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原作版コメット号を愛でましょう。

スペオペの世界、まだ入り口の扉を開けたばかりですが、さっそく心をわしづかみにされたのが『キャプテン・フューチャー』でフューチャーメンたちが乗るスペースシップ<コメット号>です。


みんな大好きメカ透視図♪

第1巻「恐怖の宇宙帝王」の巻頭に図解イラストが差し込まれていまして、それが楽しくて。日本語の説明書き込みが入ってるんですが、これって原版があるっぽいなーと思ってネットで探したら発見。同じものを使っているのか、原版(下画像左側)をもとに描き起こしたのか不明なのですが、書き込みはもれなく反映されてます。

右上の「プロトン砲」だけが「プロント砲」と誤植になってるのはご愛敬
(第1巻「恐怖の宇宙帝王」より)

聞き慣れない「プロトン」とか「サイクロトロン」って言葉が目に付くんですが、空想の産物じゃなくて実際にあるんですよね。さすがSF! 「テレバイザー」もなんだろうと調べてみるとテレビ受像機のことでした。1925年(大正14年)に最初の受像機(テレバイザー)が誕生したらしいので、1940年の物語に、未来のメカとして登場したのは自然なことなのでしょうね。ちなみに「グラヴィトメーター」は重力検知装置、「ミティオロメーター」は小惑星検知装置だそうです。もう、この図解だけで30分くらい足止めされちゃうんですけど。

テキストからクリエリイトされた皆さんのコメット号

ネットで「コメット号」を調べると、海外サイトも含めて表示される画像がほとんど日本のアニメ版のものなんですよね。ある意味それだけ日本のアニメ版が支持されているということなんですけど、僕としては原作版コメット号のビジュアルが見たいわけです。実際、日本ではもちろんのこと、海外でも立体物として販売されることは滅多にないみたいで、こちらの方はフルスクラッチで作られてます。原作版の図面に忠実に立体化されていて、その情熱とこだわりにリスペクトしかないです。

The Cyber Mosquitoさんの自作コメット号

そしてこちらの、ゆきの育さんが描かれたコメット号も原作版を元にしたもの。設定にはない振動ドライブユニットのリングとか、科特隊のジェットビートルのハイドロジェネード・サブロケットっぽくて好きです。

ゆきの育さん作品(tinamini.comより)

こちらの3DCGアニメーション制作アプリ"MMD(MikuMikuDance)"のモデルデータを作られたのは、DONKEYさんという方で、内部構造もCGデータ化されています。

DONKEYさんの「DONburi Room」より

こちらの3Dモデルは、創元推理文庫版のイラストを描かれている鶴田謙二氏のイラストを元にされているそうで、ハヤカワ文庫版しか知らなかったのでちょっと気になってしまいました。以下の号の表紙にちらっと描かれているやつですね。

マイ・コメット号を描いてみた

こんな感じでファンの皆さんが、思い思いのコメット号をビジュアル化されているのを見て、僕も描いてみたくなりまして。もともとの図面とかを見ていると、皆さんが表現されているような窓のないパターンもありじゃないかなと思いながら描いてみました。

涙滴型というフォルムはそのままですが、先端部の制動用噴射ノズルは横一列ではなくサイコロの5の目に配置してみました。細かいパネルラインとかも考えましたが、シンプルな描きこみに。窓はありませんが、カメラ映像を内部スクリーンに投影する、みたいなイメージですね。後ろのほうにアニメ版のコメット号も入れてみました♪ 

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