2025年に聴いたHIPHOPの新譜10枚
自分は普段HIPHOPの音楽を聴く事が多いのだが、今年はこれまで以上にHIPHOPの新譜をたくさん聴いた年だった。
自分のメンタルの不調の影響で、Trap等のようなリズムの激しいHIPHOPから遠ざかり、MIKEやbilly woodsのようなリズムの音数少なめサンプリング中心のBoom BapやExperimental HIPHOPという括られ方をされている海外のHIPHOPを積極的に聴いていた。ラッパーの人となりにも興味が出て調べたりするようになり、MIKEをはじめ最近のラッパーがメンタルヘルスについてや自身の弱さと向き合うような曲を制作する傾向にあるというのを知れて親近感も感じるようになったのも大きい。
特によく聴いたのが以下の10枚
・Armand Hammer & The Alchemist / Mercy
・Preservation & Gabe 'Nandez / Sortilège
・Earl Sweatshirt / Live Laugh Love
・Aesop Rock / Black Hole Superette
・Navy Blue / The Sword & The Soaring
・Boldy James & Real Bad Man / Conversational Pieces
・De La Soul / Cabin In The Sky
・Tyler, The Creator / DON'T TAP THE GLASS
1番頻繁に聴いた、印象深いアルバムはbilly woods / GOLLIWOGで、不穏な音のコラージュによるトラックがかなり独特で映画からのサンプリングもあるっぽくて黒沢清のCUREのセリフも登場する。最初は難しく感じたがわからないなりに何度か聴いていく中で徐々に輪郭が見えて惹き込まれていった。このアルバムの良さがわかっていく事で他のアルバムや近い界隈の作品にも興味が出て色々聴くようになった。ElucidとやっているArmand Hammerの新譜も出たりArmand Hammerの参加しているPreservationもとてもよかった。好きになった作品に参加している他のラッパーの作品を聴くのはHIPHOPの楽しい所。
次にたくさん聴いたのがMIKEで、MIKEはこれまでも好きだったが、人となりを調べたら内向的な性格やマッチョ男性的な価値観に対する抵抗等、強く共感できる部分が多くより思い入れが強まった感じがある。リリースペースも早く完成度も高い作品連発していてまだ26歳というのがびびる。MIKEの仲間のNavy BlueとEarl Sweatshirtもそれぞれ新譜がめちゃくちゃよかった。皆今が一番よい状態な気がする。
すっかりアメリカを代表するスターとなったTyler, The Creatorの新譜は内省的な前作を経てのやけくそみたいな元気さが好きで前作とセットで聴いた。朝家事しながら聴く事が多かった。
今年というか去年くらいから新譜出しまくっているBoldy Jameshは頑張って全アルバム聴こうと頑張ったけど途中で断念。Real Bad Manのテンション低めのトラックとBoldy Jamesの低くつぶやくようなラップとの相性もよくて定期的に聴いていた。今年発表されたBoldy Jamesの新譜を数えたら10枚あった。どうやって作ってるんだろ…
Aesop Rockは最近までどういう人か知らずASAP rockyの別名かと思っていたが調べたら全然違いASAP rockyより先輩だったり2000年くらいからアンダーグラウンドシーンにいる人というのを知り新譜も聴いたらめちゃくちゃよくて他のアルバムも遡って聴いた。かなり凝った遊び心あふれるトラックとキレのあるラップの感じがEL-Pとかに近いなと思ったら一緒に作品出したりしていた。2000年前後くらいの人達の事全然知らないのでもうちょっと知りたい。
De La Soulの新譜hあ昨年Dave没後初の作品という事でトラック1から涙なしには聴けず。De La Soulのらしさそのままに今のHIPHOPになっていてとてもよかった。作ってくれてありがとうと思った。
HIPHOPは普通に聴くだけでも楽しいが、HIPHOPを構成する様々な要素を紐解く作業も楽しい。英語がわからず歌詞を調べないとわからないのが歯がゆい。もうちょっと英語わかるようになりたい。
