Canonの高額PTZカメラ「CR-N500」をカンファレンスのライブ配信で使ってみた感想
今回のテーマはPTZカメラについて。
Canon製の高額PTZカメラ「CR-N500」をレンタルして、実際にカンファレンスのライブ配信で使ってみました。
今回は実際に使って感じた感想を紹介したいと思います。
Canonの高額PTZカメラを借りてみた
以前からとても気になっていたPTZカメラ。最近、中国製のPTZカメラを導入して、その感想は以前にもnoteにまとめたことがありました。
PTZカメラはパン(左右)・チルト(上下)・ズームを遠隔操作できるので、セミナー配信などではとても便利です。
私が購入したのはコスパが良いと評判の比較的安価な機種でした。それでもこんなに便利なら、よりハイエンドなカメラだとどうなのでしょうか。
ということで、パンダスタジオさんにあるCanonのハイエンドPTZカメラ「CR-N500WH」をお借りしてみました。

Canon製のPTZカメラの中では上から2番目に当たる機種のようです。市場価格は約66万円ほどと、なかなかにハイエンドですね…笑
センサーサイズも1インチとPTZカメラの中ではかなり大きいです。

サイズが大きい
届いてまず驚いたのはそのサイズでした。
で、でかい…笑
事前に調べていなかった自分が悪いのですが、思っていた以上のおおきさでした。

三脚に乗せても中々の存在感があります。
最初はLibec TH-Xという三脚に乗せていたのですが、これだと最大搭載重量を100gオーバーしていることに気がつきました…。TH-Xの最大搭載重量は4kgですが、CR-N500は4.1kgです。
使う三脚にも気をつけなければいけないとは、ハイエンド機恐るべし…。より搭載重量の大きな三脚に載せ替えたのでした。

(この後、より耐荷重の大きなものに載せ替えました)
こちらは私が購入した「FoMaKo KN20A」との比較です。2、3回りぐらい違いますね…笑
最初は同じくらいのサイズ感だと思っていたので、あまりの大きさに驚いてしまったのでした。

コントローラーの使い勝手が良い
次に気がついたのはコントローラーの使い勝手の良さでした。
今回のレンタルには「RC-IP100」というコントローラーがセットでついていますが、これの使い勝手がとても良かったです。
こちらも思っていたよりも大きいのですが、中央の設定画面の使い勝手がとても良いです。

私が購入したPTZカメラにもコントローラーがあり試したのですが、こちらは操作や設定に怪しさを感じる部分がありました。
あることで間違いなく運用は効率化されていたのですが、例えばISOやシャッタースピードなど、細かな値の設定は通常の感覚とは異なる部分や、不具合かな?と感じるような挙動がありました。

今回のコントローラーは、さすがのCanonでとても信頼感のあるものでした。
普段使っているカメラと同じ感覚で設定でき、また操作性も明快です。「これだよこれ〜」と思わせる安定さを感じるコントローラーでした。
残念ながらカメラの映像は見られないようですが、代わりに大きな画面で必要な設定は大体終えられる印象でした。

実際に使ってみた
先日のカンファレンスイベントでは、実際にこの「CR-N500」を借りて使ってみました。
このカンファレンスは毎年何度か開催しており、私はその配信チームに参加しています。基本的に登壇者は演台に固定なのですが、微妙に動く人がいてその調整に苦労している課題がありました。
今回はその改善を目的に、CR-N500を提案して導入してみたのでした。

カンファレンスはとあるイベント施設を借りて、4つの部屋で同時に配信を行います。
部屋の隅などに置いてみましたが、光学15倍ズーム(35mmフィルム換算 約25.5mm-382.5mm)でやすやすと登壇者を映すことができました。
部屋によってはカメラを前方に置く場合もありましたが、流石に存在感がありますね…。位置によっては少し邪魔になっていた可能性もあります。


本体がデカいということは、Panda Studioさんから送付されるケースも大きいです。
このカンファレンスイベントでは4台お借りしたのですが、結構な物量感があります。適当に借りると、置く場所に苦労するかもしれないので注意がいるかもしれません。

コントローラーのケースはまた別です
実際に撮影もしてみました。
こちらは会場で撮影した動画です。シャッタースピードは1/100に固定、ISOとF値は自動に設定しています。
若干暗さのある部屋でしたが、1インチセンサーのおかげかそこまでノイズは気になりません。マニュアルで調整すれば、もう少しノイズを減らすこともできそうです。
この動画では記録できていないのですが、ポジションを保存しておき、ボタンを押して自動移動することもできます。
実際にこのカンファレンスでも、配信チームのメンバーが便利に使っているのが印象的でした。コントローラーがあるとポジション保存も簡単なので、やはり必須な機材だなと思いました。
コミュニティメンバーさんに教わったのですが、高級機だとパン・チルト・ズームが同時に動き始めてから同時に動き終わり、スムーズ映像になるそうです。確かにこのCR-N500はそういった挙動で、値段の違いを感じたのでした。

結果的に、CR-N500の導入はメンバーから好評でした。
やはり微妙な位置調整が配信卓からできるのは便利ですね。これまで、わざわざカメラまで行って調整を繰り返していたので、それが無くなったのは良かったです。
一方で、コントーラーの設定が途中にリセットされた時がありました。細かい設定で使いこなせていない部分があり、この点は習熟が必要だとも感じました。
おそらく今後も使い続けていきそうなので、次回は細かい点もしっかりと理解して使いたいです。

以上、Canonの高額PTZカメラ「CR-N500」をカンファレンスのライブ配信で使ってみた感想の紹介でした。
今回は狭い範囲の使用だったので、細かい機能などでは使いきれていないものもありました。例えば人物を追いかける機能などもあり、いつかそれも試してみたいですね。
また機会があれば紹介をさせていただきますので、どうぞご期待ください。
レンタルのススメ
今回検証に使用した機材は、検証時にはパンダスタジオ様にてレンタル支援をいただきました。
気になった方は、まずレンタルで試されてみてはいかがでしょうか。なぜか単体よりもセットの方が安いので、借りる場合はセットがおすすめです。
▼Canon 4K PTZ リモートカメラ CR-N500
https://bit.ly/4i6WXCx
▼Canon 4K PTZ リモートカメラ / コントローラー/ CAT5e LANケーブル 50mセット
https://bit.ly/3VF3r1Z

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