HIM'S
歌詞の勝利。
「きゅるりんパーク×3 きゅるりんパークはきゃわわわ~(Fo-Foo!)」
可愛すぎる。

みごと今年行ってみたいテーマパーク第一位に輝いた『きゅるりんパーク』。春頃は、この曲が延々頭の中で「きゃわわわ~」してました。

・IQ99『ガシン!てなずけーしょん!!』

作詞作曲:金丸悠子 編曲:小川ハル
今年一の変な曲。
だって、歌いだしが「ガーシンガ ガーシンガ ガーシンガ ガッシン!」。え……なにそれ……。振り付けも変。(褒め言葉)
コピペのようなライブアイドル曲群に叩きつけられた挑戦状。
よくぞガチの元・地底アイドルの子たちが、こんな華やかで独自性の高いMVを作り上げられる高みまで……という感慨深さもある。
ほんと、一人でも多くの人に「こういう面白いことやってるアイドルがいるんだよ!」ということをを知ってほしい。
そんな気持ちが今年、自分にアイドル曲レビュー1500曲書かせてました。

・airattic『NEO DRUG』

Total & Sound produce:本間翔太(SHOTA HOMMA) Lyrics:かわいあこ / 星銀乃丈 Music/Arrangement:星銀乃丈 Programming:星銀乃丈
外連味のあるファンク・ロックサウンドに定評のあるairatticがドロップした重低音なクール系アーバンKPOP。
映像含めて全てが最高すぎる。
特に好きなのは1:57からの湿度高めのメロウな歌唱。
落ちサビ繰り返される「ヤバいヤバいヤバい……」。いや、ヤバいのはこの曲ですから……。

・アルプスおとめ『ホタテのマーチ』

作詞 作曲:多田慎也 編曲:島田尚
メンバーが13歳~17歳、「アルプスおとめ」の夏休みの宿題的なMV。
手書きのイラスト映像が素晴らしい。
対バンフェスの最後は毎回この曲で手を振ってエンディングにしてほしい。

・丑03『屍BONE骸TOBE成JOBUTU仏』

作詞作曲:ハシバタカナリ
「Atari Teenage Riot」ばりの尖りサウンド。
そもそもタイトルが尖ってるし、衣装、メイク、映像も尖ってる。
尖ってる部分しかない。
ハードコア系アイドルの極北。

・OMG『strawberry i scream』

Songwriting:shun ÷1 Mixing and Mastering:Toshiyuki Sakurai
シャウトから始まるハードな曲なんだけど、サビのキャッチーさが異常。
コギャル衣装もかわいい。

■ 50位~41位

・虹のコンキスタドール『平成令和ネバーエンドサンバースト』

作詞・作曲・編曲:玉屋2060%
迷走アイドル・的場華鈴が効きに効きまくってる。セリフを超えてシャウト、歌唱を超えて呪文、ダンスを超えて呪術の域に達してる。悪口じゃない。根源的な「舞踏」に近いところにいる。舞踏というか「舞」……むしろ「踏」の方を極めていってるかもしれない。限りなく神話に近づいている。
妖怪的アイドル・的場華鈴(半神)から、今後も目が離せない。

・=LOVE『ラブソングに襲われる』

作詞:指原莉乃  作曲:Yu-ki Kokubo, YUU for YOU 編曲:YUU for YOU
まず、タイトルが面白い。
サウンドも小粋なファンクで唸らされる。
そこにキツネ着ぐるみ、清楚系、甘々系の3種の萌え衣装で同世代女子~おじさんまで幅広くロックオン。「走攻守」そろった隙のない曲。
とにかく衣装のクオリティーがすごい。こんな出来のいい衣装着てるアイドル、ほかにほとんどいないよ。衣装とスタイルだけで同世代ウケする説得力が伝わってくる。

・ゑんら『夜バシリ』

Music : JUN MATSUMOTO Lyrics : WYENRA
「滝口姉妹&みさと」という10年来の付き合いで作り上げられた、一分の隙もない世界観の湿度高めポップス。
素晴らしすぎる、こんな作品他の誰にも作れないよ。
dropデビュー直後、SHOWROOMのショーレースに出演させられて震えて泣いてた子たちがこんなに大きくなりました……。

