さめないで 【詩】
クルマのヘッドライトが
きらめくホテルの窓辺
明かりを消した部屋に
甘い吐息がさまよう
白いシーツも熱くなり
ほんのり淡いさくら色
揺れる 揺れる 心も体も
目に映るは 瞼のうらの夢
ああ感じる ああ芯から
どうぞこのまま冷めないで
忘れる事が多すぎて
誰かにすがりたくなる夜
肩にふれた腕に
ひとよの温もりまとう
ビルの谷間も冷えはてて
悲しい街の別の顔
濡れる 濡れる 心も体も
酔いに任せて 流されて
ああ感じる ああ芯から
どうぞこのまま冷めないで
思いもかけずこの時が
来るとは思わなかった
もしやあなた その人と
赤い糸など信じたい
恋の痛みが重なった
はかないふたり夢のなか
すがる すがる 心も体も
いつか幸せ 下さいと
ああ感じる ああ芯から
どうぞこのまま冷めないで
©ときやゆきべい
マガジン登録頂きありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
この詩・文章が少しでもお役に立てれば幸いです。
今後の活動を応援していただけると励みになります。