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フィリピンよ、よくやった!と讃えたい

公開前から話題にしていた『ボルテスV レガシー』をAmazon Primeで観ましたよ。今ならレンタルが半額以下で500円です。

お金を払ってまで観るかどうか迷いましたが「まあ500円なら・・・」ということで課金。しかしながら結論から言うと「無料枠になってからでも良かった」というのが正直な感想です(笑) わはは。

Amazon Primeの紹介コメントには、

1977年のテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」放送から約半世紀。日本以上に熱狂的な支持を受けているフィリピンで映画1本、テレビシリーズ90話の大ボリュームで実写化! 遂に生まれ故郷の日本に凱旋し、『ボルテスV レガシー』として、劇場公開される。映画『ボルテスV レガシー』は、日本の劇場公開用に、フィリピン版の映画には含まれていなかったシーンの追加を含む再編集を実施し、映像のクォリティも大幅にアップ。迫力が増した「超電磁編集版」での公開となる。

Amazon Prime 紹介文より

とあって「90話分の物語を1本にとか、ま、それは無理だろ」という覚悟もしてましたし、現地フィリピン上映では未公開だった映像もプラスした「超電磁編集版」での公開!とか言うので、ちょっと期待もしてました。
以下、感想箇条書き。

◉東映がアドバイザーとして関与してたとはいえ、このクオリティの特撮テレビドラマがフィリピンでも制作できるんだなあ!という驚き

◉予告でさんざん見せられた超絶クオリティのCGは、合体シーンこそハリウッドレベルに見えるけど、それ以外の場面はそれほどもでもない印象だった(ウリの合体シーンは劇場版1時間半ので1回だけ。まあ、何回も見せられても飽きちゃうけど)

◉フルCG以外のドラマシーンや合成特撮部分は、平成初期の戦隊シリーズレベルのクオリティなので「・・・な、なんだか懐かしい感じだよね」と生暖かい目で観ることになります

◉でもね。戦闘中のコクピットシーンや操縦モーション、それとリンクしたCG巨大ロボの重厚感ある表現は、なかなか見ごたえありました。戦隊ヒーローロボの軽快な感じとは真逆、『マジンガーZインフィニティ』や『トランスフォーマー』シリーズをよりヘビーにした印象。これを見たら『パシフィックリム』のイェーガーなんて「なんて敏捷な!」って思えます(笑)

◉獣士の扱いがボアザン軍の「ペット」的な扱いになっていることにショックを受ける。公式サイトでは「地球戦略用巨大獣型ロボット」となってるんだけど、アニメの獣士ガルドみたいな"意思のある獣士"はどういう扱いになってるんだろう、と気になりました

◉なによりも、1時間半がアニメ版の第1話・第2話分で終わってしまったのに、もう愕然としました(笑) ぶっちゃけ言うと、お母ちゃんがバイザンガに特攻するまでの話。これはいろんな意味でヤバいですww(フィリピンTV版では10話までに相当する内容ですが、あっちのTV版はいろんなサブエピソードが同時展開するせいで長くなってる模様)

◉結果、出てくる獣士もドクガガとバイザンガだけだった。物足りない

◉主題歌は堀江ミッチーオリジナルではなく、日本語歌詞を流ちょうに歌いこなすフィリピンのシンガー・Julie Anne San Jose。これはこれで悪くないです。MVはなんかスナックのチーママっぽい動きが気になってしまうけど

まあ、そんなわけで、この劇場版はわざわざ映画館でなくてもいいかなーと思いました。そもそもTVドラマ用の絵作りですしね💦

昨年11月に、テレビ版がTOKYO MXで全20話に再編集されて放送されたみたいですが、田舎の私は当然見ておらず。いつかフィリピンで放送された全90話を吹き替えか字幕で観たいですね。劇場公開直前に前日譚にあたる父・フロスガーの物語『夜明けの前に』もYouTubeで無料公開されていますが、こういう本編では語られなかったエピソードたちこそがフィリピン版の楽しみどころかもしれませんね。



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