・集団『悪霊退散』

Compose:NARASAKI Lyrics:EDOMETAL
泥酔してこのライブ見てぇよ……。
ただ、「悪霊退散」って連呼されるから悪霊こと我、出禁にされそう。

・チームいちご『+もしもしダーリン♡』

Music: 金山秀士(Dream Monster) Lyrics: nobara kaede
逃げ水あむ(きゅるりんってしてみて)、栗原舞優(虹のコンキスタドール)という令和ディアステージを代表する2人の「顔」による甘くて毒もあるトップ・オブ・トップ「苺」曲。
脳が震えるサビ、脳が溶ける声、脳が覚醒する太もも……世界に革命を起こす令和決定版「ストロベリーソング」。

・REIRIE『BaD=DoLL』

Music&Arrangement:Yu-ki Tsujimura、MEG(MEGMETAL) Lyrics:Ne-Ne  Mix Engineer:MEG(MEGMETAL)
REIRIEにしか作り出せないハードコア世界。
とにかく細部のニュアンスの表現力がすごい。この粘っこさと美しさはこの2人にしか表現できない。このメジャーデビューを機に、もっともっと突き抜けてほしい。

・FRUITS ZIPPER『さん』

Lyrics:Sho Yamamoto Composer/Arrange:Minoru Komorita
おしゃれでかわいい。その両立を見事にやってのけてるステキな曲。ジャクソン5のようなファンキーでポップなギターが圧巻。
太陽のSUN、三周年の「3」、笑顔「さんさん」などがタイトルの「さん」にかかってるIQの高いリリックも秀逸。

・最終未来少女『AI SEE CHAT』

Lyrics & Music & Arrangement:ヤマモトショウ
クールでシュールでかわいくておしゃれ。
そんなアンビバレントな世界観を作り上げたのは、またしてもヤマモトショウ。「AI SEE CHAT」で「アイシチャッタ」と読ませるのもニクい。

・ねおち『空を掴むようなヒント』

作詞作曲: 中川大二郎
ハープ的音とエレキ、アコギの心地よいセッション。伸びやかで柔らかな声。霧に包まれた幻想的世界。終盤、フルート的音に乗って天界へと誘われる。クラシックと前衛ロックとイージーリスニングの融合した超スケールの神曲。

・ハルニシオン『アオバ』

Word:伊藤賢 Music:伊藤賢 Arrangement:伊藤賢  Recording Engineer : 神谷ちなみ Mixing Engineer : 木村太郎
今年大躍進を果たしたハルニシオンの代表格となった曲。
キックの音と早口歌唱がみごとなエモさを描き出してる。
また、ハルニシオンはサビの振り付けの勢いがすごい。みんなで揃って「ドガッ!」っと前に出てくる。その揃いっぷりが感動を誘う。
「キメ」のパートのキメっぷりがすごい。
「集団」としての利を最も効果的に表現できていたグループ。

■ 40位~31位

・SWEET STEADY『YAKIMOCHI』

作詞作曲編曲: MOCHIHAMOCHIYA
「カワイイ系早口ラップ」というTHE・楽曲派なソング。
サムネにもなってる奥田彩友のビジュもいい。
音井結衣のミックスボイスもステキ。

・魔訶不思議変革者-デスデス-『超常現象アンビリーBUBBLE』

作詞: 小柳 (夕闇に誘いし漆黒の天使達)  作曲: 丸山漠 (a crowd of rebellion)
疾走感と超能力コメディー。
「Maison book girl」を彷彿とさせる美しいサビ、KPOP的攻撃的ラップ。この二つが交互に繰り返されて脳の幸福度がぐんぐん急上昇。
終盤のアキバ系セリフとハーコー間奏からの「ハンドパワー」のスカし方もツボ。神曲。こういうの大好き。

・櫻坂46『Unhappy birthday構文』

Lyrics : 秋元康 Music : ナスカ Arrangement : Stella
まず、タイトルが面白い。
そしてサウンドはクソカッコイイ、歌詞はクソダサい。そんな曲。
振り付けもすごく変でオリジナリティーがある。こんなモダンジャズダンスみたいな振り付けをこの人数でやってるのも異端。間奏からの平熱ラップのかっこよさも異常。
とにかく楽曲のクオリティーがぶち抜けている。さすがは伝説『エキセントリック』を作ったバンド「ナスカ」。すげぇよ。

