■ 絶好調の波に乗っていた矢先、訪れた「試練」
「手放し」と「掃除」をきっかけに、部屋も心もクリアになり、毎月のレギュラー案件まで決まって引き寄せの波に乗りまくっていた私。
「次はどんないいことが起こるんだろう?」と楽しみにしていたのですが……人生、そう甘くはありませんね(笑)。
前回の記事で、ハプニングから最高の実地テスト動画が撮れたとお話ししていた、例のYouTube案件動画の件。初稿の動画を提出した直後、思わぬ展開が待っていました。
なんと企業様から、耳を疑うような要望が届いたのです。
当初、先方からの「比較という形で撮影してほしい」というご要望通りに構成を組んで提出したのですが、相手の都合で急きょ方針が変更になったとのこと。
「比較はなしにしてほしい。もしこの映像をそのまま使うなら、違う製品であるかのようにテロップを入れてごまかしてほしい」と言われたのです。
文章でのやり取りとはいえ、自分の目を疑いました。
事実と違う製品だと偽るなんて、企業として、そして発信者として絶対にあってはならないことです。
何より、私は自分の動画を楽しみにしてくれている視聴者さんを騙すような真似だけは、絶対にやりたくありません。
「事実と異なる編集はできません」
そうキッパリとお断りした上で、比較映像をすべてカットして再編集。先方が指定してきた期限よりも1日早く再提出しました。
■ 怒濤の修正依頼と、私が決意した「辞退」
これで丸く収まるだろうと思っていたのも束の間、今度は社内協議の結果として、「今回の動画で一番の見どころにしていたシーンを、すべて削除してほしい」と連絡が入りました。理由は「視聴者に誤解を与えかねないから」というもの。
事前に共有されていたガイドラインを守り、初稿では何の指摘もなかった部分です。そこを全カットするとなると、長尺動画の構成も、同時に作っていた短尺動画もすべて台無しになってしまいます。しかも「明日までに修正して提出して」という無茶なスケジュール。
あまりにも理不尽な対応に、私の心の中で何かが静かに決まりました。
今回はご意向を汲んで修正するけれど、翌日提出は物理的に無理であること。
そして何より、「この状態で今後も案件をお引き受けしても、責任を持って誠実な発信をすることができない」と判断し、すでに決まっていた来月以降の案件をすべて辞退させていただく旨をお伝えしました。
すでに手元に届いていた次回用の商品も、まだ未開封のままだったため「返送するので送り先を教えてください」と書き添えて。
毎月楽しみにしていたレギュラー案件だっただけに、自分自身が一番ショックで、悔しくてたまりませんでした。だけど、自分の信念や視聴者さんへの誠意を折り曲げてまでやる仕事なんて、一つもないと思ったのです。
■ 覚悟を決めた私に届いた、企業からの「驚きの返事」
覚悟を決めてメッセージを送った直後、先方から思いも寄らないお返事が届きました。
改めて社内で確認を行った結果、なんと「問題ないと判断したので、見どころシーンの削除(再編集)は必要ありません」とのこと。
さらに「次回案件の製品は返送不要ですので、ぜひお使いください。その上で、もう一度改めて今後のご相談をさせてほしい」と、一転して丁寧な謝罪と歩み寄りの姿勢を見せてこられたのです。
相手の真摯な対応には感謝しますし、ハッと我に返ってくださったのは良かったです。
だけど……一度崩れてしまった信頼や、自分の中で生まれたモヤモヤは、そう簡単にパッと消えるものでもありません。
今回の件をどう受け止め、これからどう付き合っていくべきか、正直なところ私の気持ちはまだ完全に固まっていません。
世の中、いいことばかりは続かないし、時にはこうして「あなたの信念は本物ですか?」と試されるようなお試し(ストップ)が入り込んでくる。
さて、こういう時はどうするのが自分にとっての「正解」なんでしょうね……?
みなさんなら、こんな時どうしますか?
少し心を落ち着かせて、自分の本当の心の声に耳を澄ませてみようと思います。
