ワンデイチャレンジPOP #020 家族で笑い転げるカードゲーム
一日一枚、身のまわりのお気に入りのアイテムで勝手に手書きPOPを作成する企画「ワンデイチャレンジPOP」
第二〇回のアイテムは「音速飯店」(すごろくや)
八つ歳下の妹は、幼い頃から家族でカードゲームやボードゲームをするのが好きだ。クリスマスや正月に限らず、突如として「ウノやろう!」の声が掛かり(この「ウノ」が時としてトランプだったり人生ゲームだったりする)周りの人間は渋々それに付き合う。が、やってみるとそれはやはり楽しいもので、誰かの「もう一回」という声から三度四度はゲームが繰り返される。
ある日、実家に帰省すると妹がいつものテンションで
「麺やろう!」
と、言い出す。麺? 私が狼狽えていると、小さな赤い小箱が取り出された。それが、カードゲーム「音速飯店」だ。

箱を開けると、中華どんぶりを模した器の中に「タン」とか「チャー」とかいう丸いカードが大量に入っている。早速、私と母と妹に等分、カードが手札として配られた。
「あのね、これに書いてある料理を、ここにカードを出してどんどん作っていくの」
妹からお品書きを差し出され、なんとなく説明されたと思うと、いきなり、
「チャー!」
とか言ってゲームが始まった。続けて母が「シュー!」と叫びながらカードを出す。なるほど、そういうことか。理解はしたが、二人の勢いに動揺し、まったくカードが出せない。あっという間に二人の手札は無くなってしまった。
「もう一回やろ!」
という声で第二ラウンドが始まったが、同じ展開で、むしろ札を出せなすぎることが面白すぎてツボに入ってしまう。
「あゆちゃん全然出してないじゃん!」
と、三人で爆笑する。
帰省すると時折この「音速飯店」の誘いが来るようになった。えー、勝てないからやだよ、と笑いながらも付き合う。子どもの頃のようにわざと負けてやるなんてことはもうしない。妹の満足そうな顔が横にある。

そんな「音速飯店」の手書きPOPはこちら。どうすればゲームの内容と、雰囲気が伝わるのか、写真選びやイラストを入れるかなども考えた。
作成時間は六〇分ほど。キャッチコピーの長さに最後まで悩む。盛り上がりが伝わればいいと思う。
今回で一旦「ワンデイチャレンジPOP」は区切りにする。自分の好きな商品を好きなだけ紹介できる楽しい企画だった。またひっそりと再開することもあるかもしれない。
手書きPOP作成代行を承ります。お問い合わせご相談はお気軽にお寄せください。
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