・Chalca『Howling』

Lyrics & Music:nekko
verse2のかっこよさがただごとではない。
verse2は転調の連続でずっと予想外の展開が続くんだけど、それが全部自然に身体に入ってきて痺れるんだ。とてつもないクオリティーの楽曲だって。ライブも衣装も振り付けもパフォも全部カッコいい。

・われらがプワプワプーワプワ『HYPERSPEED』

Music&Lyric:Justice
圧巻のユーロビート・オブ・ユーロビート。
ここまで突っ切ったハイパーユーロビート曲ってなかなかない。というか、ない。全パートいい。振り付けも最高。アイドル史に残るユーロビート曲
作曲の「Justice」は『DVNO』とか『D.A.N.C.E.』のJusticeなんだとしたら夢があるよね。俺もアイドルグループ作ってDaft PunkやThe Chemical Brothersに曲作ってもらいてぇよ……。

・Girls²『LET ME DANCE』

Written:Chaki Zulu, DJ DARUMA, Emyli
ずっとKPOPの表面をなぞってるだけな印象だった「Girls²」が、突如圧倒的なオリジナリティーを発揮。 
まるで「Y2K版ファットボーイ・スリム」とでも言わんかのようなポジティブなバイブスに満ちた最高の突き抜けソング。

・SITUASION『KOKURYU』

作詞作曲: ヨロコビ
ケミカル・ブラザーズ『Hey Boy Hey Girl』を彷彿とさせるオケとデジタルなボーカルが交互に交差し、壮大なプレコーラスを経て、混沌とした新世界を創造する。そんな曲。
この狭くて薄暗いライブハウスでこんなにカッコいい映像を作れることも衝撃。
2025年のSITUASIONは、とにかくかっこよすぎた。

・ぶっ恋呂百花『貴方を誘う』

Lyrics, Music & Arrangement: ぶっ恋呂百花 Mix, Mastering Engineer: 池内亮
元「NMB48」の【ぶっ恋呂百花】作詞作曲。
おそらくこれは「原爆投下で肉体が塵になる瞬間」の曲。
原爆投下の瞬間の轟音や、その後の静寂、這いずる音……。
そういったものが心地の良いサウンドや歌唱によって静かに表現されている。
これを原爆の日付近の8月上旬にリリースして、中旬にMV公開してる。
彼女の中で絶対にこの曲を表現しなければならない必然性があったのだろうと思われる。
「命」と「業」を描いた曲。サウンドも歌詞も凄まじいとしか言いようがない。タイトルの『貴方を誘う』の「誘う」のは誰か。それを想像すると恐怖に震える。いま聴かれるべき曲。

・anew『まくあけのうた』

作曲:楠野功太郎 作詞:アベセージ MIX:丸山漠
2025エモロックの頂点。ほんと感動するんですよ。
今年一番バズった女性アイドルソングは『倍倍FIGHT!』なんだけど、こちらの応援ソングも負けてない。くじけた僕を、逃げ出した僕を、目標を見失った僕達を励まし、勇気づけてくれる。音楽で、存在で、すべてで。
MV見てて泣いてしまった。今年最も心に響いた作品。

・lyrical school『朝の光』

lyrics : Junya Okubo Music/Arrange/Mastering : Shuhei Ueda
イントロ1秒で伝わる名曲のバイブス。
クラブが閉まった後、自然と集まってくる仲間たち。クラブキッズなら共感できる、そんな「瞬間」を描いた、ヒップホップ界に刻まれた新たな伝説。
男女混合ユニットだからこそ表現できるリアルでピースな感動。
朝の光が差し込む前。世界が死んで再生するまでの一瞬。世界には自分たちしかいない。そんな感覚を完璧に再現した名曲、名MV。
RIP SLYMEを彷彿とさせる小技使いもニクい。

