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しんどいときに浮かぶ思考 — とらわれない、という気づき

(約1300字)


最近、心の調子が悪い日が多くなってきました。
会社には行けているのですが、以前のように気持ちが軽くついてきてくれるわけではありません。
体は動いていても、心が少し遅れて歩いているように感じる時があります。

こういう時期は、思考を整理したり記録したりする余裕がなくなってしまいます。
だからこそ、今のうちに「しんどい時にどんなことを考えやすいのか」を
静かに残しておきたいと思っています。


朝の重たさ

朝目が覚めると、胸の奥が暗いままという日があります。
「消えてしまいたい」と思ってしまう瞬間があることも事実です。
感情は過敏になり、怒りや涙がいつもより近い場所にいます。

思考も鈍くなり、世界が少しぼやけて見える日もあります。
歩く速度や息づかいまでゆっくりになる時があります。


人との距離感

人付き合いがつらくなります。
人混みはもっとつらく感じます。
でも、一人になると余計に沈んでしまいます。

刺激が多いと疲れるのに、
静かすぎても落ちてしまいます。
「ちょうどいい場所」がなかなか見つかりません。

それでも会社に向かう時間になると、
なんとか体を動かして家を出ます。
「遅れてはいけない」という焦りだけが背中を押すような日もあります。


自分を責めてしまう思考

しんどい時期は、思考がネガティブに傾きやすくなります。

  • 自分は弱い

  • 他の人は普通にやっているのに

  • 自分はだめだ

こうした思いが頭の中をぐるぐる回ります。

その中で一つ気づきがありました。
「ネガティブになるのは“症状”であって、人格ではない」
と言うことです。
そこを客観視し、「抑うつっぽい症状出てきたな」と思うと頭のなかのぐるぐるを止めることができました。


「とらわれない」という言葉

診察のときに先生は
「とらわれないようにすることが大事です」
と言ってくれました。

その言葉を聞いたとき、胸の奥で何かがほどける感覚がありました。

この「とらわれない」という言葉は、
仏教でいう “執着を手放す” 感覚にとても近いのだと感じました。

しんどさにとらわれる。
できなかった自分にとらわれる。
良かった日の基準にとらわれる。
他人の尺度にとらわれる。

そのどれもが、自分をしずかに締めつけていたのだと思います。

「とらわれない」というのは、
それを無視することでも、戦うことでもなく、
ただ“そっと手を離す”ような姿勢なのだと感じました。

「今日はこういう日なんだな」
「いまはこう感じているんだな」
そうやって現象だけを見ると、心の中に少しだけ風が通る気がします。


自分のペースで生きる日々へ

しんどい時期は、何かを成し遂げることより、
今日を無事に過ごすだけで十分な日があります。

できたことを他人の尺度で測らず、
小さな一歩を自分の基準で認めることが大切なのだと思います。
たとえ0.5の前進でも、それは確かに前に進んでいます。

この記録は、
「しんどい時の自分がどんな世界を見ているのか」
その小さな地図のようなものです。

いつか振り返ったとき、
「あの時も、自分はちゃんと生きていたんだな」と
やさしく思えるように願っています


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