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累計500冊以上を販売しました

4年間でです…!!
タイトルからドーンと大きく出て申し訳ない、騙すつもりはないんだ。
ただ、地道にコツコツ、挫折と反省を繰り返し、なんで本を作るんだろうと自問自答してきた4年間、振り返ったら、結構頑張ってきた数字だと思うんです。
タイトルから大声で伝えたかった。ここまでの軌跡を聞いてほしいのですよ、もう、騙されたとか言わないで、待って…!


まずは、今回5月11日に行われた文フリ東京40の売り上げはいかに。

私が持って行ったのは、新刊『メリー・モナークin大原田』(以下メリモナ)を筆頭に、既刊4冊、合計5冊。
毎回悩むのは、何冊持っていくか。
売れ残りをスーツケースに詰め込む悔しさと切なさと心弱さは、メンタルをゴッソリ持っていくのを痛いほど知っている。見誤ってはならない。売り逃しを経験したことがないので、むしろちょっとしか持って行かないことでスッキリ出来るかもしれない。……否。印刷代金を安く上げたいという貧乏性な上、取らぬ狸の皮算用をするたちなので、自宅の在庫はうなるほどある。万が一売り逃しがあったら、それはそれでのたうち回るほどショックなはずだ。
過去の売り上げをジッと見つめる。
新刊なら? 東京なら? 既刊をどう見つけてもらう?
ひよっている私に、つるちゃんの叔母さんが言った。
「迷うな! 腕がちがれるギリギリまで持っていけ! 体力の限り持っていけ! 売り逃すな!!」
正確には頭に「お前はつる・るるるだろーーー!!」がある。とき子に言ったわけじゃない。
だけど、その言葉は私の胸をも豪快に揺さぶった。そうだ、私も修造と呼ばれた女。いや呼ばれてない、心に修造を飼う女である。出発する直前に、新刊5冊追加した。たった5冊の追加が死ぬほど重い。神様お願い、この子達が無事羽ばたけるよう力をください。

そんな祈る気持ちで
新幹線からみた富士山
美しい

そして開場。
本は、過去一番売れた。というか、過去一番読みが当たった。
新刊メリモナ、既刊エッセイ『にじいろの「はなじ」』『なけなしのたね』が完売。
さらに、『ツーベンリッヒは嘘をつく』『さよならあの日のロッテンマイヤー』は残数が2冊という快挙である。
ええ、一番聞きたいのは「何部持って行ったんよ?」ってところよな。
ちょっと待ってよdarling、完売の余韻に浸らせてくれ、一回味わいたかったんだ、完売の札を下げる売れっ子感…! 売れてからしばらくして、同じく完売の札を下げていたつるちゃんが「これ、下げちゃいます?」って言ったけど、私は「いやだ!しばらく完売ですって札を貼っておきたい!」と片付けを拒否。子供か。

では、待ちくたびれたdarlingに売り上げ冊数をお知らせです。

メリモナ 27冊(見本誌2冊含む完売)
にじはな 6冊(見本誌含む完売)
なけなし 5冊(完売)
ロッテンマイヤー 9冊(残数2)
ツーベンリッヒ 9冊(残数2)

計56冊。
既刊の冊数少ねwって思った人いませんか? いませんね? (竹刀片手に)
にじはなとなけなしは、ほぼ知り合いの手に渡っている。なので、手にしていただけるとしたら、最近やりとりをさせていただいているか、全くもってのご新規様。まず、ペラペラとめくっていただく、ただそれだけをしていただくのも、マックスのエネルギーを振り絞ってます。稀に「前回買って面白かったから、今回は持っていないものを」と買ってくださる方がおりますが、もはやお客様通り越して神様。本当は抱きつきたいのを堪えてます。
特に、にじはなについては、この1冊だけが800円というのもあって、私のラインナップ的にはご新規様には手に取ってもらいにくい。今回は、それも踏まえて、売るための帯もつけました。それが功を奏したのかどうかは分からない。
たった数冊。これに泣かされて、知恵を絞って、自分の力量と宣伝力を何度も何度も見極めて、やっとたどり着いた完売でした。
盛大に余韻に浸らせてくれてありがとう……!

タイトルの意味の分からなさと、
説明のしずらさに苦戦
ここはもう、帯に説明してもらう


そして面白いのは、短編集のツーベンリッヒとエッセイ集のロッテンマイヤー。
両方お買い上げの人はあまりおらず、エッセイ好きと小説好きにぱっくり分かれている様子なのに、結果は全く同じ。自宅にある在庫数もほぼ同じように減っていく。まるで両方が両方の応援をするみたいに、交互に、交互に売れていく。これは、私の力以外の力が働いているのだろうなと、上空にそっと手を振ってます。(挿絵の橘鶫さん・KaoRuさんは大体、つるときブースの上空にいます)

メリモナに関しては、ある程度お取り置きの連絡をいただいていたので売り上げの見込みは立っていたものの、それでも大幅に予想を超えることができたのは、表紙を担当してくれた、玉三郎さんの宣伝効果も大きかったと思います。
「Xで絵を見ました」「玉三郎さんのあとがきイラストが楽しみで」
そんな言葉を聞くと感謝の気持ちが込み上げる。売れてるよ玉ちゃん!玉ちゃんの絵の力が人を動かしているよと心でガッツポーズ。

玉ちゃんのイラストも一緒に撮影
販売する時は、
イラストに興味を持って頂いた方に
お見せするスタイル
POPが分かりやすいと
褒めていただきました
前日突貫で作ったけど
うまくいったみたい!