■ 30位~21位

・XG『GALA』

作詞:CHANCELLOR・JAKOPS・LYRICKS・Paulina“PAU”Cerrilla・Knave,作曲:CHANCELLOR・JAKOPS・DOOMSDAY
XGは韓国の音楽番組にもう出てないJPOP。なので、こっちに掲載。(KPOPとは韓国の音楽番組に出ているグループ・ソロと自分は定義)
この曲はダンプラでエグさが伝わる。冒頭の動いてないのに回転するシーンの体幹、スキルエグいって。
衣装やメイクも含めて普通に世界一にぶっ飛んでる。
自分はアイドル見てて「なんできゃりーぱみゅぱみゅくらいビジュアルワークを作り上げないんだろう?」ってずっと思ってたんだけど、軽く超えてきた。さすが。

・東京メルヘン倶楽部『人形失格』

作詞・作曲:しずりん 編曲:プードルちゃん
元『drop』しずりんのやりたいことを完璧に再現したユニット「東京メルヘン倶楽部」から産み落とされた神曲。
楽曲と詞も素晴らしいんだけど、なによりすごいのは声質
揺らぎのある声質が脳をぐわんぐわんと揺らす。
しかもこの曲はセリフが多くて脳、破壊、確定……。
早く世界に見つかってほしい、この最高なウルトラ神曲。

・BEYOOOOONDS『自己☆SHOW☆TIME』

作詞・作曲・編曲:星部ショウ
まず、歌唱スキルのエグさにビビる。
そしてラップパートで軽くこなすスチャダラパーフレイバーに驚愕。こんなん出来るんや……。サビのファンク歌唱もカッコよすぎるって……。
なにより驚いたのが、ハロプロがコールアンドレスポンスしてること。
ここまでやっていいならMIXあり曲出しなよ……秒でバズるから……。
それと巨大モニターを使ってることにも驚いた。あのケチで有名なアップフロントが……。
ほんとに2026年、BEYOOOOONDSがMIXありのシン・KAWAII曲を出したら一瞬で天下取る可能性ある。今、一番仕上がってるグループでしょ、ここ……。どうにか解散説を跳ね返して頑張ってほしい。こんなすごいグループが解散するとかもったいなさすぎるよ。サムネのダサさも最高にクール。
一つ言わせていただけるなら、寸劇要素はほんとうにいらないと思います。あれって「生ハムと焼きうどん」に影響されて始めたと思うんだけど、さすがに時代じゃない。たとえ過去に「劇団◯◯」などをやってた経歴があるとはいえ……。もうずっと封印でいいと思う……。これだけ歌えるんだから一秒でも多く歌を聴かせたほうが絶対にいい……。

・Drawry.『Dear,History』

Lyrics:nenene,&Yoshimura Music&Arrangement:nenene Recording&Mix&Mastering:平田裕亮
伝説的楽曲派グループ「tipToe.」のコンセプトを引き継ぐ「Drawry.」デビューライブで撮影されたMV。感動、フレッシュ感、先に拓けてる希望。そういったものが疾走感あふれる楽曲にぎゅっ……と込められている。
「僕らの未来、始めよう。」
そんな言葉で締められる、今年最も希望に満ちた楽曲。

・YA'ABURNEE『SUKIZOID【溺愛】』

作詞者:O-ant 作曲者:Toki
ハードなサウンドのアイドルって無数に増えたんだけど、ちゃんとサビが可愛いのがすごいんだよね。もちろんハードコアパートも抜群のかっこよさ。
Linked Horizonかのような壮大なスケールのオケに、ニコニコ動画(東方Project)的ラップが効きすぎ。
歌詞【睾丸を炙っちゃお】【「...すき!...すき!!...好きイィヒぃぃぃイイイ!!!!!!!!」】が強烈で好き。
2025年の病み系、バンギャ系、地雷系、ゴス系のハードコアアイドルの中で一歩抜けてた。

・Marble-Maple『マッハまばたき』

作詞・作曲:Marble-Maple  編曲:HASSE
MV見始めたボク「なにこれ……」
MV終盤まで見たボク「なにこれwwwwwwwwwwwww」

歌詞【マッハまばたき】のゴリ押しの果ての、最後の【たき汁】で大爆笑。
MV中での曲の始まり方もめちゃくちゃ変だし、面白くてかわいい。
2025年、最もパンクだった曲。

