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老親てんやわんや日記3(文月の異変)

実家地方のお盆は旧盆である。
お盆のお参りに合わせて実家に帰った。
お盆のお塔婆料を納め、お参りをする。お盆直前でお花がたくさん供えられていた。
この日の帰省では、特に両親共に変わりなく、母の徒然語りを聞いてガス抜きをして自宅へ戻った。
そして、それから10日ほど後に姉も帰り、両親と鰻を食べたという。

そこから数日後
母から、父の様子がおかしい、足元がいつもより覚束なく、食欲も無いようだという。一晩様子を見て、かかりつけ医に連れていこうかな、と話していた。
もしかして脳あたりの病気だろうか、という疑念がわいたが、母を悪戯に不安にするのも良く無い、と、そのまま一晩を過ごした。
翌朝、母から父が救急搬送された、と連絡が入った。
深夜に父が起き上がったところ踏ん張りが効かず、そのままベッドから落ちてしまったらしい。
発熱と父の様子を見て、馴染みの訪問看護師さんを呼びすぐに見てもらったところ、これは救急車を呼ばなければダメだという話になり、本人が嫌がるのをよそにあれよあれよという間にことが運んだそう。

父は、軽い誤嚥性肺炎と蜂窩織炎(ほうかしきえん)だった。いずれにしても前回のように切ったらおしまいの病気では無いので、父はしばらく入院となった。

そして、ここから約一ヶ月半、葛藤の日々が始まるのだった。

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