つる・るるるファンのお力添えも多かったです。つるちゃんめがけて来た方に「よかったらこちらも目を通してくださいませ」とチラシを差し出す。つるちゃんの宣伝を見て「存じ上げてますよー! じゃあこれ買ってみます」と購入してくれる方もいらっしゃる。
ものすごく感謝した上で、いつも思うのは、ここから次に繋げられるか。それともお付き合い購入で終わるのか。
それは覚悟した上でチラシを渡してます。真剣に読書してる方達の反応は正直。
ちょっと前の私なら、「やったー!あわよくばで購入してもらっちゃった!」などと思っていたし、「でも、面白くねぇなって思われてるかもしれない」と卑屈になったりもしてました。

話は過去に戻ります。

過去の文フリ大阪12です。
ここで私は、横っ面を張っ倒された気分になりました。
特に何があったわけではないのです。ただ売れ残った冊数が多かった、単純な話です。
当時のにじはな、なけなしの売り上げについては、今回とほぼ同数。
だけど、とき子の即売会の歴史(大袈裟)を語る上では、大阪前、大阪後では、売り上げでなく気持ちが大きく分かれます。

売り手としての覚悟の圧倒的な足りなさ。
売るための準備の足りなさ。
つるちゃんや、note仲間に甘えて「楽しかったらいいじゃない?」と思っていた自分。

なんのために紙の本にするのか。
お金を取るというのがどういうことか。
そこをあまり考えていない自分に初めて気がついたのが大阪でした。
暑苦しくてごめんなさいね、元の性格が泥臭いのです。

あわよくばで買ってもらおうなんて甘さは、一緒につるときとして販売しているつるちゃんに対しても、買ってくれる人に対しても失礼だとこの時はっきり気がつきました。
だって、つるちゃんは、最初っからずっと真剣だった。
買ってもらえなかったら勝手にしょんぼりするくせに、「つるちゃんは才能あるからさー」などと逃げ道を用意して、自分の作品を大切にしてなかった。
責任を持つというのは、売れた売れない以前の問題。
ダンボールにパンパンに詰まった在庫全てを、同じ熱量で扱う。
本に携わってくれた方への献本と、両親へのプレゼントをのぞいて、どんなに近しい友人にも、必ずお代を頂いてます。「つまらないものですが」そんな気持ちで金を取るなと思いました。
いや、実際つまらないものだと思う方もいらっしゃるだろうが、そこはもう、今持ってるものの限界です。本になってからどんなに恥ずかしがってもどうしようもない。紙にしたのは私だから、そこも引き受けなきゃいけない。

大阪後に心に誓ったのはこの3点
・自分を過大評価しない
・卑屈にならない
・自信を持って商品説明をする(その上で断られても絶対落ち込まない)


暑苦しいなと思う方もおられるでしょう。私が一番思ってます。ただ、そうやって試行錯誤してあきらめず売り続けた結果が、500冊という数字になったのだと思います。正確にはあと数冊で600冊!
これは、文フリ、zine fest そしてネット販売のSTORESを含みます。
とき子個人の数字としては、あまりにも大きな数字だと思ってます。
母親が独自のコミュニティーで勝手に即売会してるのも強みです。中学時代の先生から「本を購入しました」と手紙が来たときは腰が抜けそうになりました。母が一体どこでどうやって販売活動しているのか、全くもって謎。2、3割は母の力添えあっての数字です。

これでもまだ在庫があるんだから、一体どういう計算で発注してるんだよ!?って思います。なけなしのたねは2刷り目、いよいよ在庫が8冊になりました。もう流石に刷らないです。
他、全て、在庫がなくなるまで頑張りたいと思ってます。(おおよそ各3、40冊の在庫といったところ)

いつも見守ってくださる方、そしてご購入いただいた方、応援してくださっている方に心から感謝しております。本当にありがとうございます!


これが文フリレポかと問われれば、個人的な売り上げのみの話でございますが、他、楽しかったことについては、また書くか書かぬか、とにかく濃くて楽しい2日間を満喫して来たことをここにお伝えして。
本当にありがとう、東京。
ありがとう文フリ。
ありがとうみなさま!
そして、ありがとう、頑張ってきた私!


STORESはこちらになります。
送料210円かかります。
今後の予定は、文フリ札幌、文フリ大阪、抽選しだいで文フリ香川に参加予定です!









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