・桐生ちあり『東京 (feat. さくまる。) 』

Lyricist: chiari kiluyu Composer: that's all folks
「桐生ちあり」のメロウな名曲『東京』を静岡のソロアイドル「さくまる。」をゲストに迎えてシティ・ポップとしてリバイバル。
ほんとにいい曲で、カラッとした「さくまる。」の歌声と、湿度高めな「桐生ちあり」の歌声が見事に調和。日曜夜の東京・浜松町あたりの空気を描き出してる。

・唯美人形『桃源郷のふたり』

Music&Lyric: Hideo Shimamura
森! 滝! 神社! 白ロリ! シンメトリー! ディストピア世界!
なにを使って演奏してるのかもさっぱりわからない不思議すぎるレトロモダン耽美ワールド。アングラサブカルなMV映像がまんま江戸川乱歩・寺山修司の世界。最後「チ~ン」からの「ドォ~ン」で世界が崩壊するのもすごい。今夏、最も脳内でリフレインしてた楽曲。

・diig『errorrrrr』

Lyrics:小南泰葉 Music&arrangement:サクライケンタ
今年最もサビが美しい曲、と言っても過言ではない。
「Error」となって終わった「Maison book girl」の復活を予感させる神話的幻想ソング。自然の中に散りばめられたY2Kアイテムの数々も象徴的。
今後確実に何者かになっていくメンバー・シノのスタイリングも出色。

・きゅるりんってしてみて『カルテNo.2222』

Lyrics:nobara kaede Music・Arrange:金山秀士
脳が蕩ける楽曲。
「逃げ水あむ」のボーカルのニュアンス力や、振り付けの解像度の高さに驚かされる。
そしてAIによる合成映像もダークでメルヘンゴージャスな世界観を違和感なく描き出しててすごいの一言。
曲、演者、映像。全てのピースが完璧にハマった地下アイドル界の大傑作。

■ 20位~11位

・トナリア『#見た。』

作詞・作曲・編曲:jun ofusa, Ichi
歌い出しで確信する感動。頭サビ締めで心震える「eye」。
シルクロードを旅してる気持ちにさせられるオカリナ? や謎の木管楽器の蜃気楼サウンドが胸に来る。
あまりにもオリジナル。あまりにも儚く、美しい。

・AQ『(One More) deep diver』

Music & Lyrics: INSHOW-HA Recording&Mixing: Mitsunori Tamanoi
サウンドが映像的。ぬるいゼリーに囚われたみたいな気分になる不思議な曲。
AQのアルバム【S.E.A】は『DEEP DIVER』から始まり、この『(One More) deep diver』で締められる。
『DEEP DIVER』で深く深く海に潜った【私】が『(One More) deep diver』で再び海面に現れ、世を愉しみ、再び潜っていく……という凄まじい世界観を描いた曲。
お気に入りの歌詞は【浮かび上がり君の顔をみたり 方舟に犬も乗せてみたり】
方舟に犬を乗せられる存在ってなに!?
「神でしょ!(心の中の林修)」
諸星大二郎的世界の神へと変異した【私】が、酸素欠乏しながら潜ったり、たまに海面に浮かんだり──そんな気分の昇降機状態を描いた素晴らしすぎる楽曲。
オートクチュールな衣装と、それと相反する肉体的ダンスも秀逸。

・とんでもはっぷん!『soup』

作詞・作曲:村川千晶/さわっくま
2025年、最も心に染みたバラード。
ラップパートも名バイブス放ってる。
こんな静かでステキな曲を演っているアイドルが今、現在、日本に存在してるという事実に救われる。存在していてくれてありがとう。

・situasion『OUTLANDISHLY』

Words/Music : ヨロコビ
ゴリッゴリのコアテクノにOOIOO的ボーカルが気持ちよすぎだろ!
そして終盤ループの沸けっぷりヤバすぎるだろ……。
ライブハウスではなくクラブで浴びたい曲。

