車検を安くする方法
はじめに
車検の見積もりを受け取って、高いな~!と思った経験はないだろうか。
法定費用が最低限かかると知っているとはいえ、気づけば20万円近い金額になっている。
「これ、全部必要なんですか?」と聞けずに、仕方なくそのままサインしてしまう人は多い。
ところがどっこい!
車検の見積もりには、断れる作業が含まれていることも多い。
口車に踊らされて、無駄な出費をしないよう気を付けましょう。
断れない作業とは?
断れる・断れないを判断するには、車検の構造を知っておく必要がある。
車検でやらなければいけないのは、保安基準に適合しているかの確認と、法定費用の支払い。
具体的にはこのあたりが該当する。
ブレーキの効き・残量の確認
タイヤの溝・状態の確認
ライト・ウインカー・ワイパーの動作確認
排気ガス・騒音の基準適合
自賠責保険・重量税・検査手数料
これらは法律で定められた項目で、基準を満たさない状態では車検を通すことができない。
「推奨整備」に注目
見積もりには、2種類の項目が混在していることが多い。
車検に必要な作業
推奨整備・交換時期の目安として提案されている作業
後者は、義務ではなく提案だ。
「そろそろ交換時期です」
「念のためやっておくと安心です」
というトークが出たら、それは断れる可能性が高い。
断れる作業例
以下は、車検の合否に直接関係しない項目の例。
エアコンフィルター交換
保安基準とは無関係。自分でも交換しやすい部品で、1,000〜2,000円程度で買える。
ワイパーゴム交換
拭き取りが悪いと指摘される場合があるが、即不合格にはならないケースが多い。自分で交換しやすい。
バッテリー交換
電圧測定で「弱い」と言われても、始動できている状態であれば緊急性はないことが多い。自分で交換できる。
エンジンフラッシング
エンジン内部を洗浄する作業。効果がないとは言わないが、車検の合否とは関係ない。
燃料添加剤・インジェクタークリーナー
エンジンのコンディション維持として提案されることがある。これも車検とは無関係。
エアクリーナー交換
汚れていても、即不合格にはならない。自分でも交換可能な部品。
断るときの言い方
断ることに気が引ける人もいると思うが、言い方はハッキリきっぱりでOK。
「今回は見送ります」
「もう少し様子を見ます」
これだけで十分。
お店側としても、提案を断られることは日常的にある。
遠慮はいらない。
断ってはいけない作業の見分け方
何でも断ればいいわけではなく、下記は実施しておくのがおすすめ。
ブレーキパッド・シューの残量が限界に近い場合は交換
タイヤの溝が保安基準ギリギリの場合は交換
ブレーキフルードの交換
足回りのブーツ破れ・オイル漏れがある
これらは車検の合否に加え、走行中の事故に繋がる。
なんでも断るのではなく、内容を理解した上で判断することが大切。
迷ったときは「これは実施しないと車検に通りませんか?」と聞けばいい。
ちゃんとした整備士なら正直に答えてくれる。
合い見積もりを取ろう
「本当に必要な作業かどうか」を確認する簡単な方法は、別の店でも見積もりを取ること。
2〜3店に同じ車を持ち込んで見積もりを比較すると、必須の作業が分かりやすくなる。
どこでも同じ項目が出てくる作業 → 車検を通すために必要な整備
片方にしか出てこない作業 → 推奨整備
全店共通で「これは必要です」と言われたなら、素直にやったほうがいい。反対に1店だけが勧めてきた作業は、推奨整備の可能性が高い。
金額も比較できるので、安い方の店に頼めばいい。
「失礼では?」と思う人もいるが、遠慮なくやってほしい。
商売ってそういうものですから。
まとめ
車検見積もりは「全部やらないと通らないリスト」ではなく、必要な整備とおすすめ整備が混ざった提案書。
もちろん、ブレーキやタイヤ、ブーツ破れ、オイル漏れなど、安全や車検の合否に関わる部分はケチらず整備すべき。
一方で、今すぐ必要とは限らない整備を断ると、余計な出費を避けられます。
車検はお店任せにすると高くなりがちですが、少し内容を確認するだけで、数万円単位で変わることもあります。
わからないときは、遠慮せず聞く。
不安なら、別の店でも見積もりを取る。
必要な整備にはお金をかけ、不要な提案はきっぱり断る。
これだけで、車検費用は納得感のあるものになりますよ!
ほな、またね~