・RAY『天体 / Tentai』

Lyrics, Music & Arrangement : 京英一
【天体】と見上げる【私】、両者の視点から描いたロマンチックな曲。
MVでは両者の対比を描くような二画面分割で、ライブでは2人 vs 2人のシンメトリーで、求め合う二つの存在を表している。
曲もさることながら、そういったプロデュース面まで素晴らしい芸術的作品。
こんな広大で感動的で美しく繊細なアイドルソング、聴いたことない。

・XG『WOKE UP』

作詞:Chancellor・JAKOPS・JAEYOUNG・LYRICKS
作曲:JAKOPS・Chancellor・Shintaro Yasuda
XGの出世作となった作品。
自分、ずっとcoconaを推してたんだけど、このMVの中でいきなり坊主にしてて泣いちゃった。(追記:しかも最近胸を切除したらしい……ノンバイナリーとのことで……)
トラックがとにかく痺れる。東南アジアサウンド・楽器がめちゃくちゃ好きなので最高だった。東南アジア楽器・サウンド使いのアイドル作曲家、もっと増えてほしい。

・OCHA NORMA『女の愛想は武器じゃない』

作詞・作曲:山崎あおい 編曲:鈴木俊介
サビ【女の愛想は武器じゃない】のメロと歌詞のハマり方が今年イチで刺さった。
米村姫良々の持っていた元来のロック性が芽吹いた大傑作。
近所の商店街(普段はこういう曲を流したりしない)でもずっとかかってて謎だった。

・PiKi『88888888』

Written & Arranged by Yasutaka Nakata
えぐい!!!!! この少ない音数でこの尖り具合&圧迫感&ホラー感を表現できてるの天才だろ!!!!! 「JPOP」という括りの中でいえば圧倒的にダントツ今年1位の怪作。
中田ヤスタカ、天才すぎるって。

・東京女子流『導火線、フラッシュバック』

Composer,Lyricist,Arranger: きなみうみ
素晴らしい感傷。歌声。楽曲。
2026年3月31日のラストライブへと向かって短くなっていく導火線の火花の中に、これまでの活動の数々が映像となってフラッシュバックしてくる。
これぞ東京女子流、これが東京女子流。

・電影と少年CQ『愛と血のやり方』

Lyrics : 菊地成孔 Music : 菊地成孔 Arrangement : 久徳亮 Mixing : 久徳亮
12月で【ハッピーエンド】を迎える電少のこれまでの世界観がぎゅっと詰まった、美しく儚く、それでいて仄暗く、とてつもなく美しい作品。
マイルス・デイヴィスの魂の研究科・菊地成孔の作り出すジャジーな音楽空間で、ゆっきゅんとルアンちゃんという運命的な出会いを果たした2人が静かに戯れる。しっとりと。永遠に。
これまで電少の世界を造り続けてきた長田左右吉と街田格、2人のプロデューサーにも深い感謝を。

■ 10位~4位

・MEGAFON『カニピース』

作詞 AMAMOGU 作・編曲 TOTEM HIM'S
令和のミニモニ。
ヒロインズの新規デビューグループがいきなり【かーにかーにかに かーにかーにかに かーにかーにかに 横歩き!】なんてやったらビビるって!
そして、そういうのこそが見たかったんだって!
これ、ライブ見たことなんですがオタクも全員ピースして横歩きしたりしてるんですか?(確認したらしてなかった。残念)
100年語り継いでいきたい名曲。

・airattic『フリッカーズ・ハイ』

Lyrics&Music&Arrangement:林直大
聴いてみて、この最高なイントロ!
天才ミュージシャン・林直大の才能が漲りまくった神曲。
こんなに最高な曲・アイドルが存在してることが奇跡。
ありがとう、林直大。ありがとう、本間翔太。
全人類が聴くべき楽曲。

・八波零音 (CV:yAmmy)『cyber*moon』

Composer: NUU$HI Lyricist: 44
今年、自分が一番沼った曲。
元「CY8ER」yAmmyの平熱ボーカルがクールなトラックに合いすぎ。
特に歌詞【U don't know who I am? U already know the answer】のフロウの素晴らしさよ……。
経験上、これから10年は聴き続けることが確定してる名曲。

・ドレスコード『キラッキュアッピュア』

Lyrics,Music,Arrangement:Yuyoyuppa
歌い出し「キラッキラっ! キュアッキュアっ! ピュアッピュアっ! もっともっとぉ~!」が、か……可愛いすぎるぅぅぅぅ!
アニメ『プリパラ』や『きらりん☆レボリューション』を見てるかのような感動がある。聴く度に胸が「きゅん」となる。
シンプルな振り付けも映えてて見事。振り付け師「いどみん」。さすが。
神曲。

・diig『neon』

Lyric 小南泰葉 Music & Arrangement 諭吉佳作/men
今年1000回は聴いた。そして、聴く度に「なんだこの曲!?」となった。
聴いても聴いてもなにがどうなってるのかわからない。そしてなんとも心地良い。そんなオーパーツみたいな宇宙的楽曲。

・pinponpanpon『Maidnight Ravers』

作詞:pinponpanpon, French Cries 作曲: French Cries
きゃさりんのヘナヘナなフロウが絶妙に心地いい。
東京(メンバーの名前)のギャルギャルしさがすごい。
ドメ夏(メンバー名)の世界基準な世界観がすごい。
らん先生のコレオが素晴らしい。
衣装、メイド群、コントラスト高めの映像がクール。
そしてなにより閉店中のメイド喫茶と「月」が繋がってるという自由なイメージが秀逸。
全ての要素が完璧にハマっていた究極のアイドルソング。

・さよならステイチューン『STAY TUNE』

作詞:かせきさいだぁ 作曲:木暮晋也 編曲:HIDEYA KOJIMA
「TOTEM ROCK(かせきさいだぁ・木暮晋也)」の『STAYTUNE』カバーなんだけど、これがハマりすぎてる。
アウトロで繰り返される【STAY TUNE 青春 TUNE そのままそのまま ずっとそのまま】が胸を打って涙ポロポロ。
アイドル的エモ・ラップってやっぱり「かせきさいだぁ」とか「TOKYO No.1 SOUL SET」とか、その系統なんですよね。その本家の『STAY TUNE』。まるで「さよならステイチューン」が歌うために14年前から用意されてたかのような。
一瞬で崩れ去り、崩壊してしまう儚いアイドルという存在だからこそ、その一瞬を永遠に留めておきたい。そんな願いと祈りにメンバーの気持ちが乗った、素晴らしい楽曲。そしてライブ。アイドルの全てがこの動画に詰められている。

■ 3位~1位

・CANDY TUNE『倍倍FIGHT!』

作詞作曲:  玉屋2060%
令和の『LOVEマシーン』。
ROSÉ & Bruno Mars『APT.』の流れに乗って一気にブレイクした時代を代表する応援ソング。
さらに「湯切りネキ」「笛ネキ」「りゅーのすけ」など、TikTokでバズる要素を徹底的にブラッシュアップ&プッシュして地上波までをも蹂躙し尽くした破壊神のような究極アルティメットバズソング。
曲、プロデュースの素晴らしさだけでなく、サムネにもなっているメンバー・村川緋杏の突き抜けた「ネアカ」っぷりがこの曲の【核】。
やはり時代を変えるのはいつでもヤンキーギャル。
中森明菜、後藤真希、そして村川緋杏。
昭和、平成、令和を代表する「顔」となった村川とCANDY TUNEは、これからも永遠に語り継がれる。

・fishbowl『斜陽』

Lyricist,Composer: ヤマモトショウ Arranger: 宮野弦士
アイドルソングといえば「転調」。その転調のしかたがアイドルの歴史上最も美しい楽曲がこちら
美しいメロからサビ、そしてYOASOBI的なフックパートへと移り変わるんだけど、その移り変わり方がすんばらしいの。
外連味溢れる歌声が、ぐっと曲の雰囲気を引き締めた直後に移り変わるYOASOBIパート。ここが本当にクセになる。
そしてそれぞれのパートの美しさもただごとではない。
これは、アイドルソングという名の芸術ですよ。
額に入れて飾れるべき楽曲。
クールジャパンで世界進出する際の旗頭になるべき楽曲。
あまりに素晴らしすぎて聴いた直後は脳がぱっか~んなってた。
「アイドルソング」という五輪競技があったらぶっちぎりで金メダル。
そんな曲。すごすぎる。

・清 竜人25『世界を愛せますように!』

Words and Music by Ryujin Kiyoshi Arranged by MAIYA(illiomote),Avec Avec Mixed by at Ryuma Annaka
壊れてますよね、世界。
そんな世界に対して「愛せますように!」と、まさに今の世界と愛との距離感を一言で表した令和の名曲。

清 竜人25といえば夫人。今回は頓痴気さきな、根本凪、林田真尋、チバゆな、の4人が参加。根本凪は社会に参っちゃってた頃で、まさにこの曲は根本にとっても救済の歌になった気がする。
「愛そうぜ!」とか「愛したい!」とかじゃなく「愛せますように!」。このささやかな祈りこそが世界を救う鍵。世界を愛することが出来るための行動をしていこう。まずはSNSで誰かを叩いたり、差別したりするのをやめよう。愛せますように。家族を、隣人を、敵を、汝を、世界を愛せますように。愛せますように。愛せますように。愛せますように! 無理なのはわかってる。でも、愛せたらいいなぁ。どうか愛せますように! そんな曲。今の曲。根本を、多くの人を救ってくれてありがとう、竜人。

■ あとがき

すごくないですか、今年?
過去にもこういったランキング記事を自サイト(消えた)で作ってたんですが段違いですよ、今年。というのも、昔ってこんなビッグネームの作曲家たちがホイホイ地下アイドルに曲提供なんかしてなかったんですよね。でも、今は普通に地下アイドルがヤマモトショウや早川博隆の曲を歌ってる。さらには「TRIFRONTIER」をはじめ、作曲家チームやクリエイターチームが複数存在してる。
これ、いちいち良曲探しする意味ないですよ。だって、ほぼすべての曲が良曲だもん。

https://trifrontier.co.jp/about/

おまけに現代はAIまであるわけで。1500曲レビューした中にはあきらかに「これAIだろ」って曲もいくつかあったし、メンバーから「曲はプロデューサーじゃなくてAIが作ってる」って暴露されるグループもいた。

けど、こうして見てみると、やっぱりAIで作れるような曲は上位には全く入ってこないわけで。というのも中の「メンバー」、つまり「肉」がないから中身がないんですよね。メンバーと曲。そこがリンクしてなんぼなんで。

今年やはり話題になったのは「RAYの3ドラムワンマン」
これ、ほんとにすごい。自分はボアダムス的ツードラム楽曲のアイドル聴きたいなとずっと思ってたんだけど、軽く超えてきちゃった。

10年前にこういうのやってもあんまり話題にならずに終わった気がする。この10年で受け手も成熟して層が生成されてきたからこういうのが成り立つんのかな、と思いました。すごい熟成度ですね、現代アイドルシーン。

ということで、レビューした数だけで1,513曲。この記事を含めてのべ1,593曲。レビューする要素を見いだせるか考えながら聴いた曲は5,000曲をゆうに超えてると思います。疲れました。ほんま疲れた。新しいアイドルソング聴くのが恐怖だった。(いい曲だったらレビュー書かなくちゃいけなくなるから)

(唐突な星名はるちゃん)

ということでレビューはこれでお休み。
「とんでもはっぷん!」や「Marble-Maple」みたいな隠れた良曲のストックが溜まったら書くかも。(ほんとに【面白さ】で言ったら今年は地方アイドル一択の年だった。クオリティーでは圧倒的に関東やけど)

https://x.com/TKizA3wbJjR8TrK/status/1994949629033730339/photo/1  より引用。「Marble-Maple」聖彩 天萌音

それに、今回一応ランキング形式にはしましたが、40位くらいからは全部1位です。それくらい神曲しかない、今年。異常。マグロがいっぱい穫れたみたいな。異常な発生値。一昔前だったら大騒ぎされてるような神曲が、たった数千再生で忘れ去られていってる。もったいなさすぎる。なので、せめてここに記録を……。

ということで、今年もやり切りました。
これからは変なアイドル・事件探しの旅に戻ります。
また(成田大致の珍イベント「爆裂都市伝説M.A.D」の記事とかで)、会いましょう! アデュー! みなさん、よい年を!

(↓今年読んで一番好きだった本)

【2026年の記事】


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